楽屋では楽屋着!
お化粧をする時、
あるいは休憩時間は何を着ているの?
といえば楽屋着ですが
普通の舞台俳優さんはガウンや浴衣で過ごされる方もいますが、
宝塚では通称「てるてる」とよばれる楽屋着を使用しています。
間違っても、衣装のままで化粧前に座ることはないそうです。
「てるてる」って何と思われるでしょう?
てるてる坊主に似ていることから宝塚では
楽屋着=てるてると呼んでいます。
↓↓宝塚の楽屋着=てるてる
(出典:http://item.rakuten.co.jp/)
上のてるてるは肩紐がついていますが、
生徒さんの好みで肩紐なしもあり。
着用すると・・・
(出典:http://blog.puppetry.secret.jp/)
こんな感じになります。
この形だとデコルテまで化粧する場合に便利で
また衣装に着替える時にも着替えやすいのだとか?
そういう点でジェンヌさん以外にも
バレエやダンスの発表会用に使う人が多いそうです。
おかもちって何?
宝塚で「おかもち」って何のこと?
と思いますね。
「おかもち」でひらめくのはラーメン屋さんの出前のケースですから。
宝塚で「おかもち」と呼んでいるのは
(出典:http://item.rakuten.co.jp)
こんなカゴのことです。
宝塚の舞台では楽屋でお化粧をする以外に
早替わりで舞台袖などで
化粧直しをすることがあります。
そういう時に必要な物をこのカゴに入れて
化粧替えをするための場所に置いておくのです。
このカゴもリボンやフリルで綺麗にデコレーションされた物を
ジェンヌさんは使われるようです。
誰が用意するのか?
宝塚大劇場へ向かう途中で
こんなフリルグッズにあふれたお店が目に止まることがありますね。
そういうお店で販売されています。
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またネットでオーダーを受け、
細かく好みを聞いて作ってくれるプロもいらっしゃいます。
しかし・・・
ほとんどは古くから生徒さんを応援しているファンが
手作りしてプレゼントをしています。
これも宝塚愛ですね。
化粧前にもある上級生、下級生
宝塚の楽屋は詳細は知りませんが
特別出演の専科生や組長さん、副組長さんなどが使用される
幹部部屋と呼ばれる楽屋と
大部屋に学年順に分かれていると聞いたことがあります。
それ以外にどんな化粧前を使うか・・・
これにも「学年」が関係しています。
それは素材。下級生はすべてコットン製でなくてはなりません。
上級生(目安は研5)になるにつれ、サテンやベロア、モアレといった
上質で見栄えのする生地を使えるようになります。
(出典:KANSAI WOMAN)
厳しい縦社会の宝塚なので
何事も下級生は控えめに・・・
ということなのかもしれませんね。
↓↓4. 退団公演の化粧前 / まとめ
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