ほぼ日刊!
宝塚にまつわる日々のニュースを配信中
■ 2017年3月のまとめ
■ 2017年2月のまとめ
雪組、次期トップ望海風斗&真彩希帆お披露目作品
昨日(3月17日)に雪組次期トップが決定した望海風斗(のぞみふうと)さん、真彩希帆(まあやきほ)さんの宝塚大劇場、東京宝塚劇場でのお披露目公演の作品が発表になりました。
『ひかりふる路 ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』『SUPER VOYAGER!』の二本立てです。
最近はトップお披露目公演というと大作の一本立てが多いですね。
例えばこの2〜3年では
花組、明日海りお(あすみりお)さんは『エリザベート』
星組、紅ゆずる(くれないゆずる)さんは『スカーレットピンパーネル』(現在公演中)
宙組、朝夏まなと(あさかまなと)さんは『王家に捧ぐ歌』
トップお披露目公演=大作一本立てではありませんが、
次期雪組トップコンビは歌えるトップコンビゆえにファンの間で「最近上演がない『ファントム』ではないか・・・?」
そう囁かれていました。
しかし予想を裏切ってのオリジナル2本立てとなりました。
ひかりふる路 ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜
マクシミリアン・ロベスピエールといえば誰もが知る、フランス革命の中心人物であった人です。
またフランス革命物?と宝塚ファンとしては、いささか眉をひそめそうですが、それを佳作に仕上げてくれることを作・演出の生田 大和氏に期待したいものです。
何せ・・・
宝塚の有名作品でフランス革命を扱ったり、革命が背景にある作品は多い!
有名どころだけでも
- 『ベルサイユのばら』
- 『1789 -バスティーユの恋人達』
- 『スカーレット・ピンパーネル』
- 『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』
- 『眠らない男・ナポレオン —愛と栄光の涯(はて)に—』
宝塚バウホールなどで上演された作品も含めると作品の数はかなりあることでしょう。
それでも革命家を描く作品は珍しいかもしれませんね。
ロベスピエールという人物がどう掘り下げて描かれるのか?という意味では興味が湧いてきそうです。
そのロベスピエールを演じるのは望海風斗さんだと言って間違いはないでしょう。
個人的には望海風斗という生徒さんには
クールな外見の中に熱い炎というイメージを抱いていますので似合いそうな気がします。
志を一つに共に立ち上がった仲間達との絆、そして彼の信念を支えたロマンス。その青春を賭し、理想に燃えた一人の青年が革命へと邁進する姿を通し、彼が掲げた「自由・平等・博愛」に込められた想いを紐解き、人類の歩むべき路を問いかける歴史ミュージカルです。
(出典:宝塚歌劇団公式サイト)
ロベスピエールは史実では生涯独身であり、
内縁の妻同然だったと言われる女性が一人いるとされています。
となると・・・
相手役で同時にトップ娘役に就任する真彩希帆さんの役どころは、その女性なのか?
もしくは全く架空の人物になるのか・・・?
気になりますね。
人類の歩むべき路を問いかける歴史ミュージカルという点でも、甘いロマンスよりメッセージ性の高い作品になる可能性も伺えます。
トップお披露目公演はトップに就任するお二人はもちろんのこと、ファンにとってもドキドキするわけですので、この点でもまずはお二人にふさわしい作品を期待したいです。
『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ-
このショーにはサブタイトルとしてレヴュー・スペクタキュラーと記されていました。
スペクタキュラーって何?と調べてみたら
spectacular 即ち 壮観なさま、はなやかなさま だそうです。
要するに「華やかなレビュー」っていうことですね。
「VOYAGER(ヴォイジャー/航海者)」をテーマに、望海風斗のトップスター就任と新生雪組の「船出」を盛大に祝福する颯爽絢爛なレヴュー作品。
豪華客船の出航をイメージした躍動感溢れるプロローグに始まり、「望(HOPE)」「海(OCEAN)」「風(WIND)」「斗(BIG DIPPER)」と新トップスターの名前にまつわる場面を中心に、未来への希望に満ちた場面の数々で構成。
(出典:宝塚歌劇団公式サイト)
↑↑これを読むと、もはやサヨナラ公演なみの凝った作りが想像されます。
満を持しての望海風斗トップ就任おめでとう!感が感じられて、これはこれで頼もしいです。
東京宝塚劇場での公演は?
この雪組次期トップお披露目公演は
宝塚大劇場は2017年11月10日(金)~12月15日(金)と日程もすでに発表済みです。
しかし・・・
東京宝塚劇場でのお披露目は、2018年1月~2月の予定であることしか分かっていません。
一瞬、あれ?東京公演はないの?
と思ってしまいましたが、よく考えればまだ2018年の公演スケジュール自体が発表になっていないので、おそらく大まかな期間は決まっているのでしょう。
通常なら東京は1月2日が年頭の公演初日になりますが、その辺りがまだ微妙なのか、もしくは他の公演がらみで千秋楽がはっきりしないかのどちらかである可能性が高いのだろうと思っています。
今年は既にトップスターだけでも、退雪組・早霧せいな(さぎりせいな)さん、宙組・朝夏まなと(あさかまなと)さんの二人が退団発表済み、逆に月組・珠城りょう(たまきりょう)さん、星組・紅ゆずる(くれないゆずる)さんがトップ就任。
そして望海風斗(のぞみふうと)さんもトップ就任とお披露目作品が発表されて、これで今年いっぱいは退団・・・の文字にハラハラしないですむのかしら?と思っています。
↓↓【関連記事】 |
「宝塚ニュース」では宝塚の情報をメインに
時々OGさんの話題も交えながら
ほぼ日刊最新情報を更新中です。
■ 2017年3月のまとめ
■ 2017年2月のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント