※この記事は2016年12月に執筆。2019年9月に加筆修正を加えました。
月組で下級生時代をすごし花組へ組み替え。
2019年4月に再び古巣・月組へ組み替えになった鳳月杏(ほうづきあん)さん。
2013年『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』で新人公演ラストイヤーで主演を射止め、その後すぐに花組への組み替えだったので、花組では路線スターとして大活躍?
そう思ったものの、意外にも(良い意味で)実に芝居のうまい存在感のあるスターとして成長されました。
毎回「ちなつ(鳳月)はどんな芝居をみせてくれるのか?」と個人的には期待をしたものです。
二枚目バリバリ路線スターというよりは組を支えるポジションで、時には専科さんが演じるような役さえも、重厚にみせてくれた花組時代の鳳月杏さん。
月組へ戻ったのちは・・・
- 三番手なのか?
- それとも別格スター?
- どんな活躍が期待できるの?
そんな点が注目されていますね。
この記事では鳳月杏さんのプロフィールから、下級生月組時代や花組時代の舞台略歴をご紹介しながら、今後の鳳月杏に期待することをまとめてお届けしていきます。
↓↓鳳月杏さん
鳳月杏のプロフィール
鳳月 杏(ほうづき あん) | |
宝塚音楽学校入学 | 2004年 |
宝塚歌劇入団 | 2006年 |
入団期 | 92期生 |
入団時席次 | 26/48人中 |
初舞台 | 宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』 |
出身地 | 国府台女子学院中学部 |
出身校 | 千葉県船橋市 |
身長 | 172㎝ |
生年月日 | 1989年6月20日 |
血液型 | A型 |
芸名の由来 | 母親が好きな映画「ローマの休日」の「アン王女」から「杏」※ |
愛称 | ちなつ |
本名 | 前田千夏(まえだちなつ) |
家族 | 一人っ子 |
※芸名は母と一緒に考えたそうですが、「鳳」という文字を使いたかったこと、母が映画『ローマの休日』が好きだったので、ヒロインのアン王女から『杏(あん)』とつけたそうです。
◼︎3歳からクラシックバレエを習う。
◼︎小学校2年生でテレビで観て宝塚が好きになり、中学2年の頃にバレエをするには背が伸びすぎて悩んでいた時に、一人で宝塚観劇に行き「ここへ入りたい」と思ったそうです。
幼い頃からバレエをやっていて、背が伸びすぎて宝塚受験を決意される方は意外に多いようですね。
◼︎歌は受験を決意してから、1年ほど学び、1度の受験で合格。
鳳月杏の同期生・92期生たち
鳳月杏さんが宝塚音楽学校に入学した2004年。
受験者数1066人、合格者数50人で、倍率21.32倍という競争率でした。
音楽学校入学時は5o名だった92期生はのうち実際に宝塚歌劇団に入団したのは48名。
(音楽学校中退か、歌劇団への入団辞退者かは不明です)
2019年9月現在の現役生は・・・
- 真風涼帆(まかぜすずほ) 宙組トップスター
- 鳳月杏(ほうづきあん) 月組男役
- 彩凪翔(あやなぎしょう) 雪組男役
以上の3名。
他には
- 蘭乃はな(らんのはな) 元花組トップ娘役
- すみれ乃麗(すみれのれい) 元宙組娘役
- 天真みちる(てんまみちる) 元花組男役
- 百千糸(ももちいと) 元宙組娘役
などがいらっしゃいます。
初舞台作品の宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」は、宙組を牽引してきたトップコンビ、和央ようか(わおようか)さん&花總まり(はなふさまり)さんの退団公演でもありました。
↓↓鳳月杏の同期生、92期達
(出典:http://okmusic.jp/)
↓↓初舞台のロケット稽古場披露
(出典:www.sankei.co.jp)
1番手前は退団された百千糸(ももちいと)さんですね。ちなつさん(鳳月)は身長が高いので真ん中あたりでしょうね。
↓↓初舞台公演『NEVER SAY GOODBYE』
(出典:https://laughy.jp/)
↓↓2. 鳳月杏の舞台略歴
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