『雨に唄えば』で退団の96期・茜小夏
さて『雨に唄えば』は96期生の茜 小夏(あかね こなつ)さんの退団公演でもありました。
今日、『雨に唄えば』の千秋楽をもって茜小夏さんは宝塚を卒業です。
通常は宝塚大劇場公演、そして東京宝塚劇場公演の千秋楽に、大階段を宝塚の正装である黒紋付に緑の袴姿で降りる。
お客様や同じ組の上級生、同期、下級生への「ご挨拶」をして皆に見守られて卒業。
これが宝塚での一般的な退団イベントです。
でも・・・
中には公演の集合日付けで急に退団する生徒さんもいる。
そして茜 小夏さんのように外箱公演で退団される生徒さんも稀にいらっしゃいます。
茜小夏さんは2010年、96期生として38人中21番の成績で宝塚歌劇団に入団。
その後月組に配属されて以来、ずっと月組っ子でした。
雨に唄えば千穐楽
「明るく楽しい公演で卒業したかった」か。
楽しいミュージカルで、台詞もあって、美弥ちゃんと組んで踊れて、フィナーレでのダンスソロもあって。緑の袴で大階段を下りるよりも、そちらを選んだんだね。
小夏、卒業おめでとう。
これからの道に、光あふれますように。— Hella(へら) (@HachijiKitada) 2018年7月4日
茜 小夏さんがなぜ『雨に唄えば』を退団作品に決めたのかはわかりません。
でも、素敵な美弥るりかさんという二番手スターの上級生と組んで踊れて、フィナーレでダンスソロもある。
その華やかな活躍の中での卒業には感無量のものがあったことでしょう。
茜 小夏さん、卒業おめでとうございます!
同期生で元雪組トップ娘役・咲妃みゆ(さきひみゆ)さんも茜小夏さんの楽屋入り(セレモニーが楽屋であったのかも?)に立ち会われたそうです。
宝塚の同期愛を感じますね。
『雨に唄えば』を終えて『エリザベート』へ!これからの月組!
月組さんは月城かなとさん主演『THE LAST PARTY ~S.Fitzgerald’s last day~』(7月8日まで)。
また、トップ娘役・愛希れいかさん主演のバウホール組(7月7日まで)。
3チームに分かれた月組さんの外箱公演はまだ続きます。
そして・・・
次は宝塚の名作中の名作『エリザベート』です。
『雨に唄えば』のカーテンコールで珠城りょうさんが・・・
雨に唄えば覚え書き。カーテンコール、「前に進まないといけないので終わります!」ってたまきちがしめたのに帰らない客席。「じゃあ最後はせっかくなのでみんなで気持ちを伝えたいと思います」と出演者を振り返る。顔を見合わせざわつく舞台上。
— 月見桜 (@tukimizakura) 2018年7月4日
『雨に唄えば』のカーテンコールで珠城りょうさんが「前を進まないといけないので」と述べられたそうですが、そうなんですよね・・・
コメディーで明るく歌って踊って、出演者も観客もファンタジーな夢見心地だった作品『雨に唄えば』。
まだまだ観たいような想いはあっても(出演者もまだ演りたい?)、本当に何事も未来へ進んでいかなければ・・・
ということで次回公演『エリザベート』といえば、必ず覚悟しなければならないチケット難!!
さらに『エリザベート』では娘役として別格的に多くのファンを魅了した愛希れいかさんのサヨナラ公演であることが、さらにチケット難をうむでしょうねぇ。
↓↓月組『エリザベート』
これまでのトートとは異色なイメージの珠城トート。そして凛とした愛希エリザベートもさらに惹かれるものがあります。
今日は『雨に唄えば』の感想観劇レポに、千秋楽の様子を追記してお届けしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
美弥さんのタップが心配で…と思ってたのは杞憂に終わりました。
短い稽古期間で頑張ったんですね!流石、プロです。
雨の中のタップシーンは録音ですね。舞台を観た時はステップに対して音が1つ多いところがあって、今日は思いっきりズレてました。
きっと濡れた床でのタップは危険だからだと思います。
『ラスパ』も観ましたが、次期娘役トップは海乃さんでも美園さんでも何か足りない……。今更ながら養女もいいかもとも思ったりします。
私としてはシドが気になりました。調べてみます。
土曜七夕は『愛聖女』、楽しみ♪ タイトルがAVみたいに感じるのは私だけでしょうか。
ちはるCLUBさん
たまみやは本当によいコンビニなりましたね。
上級生、下級生の関係から考えるとレアケース?
月娘の発表が遅いのでやきもきしていますが、どうなるのでしょうね。