宝塚、スターが休演するとどうなるの?代役のシステムって?

宝塚コラム

2015年花組東京公演『新源氏物語』

 

紫の上  桜咲彩花  城妃美伶 (新人公演の役)
雲井の雁  城妃美伶  春妃うらら (新人公演の役)

 

桜咲彩花(おうさき あやか)さんの休演に伴う代役でしたが、上述の配役におさまるまで、変更があったと耳にしましたが、その詳細は残念ながらわかりません

 

2014年宙組大劇場公演『白夜の誓い』

 役名  本役  代役
ベールヴァルド  凛城きら  実羚淳 (新人公演の役)

凛城きら(りんじょうきら)の休演に伴い、新人公演で同役を演じる実羚淳(みれいじゅん)さんが演じました。

この公演はリピートで観劇したので、凛城きらさんが舞台復帰後も観劇しましたが、しっかり演じていたとはいえ実羚淳さんよりやっぱりりんきらさん(凛城)だな、お芝居が上手いと思いました。

比べてはいけないのですが、本役上級生の芝居の力を知ることができました。

 

2013年雪組大劇場公演『 Shall we ダンス』

 

 役名  本役  代役
アルバート  未涼 亜希  彩凪翔
ポール  彩凪翔  帆風成海
ダンス教室の生徒  帆風成海  凰いぶき

スターである 未涼 亜希(みすずあき)さんの怪我による休演でした。

この時は大劇場初日前に未涼 亜希さんの休演が発表されていたように記憶しています。

そのため代役の彩凪翔(あやなぎ しょう)さんもプレッシャーはあれど、比較的準備期間はあったかもしれません。

彩凪翔さんが役を動いたために、 帆風成海(ほかぜ なるみ)さん、そして帆風成海さんの役に凰いぶき(おう いぶき)さんと役が動きました。

 




 

2009年宙組大劇場公演『カサブランカ』

この時も宙組内にインフルエンザが蔓延したという噂がありましたが、最大10人程度の休演があり、数人が舞台復帰すると、また別の数人が休演。

綱渡りのような公演だったかもしれません。

 

忘れらないトップスターの休演&代役

1970年代の宝塚を代表する雪組トップスター・汀夏子(みぎわなつこ)さんの休演でした。

トップスターが休演をするというのは、非常事態です。

その時公演を偶然に観にいっていて本当にびっくりしました。

多分1977年の『鶯歌春』と『マンハッタン・ラグ』だったように記憶していますが、間違っていたらごめんなさい。

鶯歌春』はこの汀夏子さんより2年下の常花代(つねはなよ)さん、

ショーは4年下で現在宝塚歌劇団の振付家でもある尚すみれ(しょうすみれ)さんが努めていらっしゃいました。

今のように携帯電話があるわけでなく、親しい生徒さんの家で一緒に食事をしていた時に「汀夏子さんが翌日休演」という連絡が入り、その後のことは覚えていない・・・・という話を後日されていたのですが、お二人ともプレッシャーの中で「舞台を作る」ことに全力で尽くされていた光景が思い出されます。

 

↓↓3. あるある代役裏話  / まとめ

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