『シトラスの風』初演出演OGジェンヌさんの観劇会
5月19日15時半公演。
東京宝塚劇場のロビーには「この方達はひょっとするとOGジェンヌさん?」
そう思われる方を多数お見かけしました。
ロビー一階の階段でグループ写真を撮られている人達も、どう見ても一般ファンには見えない・・・。
そう思いつつも、初演当時を知らない管理人・すみれ子。
ふーん・・・と思いつつ劇場内へ。
OGジェンヌさんと思しき方達は数人ずつ、上手側の席にご着席でした。
お芝居『天は赤い河のほとり』は無事終了。
30分の幕間休憩を挟み、『シトラスの風 -Sunrise-』の開演アナウンスと共に、客席がミラーボールで照らされてイントロの音楽が流れ出した途端・・・!
客席下手側で「おぉーーーーーーーーーーー!!」という歓声が上がりました。
その時に「OGジェンヌさんと思しき方達が多数ご観劇」ということに気がつきました。
↓↓宙組創設時、初代宙組組長の大峯 麻友(おおみね まゆ)さん
昨日は宙組の大・大・大同窓会だったのです!68名で公演を観劇。その後現役さん10数名参加の総勢132名の宴会。私は観劇時から泣きっぱなし(≧∀≦)感動の1日でしたー 宙組の縦の糸が繋がった気がする!!#宝塚 #OG #宙組 #同窓会 #シトラスの風 pic.twitter.com/D8EJw1hN7M
— Mayu Ohmine 大峯麻友 (@mayu_ohmine) 2018年5月20日
なんとこの時の観劇は総勢68名だったのですね。
すごい人数の、すごいメンバーさん達の観劇会。
そんな場に立ち会えた、管理人・すみれ子はレアな幸せ物かもしれません。
↓↓初演にご出演の宙組OGさんの声
シトラスの風のプロローグでは懐かし過ぎて、テンション上がり、明日へのエナジーでは感極まりました
20年も前の事ですが、蘇るものですね。
感覚とか記憶とか。あの場にいるような錯覚すら覚えました。
(出展:https://www.instagram.com)
↓↓元宙組娘役さんの愛花ちさきさんもご観劇だったようです。
昨日は、宙組OGによる観劇総見&宙組生誕20周年パーティーというとっても素敵な会に参加させて頂きました
宙組ファンだった私は初演の「シトラスの風」をもちろん客席で観劇していて、入り待ちも出待ちもする様な熱狂的宙組ファンだったのですが
その時出演されていた上級生の皆様と、私自身も中日公演で出演していた「シトラスの風」を観劇するという
もう、言葉では言い表わせない位の様々な思いがありました
(出典:https://ameblo.jp/)
そして・・・
『明日へのエナジー』が終わった時は、毎回拍手の嵐ですが、このときは客席の盛り上がりも半端ありませんでした。
舞台が暗転になるかならないか、その時から歓声もすごいし、拍手も鳴り止まず。
宙組という新しい組が誕生するにあたっては、やはりご苦労もあったような昔話はファンの間でも語り継がれるかのように耳にします。
この観劇会に参加されていた、元宙組のOGジェンヌさん達の中にもその当時の思い出が溢れたことでしょう。
伝説的にシーン「明日へのエナジー」が今、再び光り輝き、宙組の伝統を引き継いでいることへの喜びもあったかもしれません。
↓↓雪組でトップスターになった水夏希さんが幹事役でしょうか?
(出典:https://ameblo.jp/)
観劇会の後は某所で宙組発足20周年の大同窓会があったようです。
ファンとして観劇する立場、舞台で活躍されていた宙組出身のOGさん。
立場は違いますが、作品がどうのこうの・・・
そんなものを越えた懐かしい想いは、いつまでも心に残るのでしょうね。
最後までお読みくださった方には、感謝!
↓↓『天は赤い河のほとり』『シトラスの風 -Sunrise- 』千秋楽
コメント
うみひこさん
ご訪問とコメントをありがうございます。
ご指摘いただいた点は即改めますね。
(アップ前にかなりチェックをするのですが、誤字脱字や間違いをご指摘いただき、本当にありがたいです。)
岡田先生の作品に対するお考え、おっしゃる通りのことを私も思っています。
これは「ベルばら」の植田先生にも通じることですが、作家には旬というものがあり、それをすぎるとマンネリして「今」という時代の風をつかめなくなると考えています。
若手の作家さんが、宝塚の歴史を正しく認識して、若手だからの風を吹き込んで行くのは大切で、そういう意味で上田久美子先生の『BADDY』は賛否両論あったとしても、佳作だったと思いました。
またのご訪問やコメント、お待ちしています。
これからもよろしくお願いいたします。
すみれ子さん
先ほど宙組東京公演を当日券B席最後列で知人と観劇し、帰りの電車の中です。(昼休みに歩いて日比谷に当日券買いに行ける。)
シトラスの風、やっぱり自分はツボにはまりませんでした。組子さん達が頑張ってることはわかる。でもいつも通りの決まったパターンを予想通りの安直な展開で見させられているかんじ。また全体のストーリーや主張がわからなかった。(そもそも無いのかも)
しかしながら、思いっきり拍手している人もいたので、こういう演出が受ける人は一定数いそうです。
とまあ偉そうに文句言ってますが、じゃあお前が演出やれんのか?と言われても当然出来ません。 観劇させていただいている自分の立場を思い出し、謙虚さを取り戻します。はい。
うみひこさん
コメントをありがとうございます。
率直なご感想を聞かせていただき嬉しいです。
実は私・・・
宙組公演は大劇場で観劇しましたが『天は赤い河のほとり』は、まだ感想を整理して書きやすかったのですが、『シトラスの風』はおっしゃる通り「何を訴えたいのか」が全くわからず感想もずっと書きかけたままでした。
東京公演の初日にあたって、とりあえず書き終え公開させていただきました。
記事では結局書かなかったのですが、
「宙組20周年」という企画ありきで、宙組の代表作と言われる『シトラスの風』の再演が決まったことは安易に想像できます。
当然ながら岡田敬二先生を起用。
しかし20年の年月の中で、すでに岡田先生のショー作家さんとしての感性は「今」という時代にマッチしなくなっていたように思います。
記事とは若干違うことを書いているかもしれませんが、これが正直な考えです。
ほんと・・偉そうというのは私も同じ(汗)。
作・演出なんて私にはできないですからね〜。
でも観客には作品を観て、評価する権利はあると思いますよ〜ー!
逆に、岡田ワールドがぴったりはまる観客もいるだろうし、お客さん一人一人観劇の感想は違うはずです。
「観劇させていただいている立場」だからこと、高いチケット代をお支払いしているのだからこそ、うみひこさんのような率直なご意見をいただけると私はとても嬉しいです。
生徒さんが頑張っている。だからあまり辛口をブログに書きたくない・・・と思っているのですが、作品に関しては宙組生の魅力を引き出せる作品であった欲しかったです。
(長くなってしまい申し訳ありません)
私も場面としては「明日へのエネジー」は勝手に後世に残るべき名場面!なんて思ってます。
でも・・・あとはxあ・・(ため息)
すみれ子さん
自分はまだ宙組公演を観れていませんが、岡田先生のロマンティックレビューはちょっと苦手です。ゆるーい甘ったるーい感がずっと続くところが。自分はダサくてもわかりやすく、メリハリがあるショーを好みます。齋藤吉正先生や野口幸作先生の作品が好きです。
ある芸歴の長い人気タレントがコメントで「自分の芸風を時代に合うように少しずつ変えている。」というのがありました。進化論のダーウィンの名言「変化する者だけが生き残る」に似た話ですが、正鵠を射ていると思います。
ところで記事の1ページ中断にある、
「昨年(2007年)の『グランド・ホテル』再演時も…」
って、2017年の書き間違いでは?
(実はこれが言いたかった。)
ではでは。