咲妃みゆの雪組トップ娘役就任
2014年1月29日付で雪組へ異動。
その時すでに雪組次期トップスターが予想されていた、早霧せいな(さぎりせいな)さんの相手役ではないか? と噂されて今いたが、結果、壮 一帆(そう かずほ)さん&愛加 あゆ(まな かあゆ)さんトップコンビが退団の後に、チギさん(早霧)と共に雪組トップコンビとなります。
↓↓『一夢庵風流記 前田慶次』の捨丸
(出典:http://genkikeroyon.blog.so-net.ne.jp/)
前トップコンビ退団公演の『一夢庵風流記 前田慶次』では、慶次の命を狙おうとする忍びの「捨丸」という役を演じて今いたが、この時光るものを感じました。
↓↓宝塚カフェブレイク
[youtube id=”-lT5olXfqZs”]
早霧せいなとのプレ・お披露目公演『伯爵令嬢』
早霧せいなさんとのトップ、プレお披露目公演は日生劇場の『伯爵令嬢』。
↓↓プレお披露目の『伯爵令嬢』早霧せいな&咲妃みゆ
(出典:http://m.sponichi.co.jp/)
少女漫画が原作であり、夢のある愛らしい舞台姿でした。
お披露目以降は、早霧せいなさんと共に宝塚専門チャンネルのタカラヅカスカイステージのみならず、宝塚カフェブレイクなどへ出演する機会が増えましたが、素は天然キャラなのか?と思わせるものの、いったん舞台に立つと役が入りきるタイプらしく、その落差が個性的な人だと感じることが多くなりました。
『ルパン三世』の咲妃みゆ
お披露目公演『ルパン三世』はマリー・アントワネット役。
フランス革命時にタイムスリップしたルパン三世と出会い、本来は革命に散るはずの命をルパンに助けられるアントワネットという設定でした。
↓↓『ルパン三世」の早霧せいな&咲妃みゆ
(出典:http://www.asahi.com/)
咲妃さんは、こういうコスチュームが可愛らしく似合うのですね。
若干ハスキーな声はどちらかというと娘役には不似合いなはずなのに、逆にそれを効果で媚びない女性、しかし可愛らしいイメージで演じていました。
『星逢一夜』『La Esmeralda』の咲妃みゆ
お披露目公演の後、宝塚の名作の一つである柴田先生の『星影の人』(博多座公演)に出演。今の宝塚の生徒さんは苦手と想像される日本物、しかも幕末の京都を舞台にした作品で演じるのは「玉勇」という、沖田総司(早霧)と恋に落ちる祇園の芸妓でした。
↓↓博多座公演『星影の人』
(出典:http://mulpix.com/)
しかし・・ここで気になったのは、日本物の化粧です。
明らかに芸妓には見えない(舞妓ですね)、着物の衿がはだけすぎ・・・など非常に気になる点が多く、ポスター撮影時のアドバイザーがいないものなのか?と首を傾げたのですが、徐々に日本物作品への出演を重ねて、咲妃みゆさんは進化したと思うのです。
↓↓『星逢一夜』の早霧せいな&咲妃みゆ
(出典:デイリースポーツ)
時代も『星影の人』と若干違いますが、ぐんと化粧が綺麗になり、早霧せいなさんとの並びも美しくなりましたね。
『星逢一夜』は早霧せいなさんとのトップコンビのヒット作!と言ってよいはずですが、幼馴染との淡い恋、大人になることで純粋な思いとは裏腹に生きなければならない切ない想いを巧みに見せてくれました。
『星逢一夜』は九州にある「三日月藩」という、江戸時代の架空の藩が舞台となっており、九州なまりのセリフを佐賀県出身の早霧さんと共にうまく言うのだなぁ、と思っていましたが、後日、咲妃みゆさんも宮崎出身と知り、なるほど!と思ったことがあります。
偶然が生んだことだろうと想像しますが、九州訛りの自然さがとても効果的でもある作品でした。
『星逢一夜』は2017年2月に中日劇場での再演が予定されています。
中日劇場側が「是非『星逢一夜』を上演したい」と申し出たようなニュースも耳にしましたが、真偽は別にしてあれから1年半、さらに『星逢一夜』の世界が深まり再び上演されることはファンにとっては嬉しいことですね。
公演日程は・・・
~
退団までの咲妃みゆ
現在は東京宝塚劇場で尊敬する相手役、早霧せいなさんと共に『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』出演中。
次は上述の中日劇場公演。
そして・・・
宝塚大劇場・~ 東京宝塚劇場・~
『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』、『Dramatic “S”!』を持って退団することを、チギさんと同時に発表しました。
ファンとして側から見る限り、チギさんに愛され、可愛がられ、ファンもこのコンビを「チギみゆ」と親しみを込めて読んでいます。
このトップコンビの舞台を観ることができるのは、あと8ヶ月と期限が切られ、寂しい思いもありますが、まだまだ娘役としても進化しファンを楽しませてくれることに期待したいものですね。
↓↓ 4. 咲妃みゆのファッション
コメント