珠城りょうの宝塚入団後の略歴
2008年 | 月組公演『ME AND MY GIRL』初舞台 |
2008年5月7日 | 月組へ配属。 |
2009年10月 | 『ラストプレイ-祈りのように-』ムーア (本役:霧矢大夢)(※1) |
2010年4月 | 『THE SCARLET PIMPERNEL』 *新人公演初主演 (※2) |
2012年3月 | 『エドワード8世-王冠を賭けた恋-』*新人公演主演 (※3) |
2012年6月 | 『ロミオとジュリエット』本公演;死 新人公演 *新人公演主演 |
2013年1月 | 『ベルサイユのばら』本公演:ジェローデルとアルマンの役替わり、新人公演:アラン(本役:星条海斗) (※4) |
2013年5月 | 『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』*バウホール公演初主演 (※5) |
2014年3月 | 『TAKARAZUKA 花詩集100!!』*新人公演主演 |
2014年12月- | ダイキン工業株式会社ルームエアコン『うるさら7』のCMキャラクターに起用される |
2015年1月 | 『Bandito -義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-』*主演 |
2015年11月 – 2016年2月 | 『舞音-MANON-』/ 『GOLDEN JAZZ』ファン・チ・クオン (※6) |
2016年3月 | 『”激情-ホセとカルメン-』/『(アパショナード)!!III』 *全国ツアー主演 |
2016年9月5日 | 月組トップスターに就任。 |
2016年10月 – 11月 | 『アーサー王伝説』(文京シビックホール・シアタードラマシティ)*プレ・お披露目公演 (※7) |
2017年1月 – 3月 | 『グランドホテル』/『カルーセル輪舞曲(ロンド)』*お披露目公演 |
(※1) | 『ラストプレイ』は元・トップスター、瀬奈じゅん(せなじゅん)さんの退団公演。 霧矢大夢(きりやひろむ)さんは当時の二番手スター。 研2の新人公演で二番手スターの役がつき、すでに注目されはじめていました。 |
(※2) | 『THE SCARLET PIMPERNEL』は霧矢大夢さんのトップお披露目公演。 新人公演初主演は研3でした。4月の公演だったので実際のお稽古中はまだ研2、初舞台から大劇場、東京宝塚劇場公演としては4作目で新人公演の初主演は緊張でバタバタバタしたそうです。 (出典:日刊スポーツ12年2月16日) 以降の新人公演では、専科・汝鳥伶(なとりれい)さん、当時3番手の明日海りお(あすみりお)さんの役を経験。 |
(※3) | 霧矢大夢退団公演の『エドワード8世-王冠を賭けた恋-』で、再び新人公演主演。 霧矢大夢さんからは
(出典:日刊スポーツ12年2月16日) |
(※4) | 『ベルサイユのばら』では本公演でジェローデルを美弥るりか(みやるりか)さんと、アルマンを宇月 颯(うづき はやて)さんと役替わり。 |
(※5) | 上田久美子の宝塚バウホールデビュー作である『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』でバウホール初主演を射止めました。
当初、この作品はバウホール公演のみの予定でしたが、作品の評価が高く、2013年12月東上。天王洲銀河劇場で上演されました。 |
(※6) | 龍真咲(りゅうまさき)さんトップ時代の月組は、二番手、三番手が曖昧なままでしたが、この作品で珠城りょうさんは二番手確定。 フィナーレの階段下りでは小さな羽を背負い、スターの格を示すといわれる階段下りの順序も二番手にふさわしくなりました。 |
(※7) | すでにトップ娘役だった愛希れいか(まなきれいか)さんとは、2016年3月の全国ツアーで主演コンビとして舞台に立ってはいましたが、龍真咲(りゅうまさき)さん退団後、正式に月組トップスターとなってからのプレ・トップお披露目公演は『アーサー王物語』です。 そして宝塚大劇場、東京宝塚劇場でのお披露目公演は 『グランドホテル』/『カルーセル輪舞曲(ロンド)』です。 |
珠城りょうさんが「月組次期トップスターに就任決定」というニュースが流れた時、
正直言って「まさか?」と思いました。
月組には研9の珠城りょうより上級生のスターが2人(美弥るりか、凪七瑠海)がいるのに?
というのが大きな理由ですが、
若すぎるでしょ!
というのが真っ先に頭に浮かんだ事です。
でも・・・
こうやってたまきち(珠城)の経歴を振り返ると
研2で当時・二番手スターだった霧矢大夢さんの役を演じ、その次の作品(『スカーレット・ピンパーネル』)でもう新人公演主演を果たすほど、たまきちはスター候補生だったことを改めて思い返すことができました。
それと同時に慌てたご本人の気持ちや喜びよりも重責に悩んだことも。
しかし新人公演時代に・・・
主役だけでなく、専科の大御所である、汝鳥伶さんの役を演じる機会も与えられ、霧矢大夢トップ時代は三番手スターだった明日海りおの役、個性が際立った当時月組の星条海斗(せいじょうかいと)さんの役も演じています。
新人公演初主演を手にした後、新人公演では主演か路線スターの役ばかり演じている人もいますが、こういう点で多様な役を学んできた点は、たまきちの演技の幅を広げる意味では多いに役立っていることでしょう。
↓↓ダイキン工業CM
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↓↓3. 珠城りょうの新人公演時代 / 二番手時代
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