宝塚歌劇ダンスの花組の歴史を探る、魅力と歴代トップスター達

宝塚コラム

その他の花組トップ男役達

◼︎松あきら

松あきらと順みつきとのダブルトップ時代があるのですが、あまり記憶にありません。

印象に残るのは単独トップの『舞え舞え蝸牛』の右近少将藤原道頼、この頃は時代を問わず日本物作品の上演は多かったです。他に柴田先生脚本の『紅はこべ』パーシー・ブレイクニー 役。
1982年『夜明けの序曲』で退団。
退団後は政界へ転じて国会議員として活躍。

 

◼︎順みつき

結構個性の強い男役さんでしたが、残念なことにトップ時代の作品を観ていません。
1983年の退団公演の『霧深きエルベのほとり』は宝塚の菊田一夫の名作で、初演は内重のぼるが主役を演じ当時の生徒さんの憧れの作品。良い再演作品で退団されたと思っていました。

 

◼︎高汐巴

高汐巴さんも下級生時代から非常に目に止まる人でした。しかし残念ながらトップ時代は観ていません。雪組時代に新人公演では麻実れいさんの役を演じることが多く、その印象が強いです。

◼︎愛華みれ
◼︎匠ひびき

残念ながらリアルタイムで観劇していないのですが、幸いなことにこの時代からは映像で残っているものもたくさんあるので、後になってこのトップさん達の出演作も観ました。

◼︎春野寿美礼

2002年から2007年まで6年間トップを務められ、その後半を観劇しています。ダンスの花組というより春野寿美礼さんに関しては「歌」が抜き出ていました。

◼︎真飛聖

『太王四神記』、『相棒』や『麗しのサブリナ』など有名作の舞台化作品が記憶に残っています。コミカルな役から丹精な二枚目までこなし、大階段を使った花組ザ・男役の黒燕尾のアンサンブルは美しかったですね。

◼︎蘭寿とむ

作品と蘭寿とむとが相容れないと感じた時期を越え、『CONGA!!(コンガ)』『Mr. Swing!』『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』で素晴らしいショーシーンを観せてくれました。『オーシャンズ11』のダニー・オーシャンは爽やかな色気があって、花組らしい仕上がりが大好きでした。

◼︎明日海りお

月組から組み替えの落下傘トップ。果たして花組的男役になるのかな?と思った時期もありまいたが、『ME AND MY GIRL』で花組あっての、明日海りおのビルになってきたと感じます。

 




 

 

さすがダンスの花組出身男役

宝塚出身でダンスの世界で活躍、宝塚の作品の振り付けをしている室町 あかね(むろまちあかね)さん(53期生)も、在団当時からダンスの名手として数多くのダンスシーンで活躍されました。

最近も星組の岡田敬二先生の『ロマンス!!(Romance)』(北翔海莉さんと妃海風さんのサヨナラ公演です)で振り付けされていましたね。

↓↓ 室町あかねさん

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(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/)

 

また現在は謝 珠栄として宝塚を始め、数々の舞台の振付家として活躍しているのは在団当時の芸名隼あみり(はやぶさ あみり)さん。
この方も花組の男役さんでした。

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(出典:http://www.tsmusical.com/)

そして前出の安寿 ミラ(あんじゅ みらさんも振付家ANJUとして活躍されているので、さすがに「ダンスの花組」とですよね!

 

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