宝塚ならぬカヅラカタ歌劇団東海高校文化祭男子のエリザベート上演

宝塚すみれニュース

カヅラカタ歌劇団の濃い中身

舞台装置は豪華ではありませんが、衣装はなかなか本格的で本物さながらに豪華です。これは名古屋の有名衣装店から譲り受けたものを、保護者有志の方達がアレンジしているそうです。

女性用だったものを男性サイズに調整したり、脱ぎ着しやすくしたりと衣装作りには色々な工夫と苦労があるようです。

そして黒燕尾は学生服のアレンジとか。これはなるほど!と頷けますね。

照明や音響は名古屋工学院の学生の協力を得ていますが、LED、ピンマイクを使った音響はもうプロ仕様。中高校生がこの環境で演じることができるのはある意味とても幸せなことですが、私は知れば知るほど驚きの連続!

 

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(出典:http://zuka08.blog121.fc2.com/) ↑↑出演のみなさん




プログラムの作成はもちろん、チケットの製作から発券などの舞台以外の興行的な部分も自分達で行い(もちろん顧問や他の東海高校の先生方、お母さん、友人達には支えられていますが)、東海高校カヅラカタ歌劇団 のブログに描かれている生徒さん達の記録を読んでいると、中高校生といえど机に向かってひたすら勉強するだけが勉強ではないこと、こういう上演を行うことで数知れない物を得、数知れないことを生んでいる彼等を応援したいと思いました。

いつか・・・観に行ってみたいものです。

 

 

↓↓ ラインダンスもここまでできればすごいです!

 

でも・・・と〜ってもチケット難らしいです(^^;)

 

カヅラカタ歌劇団からのミュージカルスター誕生?

おそらくカヅラカタ歌劇団のみなさんは、演技はもちろんダンスも宝塚のDVDから振り起しをしているのかな? と想像しますが、↓↓のダンスシーンもすごいです。

[youtube id=”_FXA3fHwEgM”]

なかなかセンスの良い踊りの子もいます。
ちょっとした立ち方、ちょっとした手足の動きも男役のそれにかなり近いレベルですね。

本家を想像しながら見入ってしまいました。




 

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↑↑ 会場は東海高校講堂。ちゃんと銀橋もありますね。
昭和6年(1931年)の外観がレトロ建築物、現在では国の登録文化財に指定されています。

10月9日がすごかった!

偶然?な三カ所公演『エリザベート』

カヅラカタ歌劇団の『エリザベート』は1日限りの上演でした。
でも、あれっと思うと名古屋中日劇場で東宝『エリザ』の初日が10月9日じゃないですか? そして間もなく千秋楽を迎える東京宝塚劇場公演中の宙組も公演だった!ということで、日本で時を同じくして3本の『エリザベート』が上演されたのが10月9日だったのですね。

一路真輝と小池修一郎先生も!

なんと10月9日の公演にはカヅラカタ歌劇団には内緒のサプライズで、宝塚初演で黄泉の帝王トートを演じた 一路 真輝(いちろ まき)さんがご観劇だったそうです。

そして『エリザベート』の潤色・演出の小池修一郎先生も!
小池先生は中日劇場の東宝版初日に合わせて、名古屋にある東海高校に立ち寄られたそうですが、自分の手がけた作品を中高校生が演じること・・・それは作品を愛しているからこそできるんですよ、だからきっと万感の想いを抱かれたに違いないと思います。

↓↓ 3.過去の上演作品、東海高校出身有名人

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