宝塚の恋愛事情
ここ最近では2016年9月に退団された、87期の萌花 ゆりあ(もえか ゆりあ)さんは、寿退団でした。
これは東京宝塚劇場の千秋楽に、同時退団する同期の龍真咲(りゅうまさき)さんが、舞台上で明らかにされて話題になりました。
「寿退団」というのは、宝塚歌劇団を退団後すぐに結婚することを意味します。一般の会社で働くOLさんの寿退社と同じですね。
このような場合は、在団中から男性とお付き合いされていたはずですが、萌花 ゆりあさんも、退団のその日までそんなことは全く明らかにされていませんでした。
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トップスターの恋愛ならば・・・?
萌花 ゆりあさんは娘役さんですから、もしも「寿退団」の噂が会ったとしてもファンも「良いお嫁さんになってね」と暖かく見守ったことでしょう。
でもそれが男役トップスターの場合なら、どうでしょう?
過去の二人のトップスターさんの恋愛と結婚事情を紹介します。
稔幸さんの場合
2001年10月に退団された、当時の星組トップスター・71期生の稔幸(みのるこう)さんの場合『ベルサイユのばら2001』が退団公演。
東京宝塚劇場千秋楽には本物の白い馬に乗って、文字通り「白馬の王子様」として楽屋入りされたことは、未だに伝説のように語られています。
そのノルさん(稔)は、なんと・・・
退団後1ヶ月で一般男性の結婚された時は、退団よりもショッキングでした。
ついこの間まで、格好いい男役スターだったノルさんが結婚???
ファンもびっくりな出来事。
でも、結婚式の準備を極秘に進めるために、ノルさんも周囲のみなさんも本当にご苦労されたようで、それは「清く、正しく、美しく」の精神で男役を極めるノルさんなりのタカラジェンヌとしての在り方、ファンへの思いやりだったのでしょう。
ノルさんは昨年、結婚15周年を迎え、今年16年目も同じレストランでご夫婦で食事をされたそうです。
スーパー主婦として、母として、時々は舞台人としてファンの前に出てくださっています。
麻路さきさんの場合
星組トップスターだった、69期生の麻路さき (あさじ さき)さんも、1998年に『皇帝/ヘミングウェイ・レビュー』を最後に日系ブラジル人との結婚のため退団されています。
麻路さきさんが、稔幸さんのように結婚を秘密裏にされていたかどうかは、わかりませんが、
- 実はお見合い結婚だった
- 退団後、1週間でブラジルで結婚した
と言われています。
タカラジェンヌも結婚観はそれぞれ違いますから、そういうトップスターさんもいるんだなぁと思いますが、遠いブラジルに嫁ぐ決心をして速攻行ってしまう点にバイタリティーを感じますね。
麻路さきさん、稔幸さんともにお子さんにも恵まれ、今も家庭を守りつつ、舞台やコンサートのお仕事もされています。
あるある・・・なお話
タカラジェンヌのファンへの気遣いとして、なるほど「あるある」と思われること。
それは絶対に男性と一緒に歩かないことです。
それはたとえ親や兄弟であってもなのです。
ある下級生のジェンヌさんのご兄弟が、遠路宝塚まで来られることがありました。
「妹よ、道がわからないから駅まで迎えに来てくれないか」
とお兄さんが言ったとしますね。
一般人の感覚ならば、妹が兄を駅まで迎えに行くことは別段当たり前のことです。
その時、下級生さんは「お兄さん、私がお兄さんと一緒に宝塚の街を歩くことはできない」と断ったそうです。
これもまたファンに誤解を与えないための、ジェンヌさんの気遣いですね。
↓↓3. 有名、著名人と結婚したタカラジェンヌは? / なかなか結婚できない? / まとめ
コメント
昔は在団中にお見合いをした話もありますね。
高汐巴さんはお見合い相手にいい所を見せようと、新人公演の主演舞台にお相手を招待したら「そんな立派な方を貰うことは…」と断られたと岸香織さんの著書で読みました。
彩風さんの主演舞台を観に行った時に、お隣に座った方が高汐さんファンで「今もお綺麗で活躍してます」とおっしゃってました。汀夏子さんも元気で活躍されてるそうです。
岸さんの「聞いてちょうだい、こんな話」は好きでした。
ちはるCLUBさん
岸さんの「聞いてちょうだい、こんな話」!
素晴らしい文才あり、舞台でも存在感のある懐かしい岸香織さんのお話が出て嬉しいです。
退団理由は「結婚のため」「結婚準備のため」の二つしかなかった時代もあり、楽屋日記や諸々の『歌劇』のコーナーでも「結婚したい」と囁く男役さん達の言葉がフツーに掲載されて居ましたね。
今は・・・そういうのもNGなのかなぁ?と勝手に思ってます。
残念ながら×が付いた方も多いですね。
ちはるCLUBさん
ここに記載していない方にもいらっしゃいますね(–;)
人生色々・・・です。