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11月18日に宝塚を退団した、宙組の伶美うらら(れいみうらら)さんの退団後の初仕ステージが発表されました。
2018年1月10日、大阪・梅田芸術劇場『越路吹雪トリビュートコンサート』です。 今日はこのニュースをお届けます。
伶美うらら出演の『越路吹雪トリビュートコンサート』
2017年3月に東京・日生劇場で『越路吹雪三十七回忌特別追悼公演 越路吹雪に捧ぐ』が開催されました。
越路吹雪さんの37回忌であり、越路吹雪きんを支え、また数多くのシャンソンの訳詞を手がけた岩谷時子氏の生誕100周年というタイミングでの開催でした。
この時のコンサートはチケットが完売。
往年のファンから若い宝塚ファンまでが押しかけたそうです。
そして・・・ 今回、退団したばかりの伶美うらら(れいみうらら)さんが参加すると発表された『越路吹雪トリビュートコンサート』は、越路さんがよく出演していた旧梅田コマ劇場(立て替え後が現在の梅田芸術劇場)に場所を移しての開催決定になったようです。
(出典:梅田芸術劇場公式サイト)
開催日時 | 2018年1月10日(水)13:00 /17:00 |
総合演出 | 植田紳爾 |
出演者 |
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チケット |
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越路吹雪トリビュートコンサートに咲妃みゆ、伶美うららが参加(オリコン) – Yahoo!ニュース on @YahooNewsTopics https://t.co/Bsbw6Wmgnj pic.twitter.com/v8bmY0lfon
— 桜木星子 (@seiko_sakuragi) 2017年11月21日
出演者は昭和の大スター・鳳蘭(おおとりらん)さんを筆頭に、宙組初代トップスターの姿月あさと(しづきあさと)さんら多くの男役トップスターという、そうそうたるメンバー!
加えて今年退団したばかりの元雪組トップ娘役・咲妃みゆ(さきひみゆ)さん。
この豪華な上級生達に混じっての、伶美うららさんの退団後の初コンサート出演は華々しい第二のデビューと言ってよいでしょう。
越路吹雪とは?
越路吹雪さんは宝塚の元花組のトップスターで、退団後は日本を代表するシャンソン歌手として活躍されました。
1980年に他界。
彼女の人生は今までにも数多くドラマ化され、2018年1月から新たに瀧本 美織さんが挑戦することがちょうど話題になっています。
越路吹雪さんの略歴を簡単に紹介しておきましょう。
越路 吹雪(こしじ ふぶき) | |
宝塚歌劇入団 | 1939年 |
退団年 | 1951年 |
入団期 | 27期生 |
入団時席次 | 73番/93人中 |
初舞台 | 月組公演「宝塚花物語 |
出身地 | 東京都千代田区麹町 |
出身校 | 長野県飯山高等女学校 |
生年月日 | 1924年2月18日 |
芸名の由来 | 父親が名付け親、 |
愛称 | コーちゃん、コッシー、旧姓の河野(こうの)に由来する |
本名 | 内藤 美保子(旧姓;河野) |
宝塚を退団後は、エディット・ピアフに感銘を受けてシャンソン歌手として活躍。
「(日本の)シャンソンの女王」と称されました。
越路さん役を元月組トップスターの天海祐希(あまみゆうき)さんが演じた、TVドラマ「越路吹雪・愛の生涯~この命燃えつきるまで私は歌う」は、ご覧になった方もいらっしゃることでしょう。
伶美うららの活躍は?
退団後の初仕事はどの生徒さんも注目されるものです。
でも伶美うららさんがコンサートでデビュー?
少し意外な気がしました。
「歌があれれ・・・」と評され、あの美貌に歌唱力さえあればトップ娘役は間違いなかったとも言われているからです。
でも、伶美うららさんはファルセット(裏声)に難点があったものの、歌えない訳ではありません。
シャンソンは伶美うららにあっている?
このニュースを知った時に管理人・すみれ子はそう思いました。
奇しくも1月10日は、お隣のシアター・ドラマシティでは愛月ひかる(あいづきひかる)さん主演の『不滅の棘』を公演中。
偶然かもしれませんが、宙組の上級生達にも見守られての第二の活動スタートのように感じられます。
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