雪組『凱旋門/Gato Bonito!!』観劇感想!初日から千秋楽までエネルギー炸裂?作品の魅力!【追記】

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『凱旋門』感想・作品としての魅力の鍵は轟悠&柴田x謝珠栄

『凱旋門』主演の轟悠の魅力は?

『凱旋門』の上演が発表になると同時に、現在は宝塚のトップオブトップと言われる専科の轟悠(とどろきゆう)さんが、2000年・2001年雪組公演初演と同じく主人公・ラヴィックを演じることが発表されました。

これはある意味、轟さん自身にとっては新たなる試練への挑戦といっても良いでしょう。

18年余りの歳月で、夢のフェアリーであるタカラジェンヌも現実には年齢を重ねています。

体力の衰えもあるでしょう。

今だから振り返って、若き時代に自分が演じた役の未熟だった部分というのは、ご本人が一番よくわかっているはず。

それを乗り越えることの大変さもご本人が一番わかっているから、大きな挑戦だったと思うのです。

しかし・・・

初演は観劇していない管理人・すみれ子です。

過去の出来事との葛藤を抱えつつも、人として他人への愛に満ち溢れているラヴィックという人間像を、ここまで深く演じられる「凄さ」に驚きました。

正直、轟さんは好みのタイプではありません(汗)。

でも本当に舞台人として、宝塚のトップオブトップとして男役という芸をとことん追求している素晴らしいタカラジェンヌだと思っています。

この作品の成功は、やはり轟悠が主演したことによるところが大きいのかもしれません。

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『凱旋門』の脚本家と演出家

『凱旋門』は柴田 侑宏氏の脚本。

おそらく初演では演出も柴田先生?

今回は2015年星組公演『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』と同じく、演出は謝珠栄氏。

柴田 侑宏 X 謝珠栄 作品 になっています。

謝珠栄さんはもともとダンサーでもあるので、その演出方法は実にユニークと言われています。

轟悠さんが宝塚の公式サイト「キャストボイス」の中で・・・

謝先生のご発案で、お稽古開始前に全員でスローモーションウォーキングをしたのですが、表情、全身を使っての表現が最下級生に至るまで各々多彩で、面白く、楽しい時間でした。

このような発言をされています。

同じ脚本でも演出家さんでニュアンスや表現など大きく変わりますね。

そういう魅力も観劇のポイントと言えます。

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『凱旋門』は劇場の舞台機構の使い方が素晴らしい

宝塚大劇場、東京宝塚劇場は舞台機構が非常に素晴らしいです。

盆がある、セリがある、花道にもスッポンと呼ばれるセリが上手と下手にあり。

上手と下手の花道から銀橋まである。

そういった舞台機構を生かしきれずにいるんじゃない?と思う作品もあり。

その場合、舞台上のカーテンの開閉や暗転が多様され、芝居に集中している観客の集中力が途切れるのです。

↓↓『凱旋門』開演前、このまま幕を閉じることなく芝居が続く

その点『凱旋門』はほとんどが盆の回転と、二つのセリをうまく使ったスピーディーな場面転換が集中力途切れることなく実に上手いと思いました。

この手法も『凱旋門』を佳作にしている一因でしょう。

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『凱旋門』作品としての魅力を感じる一期一会

大人の愛の世界、人の心に芽生える普遍的な感情を描けば、奥深い柴田ワールド。

ここでラヴィックを演じることができる役者はそうそう生まれてはこないかもしれません。

それをどこまで深く感じ取れるのか・・・

先般、博多座で上演された花組公演『あかねさす紫の花』も、すみれ子は若い時代に初演を観ていましたが、難解なでついて行けず・・・。

ようやく登場人物の台詞にはない心の内を、少し理解できるようになりました。

役者が優れていても、観客が感じ取る力も必要なのかなぁ・・・なんて思ったものです。

そして・・・

この『凱旋門』は宝塚友の会でなんと・・・!! SS席が当選しました!

えーーーー!! なんでご贔屓の◯組はちっとも当選しないのに雪組で? なんてちょっと思ったのですが、前方席って舞台の空気がそのまんま伝わってくるのですね。

そうすると轟さんのちょっとした仕草までもが、まさにラヴィックなのです。

「これが前方席の魅力というものか」と思いました。

他の方の感想の中には、轟さんが宝塚大劇場や東京宝塚劇場の舞台に立つのは限界じゃないか・・・というモノもありました。

今の若いスターさん達は長身ですらりとしている。

そんな若いスター達の中で、しかも規模の大きい劇場よりは宝塚バウホールや梅田撃術劇場シアタードラマシティなどが向いていらっしゃる。

そんなご意見でした。

私も例えば2階席の後方で観たら、同じような感想を持ったかもしれません。

これが「舞台の一期一会」でどこで観るか?にある程度左右される可能性は否めません。

ほんと普段は二階席大好きだし、あまりそんなことは考えないのですが、パリの街が薄暗く霧がけぶっているような中にポンと入り込んだように舞台に引き込まれての観劇でした。

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