宙組、実咲凜音大劇場卒業『王妃の館』『VIVA! FESTA!』千秋楽、さよならショー観劇

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実咲凜音と朝夏まなと

実咲凜音(みさきりおん)さんが、朝夏まなと(あさかまなと)さんと出会ったのは、2009年の初舞台後に配属された花組です。

そして2010年、研2で朝夏まなとの宝塚バウホール、日本青年館公演主演作の『CODE HERO/コード・ヒーロー』で相手役に抜擢されました。

 

そして宙組への組み替えも朝夏まなとと同時の2012年。

舞台を観ている限り、みりおんは非常に頭のよい人なので容量の良いタイプかと思いきや、ご本人は「非常に不器用」と自身を評価しています。

千秋楽の最後の最後のカーテンコールで

すでに下りた緞帳前にまぁ様と二人でカーテンコールにこたえたみりおんは

「最後までどうぞよろしくお願いします」とまぁ様に言っていましたが、

なるほど台詞以外ではこうものんびり喋る人なのだ・・・と今更ながらに気づきました。

不器用というのも頷けるところがあるかもしれません。

 

 




 

花組時代にまぁ様と出会ったみりおんも、まさかその人が将来相手役になり、自分を送り出してくれるとは想像もしなかったでしょう。

 

もちろん、みりおんは凰稀かなめ(おうきかなめ)さん時代も実力ある娘役として頑張っていました。

でもコンビとして見た時に、個人的には「まぁみり」とファンが呼ぶ、朝夏まなとさんとのコンビが、より素敵に感じられました。

逆に朝夏まなとが生き生きと輝いて男役として充実期を迎えたのは、どこかに実咲凜音とのコンビによる力もあるのか?とも思います。

 

4月30日付で一足早く退団する「相手役というより同志という存在」のトップ娘役・実咲凜音(みさき・りおん)には、ほかの宙組生より先に報告した。「彼女の退団公演中の発表になるので『ゴメンね』と伝えたら『そんなの全然気にしないでください』と返されました」。ファンに愛された“まぁみりコンビ”は同時退団とはならなかったが「時期はズレてしまったけど、実咲が一人の舞台人として卒業する姿を見たかった。私は私で、自分の宝塚人生に区切りを付けたいと思った」と説明した。

(出典:スポーツ報知 2017年3月8日

 

それは上記の朝夏まなとさんが自身の退団記者会見の中で語った言葉「相手役というよりどうしという存在

にも感じられることです。

 

千秋楽の出

トップスターさんが卒業する時、

千秋楽には宝塚大劇場の中央ゲートから出てこられてファンの皆さんに挨拶をされるのは知っていましたが、

トップ娘役さんも同じく中央ゲートから出てこられるのですね。

これは初めて知りました。

 

 




 

みりおんの姿を宝塚大劇場で観ることはもうありません。

そう思うと寂しいものですが、彼女が残してくれたたくさんの舞台の思い出はずっと心に残ることでしょうね。

 

まとめ

3月6日に実咲凜音さんが宝塚大劇場を卒業し、それを見送る舞台のまぁ様は切ないだろう・・・と思っていましたが、

翌日(3月7日)にその朝夏まなとさんも、2017年11月19日の東京宝塚劇場公演『神々の土地』『クラシカル ビジュー』の千秋楽をもって退団することが発表されました

あぁ、やっぱり・・・と思うと同時に、宙組の一時代の終わりを感じます。

 

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しかし『王妃の館』『VIVA! FESTA!』は東京宝塚劇場での公演があります。

それに11月19日まで、まだまだ半年以上。

初日から徐々に力が抜けて『王妃の館』『VIVA! FESA!』も作品としてまだ進化していくことでしょう。もちろんみりおんも!

そしてこれから・・・

男役の集大成を作り上げていく朝夏さんと、今の宙組がより輝くことを祈っています。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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