大劇場サヨナラ公演千秋楽まであと1週間、専科からトップスターへの道を切り開いたエンターテイナー星組トップスター北翔海莉

星組 宝塚コラム

宙組時代

新人公演を卒業して本公演でも重要な役がつき始める中・・・

  • 2007年6 – 9月、『バレンシアの熱い花』ラモン/ロドリーゴを蘭寿 とむ(らんじゅとむ)さんと役替わり
  • 2007年11月、宝塚バウホール『THE SECOND LIFE』 *バウ主演
  • 2009年9月、北翔海莉ディナーショー 『ALL OF ME』(宝塚ホテル・東京會舘)開催
  • 2011年3月、日本青年館・バウホール『記者と皇帝』アーサー・キング *バウ主演

宙組時代も本公演以外でバウ主演も続き、ディナーショーも開催しました。

本公演では2009年11月 – 2010年2月の『カサブランカ』ルノー大尉で、演出の小池修一郎先生にとことん絞られた・・・と後日スカイステージのトーク番組で語っています。

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専科時代

宙組・トップスター大空祐飛さんの退団公演『華やかなりし日々』の千秋楽を持って、北翔さんも専科へ移動。

この専科への組み替えは北翔さん自身も非常にマイナスな受け止め方であったし、ファンの間でも物議をかもしたものです。

私は大劇場の千秋楽を観劇していて、寿つかさ組長から組み替えの挨拶を即されてみっちゃん(北翔)が発した言葉に少し驚きました。

「えっ? 観劇のお客さんの前だよ、舞台上でそれを言っていいの?」と(汗)。

それぐらい動揺していたのでしょう。

しかし・・・専科時代の北翔 海莉の活躍は目に見張るものがありました。ひょっとすると「マイナス要素かもしれない?」と思った専科への移動を「どの組にも出演できる立場になった」と前向きに捉え、もともと頑張り屋さん、努力を惜しまない、手を抜かない、観客に感謝を忘れない人だから結果的に大輪の花を咲かせたのだと振り返って思います。

  • 2012年7月、パレスホテル東京・宝塚ホテル『宝塚巴里祭2012』 *主演
  • 2012年10月 – 12月、『JIN-仁-/GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』(雪組)
  • 2013年2月 – 5月、『オーシャンズ11』(花組)
  • 2013年7月 – 10月、『ルパン -ARSÈNE LUPIN-/Fantastic Energy!』(月組)
  • 2013年11月 – 12月、シアタードラマシティ・日本青年館『THE MERRY WIDOW』(月組) *主演
  • 2014年1月 – 3月、『眠らない男・ナポレオン -愛と栄光の涯に-』(星組)
  • 2014年5月、北翔海莉ディナーショー『Music パレット』(第一ホテル東京・宝塚ホテル)
  • 2014年8月 – 11月、『エリザベート』(花組)
  • 2015年1月、シアタードラマシティ・日本青年館『風の次郎吉-大江戸夜飛翔-』(花組)次郎吉 *主演
  • 2015年3月 – 4月、ビルボードライブ『MUSIC PALETTE』(ビルボードライブ東京・ビルボードライブ大阪)





雪組、かって在籍した月組、星組、花組・・・と全ての組で重要な役どころ、あるいは主演としてみっちゃんならでは舞台を作り上げ、「この人じゃないとできない」「この人がいるからこそこの舞台が成り立つ」ことを見せてくれたと思います。

特筆すべきは2013年11月 – 12月、シアタードラマシティ・日本青年館『THE MERRY WIDOW』で、これで主演をできるのはみっちゃん以外に考えられない!、またこの作品が星組トップスターとしてみっちゃんが主演したオペレッタ『こうもり』につながっていると確信しています。


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ガイズ&ドールズ

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こうもり/THE ENTERTAINER!

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みっちゃんの魅力・・・考えていくとたくさんあります。エピソードも特技もいっぱいでまだまだ書き足りないのですが、後日続きを書く予定です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

(※)宝塚ファンには知られていますが、退団公演中、宝塚歌劇団では千秋楽の10日前(1週間前という説もあり)に生徒さんが舞台化粧をする「化粧前」を白一色で飾る週間があります。

星組トップスター北翔海莉から推察する専科の位置付けと意味、再び専科からトップスターは誕生するか? も併せてご覧ください。

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