越路吹雪の退団後舞台略歴
1965年 | 『王様と私』 |
1966年 | 『南太平洋』 |
1967年 | 『屋根の上のバイオリン弾き』 |
1968年 | 『サウンド・オブ・ミュージック』 |
1969年 | 『I DO! I DO!』 |
越路吹雪さんはが出演された退団後の舞台。
まさに名だたる海外ミュージカル作品だばかりですね。
そして、今もミュージカルの舞台を志す役さんにとっては、憧れの作品です。
この1960年代。
いかに越路吹雪さんが素晴らしいミュージカル女優だったかを物語っていますね。
越路吹雪の主な出演映画・テレビ略歴
1950年 | 東宝 次郎長三国志 |
1952年 | 東宝 足にさわった女 |
1952年 | 東宝 三等重役 |
1953年 | 東宝 プーサン |
1960年 | 東宝 ぼんち |
1964年 | 東宝 ああ爆弾 |
1965年 | 東宝 大冒険 |
1950年代から1960年代。
日本の映画界が一番華やかだったと言われる時代です。
その時代に、越路吹雪さんは銀幕の世界でも大活躍されました。
シャンソン歌手・越路吹雪と紅白歌合戦出場
1952年(昭和27年)/第2回 | ビギン・ザ・ビギン |
1956年(昭和31年)/第7回 | 哀れなジャン |
1957年(昭和32年)/第8回 | 愛の涙 |
1958年(昭和33年)/第9回 | マ・プティット・オンリー |
1959年(昭和34年)/第10回 | パリ・カナイユ |
1960年(昭和35年)/第11回 | うちへ帰るのが恐い |
1961年(昭和36年)/第12回 | ラストダンスは私に |
1962年(昭和37年)/第13回 | 新土佐節 |
1963年(昭和38年)/第14回 | ラストダンスは私に(2回目) |
1964年(昭和39年)/第15回 | サン・トワ・マミー |
1965年(昭和40年)/第16回 | 夜霧のしのび逢い |
1966年(昭和41年)/第17回 | 夢の中に君がいる |
1967年(昭和42年)/第18回 | チャンスが欲しいの |
1968年(昭和43年)/第19回 | イカルスの星 |
1969年(昭和44年)/第20回 | 愛の讃歌 |
上は、越路吹雪さんがNHK紅白歌合戦に出演された年と、歌われた楽曲名です。
越路吹雪さんは宝塚に入る前、宝塚歌劇団在団時、そして卒業後もその歌唱力はずば抜けて高かったと言われています。
この紅白出場歴は、それを物語っていますね。
もし、これらの楽曲を越路さんの歌声では聞いたことのない方も、テレビで誰かが歌まねやカバーしていることも多いので、1度は耳にされているかと思います。
沢山ある中でも、「愛の賛歌」「ろくでなし」などは若い世代の方でもご存知のかたが多いみたいですね!
NHKの紅白歌合戦、すなわちこの時代(1960年代)の突出した国民的娯楽番組に、こんなに沢山出場された宝塚の方は、後にも先にも越路吹雪さんお一人です。
(宝塚の現役生徒さんとしては、真保しぶきさんもNHK紅白歌合戦の会場が旧・東京宝塚劇場であった頃には出演されていましたが、越路さんには及びません)
↓↓「愛の讃歌」を歌う越路吹雪さん
https://youtu.be/tyPpsiop0ZE
↓↓「ろくでなし」を歌う越路吹雪さん
https://youtu.be/gHh8nG6NOx4
越路吹雪さんが「愛の讃歌」や「ろくでなし」などのシャンソンを歌う姿は、今もなお往年の宝塚ファンの記憶には今もなお深く残っていることだと思います。
そして越路吹雪さんの独特の歌い方は、昭和を生きて来た人たちは懐かしさと蘇る青春を思い出かもしれません。
レコード時代の良さが本当に伝わってくる歌声です。
越路さんの、伸びやかな声にうっとり惚れ惚れします。
シャンソンの名曲の数々が日本で有名になったこと。
そこにも越路吹雪さんの功績が大きくあるんだ・・・そう思います。
↓↓ 5.越路吹雪の素顔
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