宝塚ファンクラブFCの代表さんは何をする人?代表の仕事は何?

宝塚コラム

昔の代表さんは・・・

まだ私設ファンクラブが今のように組織化されず、有志のファンの集まりだった頃はファンのリーダー的な存在は「代表さん」ではなく「幹部さん」と呼ばれていました。

トップさんや路線の男役スターさんには、この「幹部さん」の他に、車での送り迎えと家事をする人がたいていはいらっしゃいました。

そして「幹部さん」はチケットの申し込みの取りまとめやお茶会の手配など、ファンと生徒さんの取り持つようなお仕事をされていたように記憶しています。その点は今と同じですね。

宝塚の私設ファンククラブFCと昔のファンクラブと違う点

でも当時はチケットを生徒さんに取り次いでもらうことが「生徒さん(会)への貢献」という考えもありませんでしたし、同じ生徒さんのファン同士が集まって、できることをお手伝いしているというイメージでした。

 

今の代表さんは会社経営者?

管理人・すみれ子が宝塚ファンに復帰したのは、約10年前のことです。最初は観劇のみでしたが、それでもチケット出しをされている代表さんやスタッフさんが目に止まりますね。

あの人達は何なのだろう? と当時は思いました。

そして少しずつ今の組織化されたファンクラブ(FC)のことがわかってきて思ったのは「これはファンクラブという名前の会社組織だ」でした。

 




 

トップスターさんクラスになると会員の数も膨大。

2,000人収容のお茶会会場がいっぱいで、お茶会のお断りもあったという噂も耳にしますので、その会員数は想像がつきません。もちろん会員数が公開されることはありませんので、あくまで憶測ではありますが、前述の数字だけでもかなり大きめな会社の社員数です。

その会員さんだけでなく、生徒さんと関わりのある方達全てに公演の案内状を送って、回収、集計をして、もちろん会計も行うとなると、雑用事務作業の他にチケット代の徴収と支出を管理する訳です。これはちょっとした会社並みの規模と想像できるのです。

それを卒なくこなすには相当なスキルが必要なのですから、あっぱれな存在ですね。

まだ若手でそれほど会員数の多くない生徒さんでも、個人経営の会社程度の仕事ぶりは必要です。

非公認の私設ファンクラブとはいえ、まさに組織化により代表をされる方に資質が必要な時代なのかな・・・などと思うこともあります。

 

まとめ

以上、代表さんの主なお仕事に管理人の私的観察を交えてまとめました。

代表さんやスタッフさんは、全くのボランティアであると言っても過言ではありません。

OLや主婦として、一般の人達と同じような日々を送りながら、本来ならばマネージャーがいてやってくれるような仕事を代行しているとも言えます。

一般ファンも時間とお財布のやりくりで観劇したり、入り出待ちしたりするのも、生徒さんが「好き」という愛からだと信じていますが、代表さんやスタッフさんも気持ちは同じなのだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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