雪組の歴史の中のトップ娘役
乙羽信子・新珠三千代・浜木綿子
この娘役さん達が活躍した頃は、娯楽といえば宝塚や松竹、そして映画と限られたものしかありませんでした。
ゆえに宝塚も黄金時代と言われています。
そして・・・
乙羽 信子(おと わのぶこ)さんは大映と、新珠 三千代(あらたま みちよ)さんは日活と契約して映画の世界へ、浜木 綿子(はまゆ うこ)さんは東宝現代劇と契約して舞台女優へと転身し以降はTVに進出。ある程度の年代の方はこの3人の名前を知らない人はいない!ぐらいの知名度があり、また主演として、年齡と共に脇役として映画、TV界を支えてきました。
※ この頃は映画に出る場合、各映画会社と契約が必要で、他社の映画に出ることはできませんでした。
高宮沙千
今でもジャズを歌わせたら高宮 沙千(たかみや さち)の右に出るものはない、と語り継がれる歌姫で、汀 夏子(みぎわ なつこ)さんトップ次代の雪組を相手役として支えていました。
1964年宝塚音楽学校入学。1965年、宝塚か劇団入団、51期生。高宮 千夏(たかみや ちなつ)さんと高宮 里菜(たかみや りな)さんの母。
『ベルサイユのばら part2』ではマリー・アントワネットを演じました。ショーの歌手(特にジャズ、ポップス)では大変光る歌唱力で、他の娘さんとは違う魅力ある存在でした。
一方、汀さんの相手役として初演の『星影の人』では玉勇を演じています。1976年に専科へ移動、1979年星組公演で退団。
遥くらら
この人も雪組の歴史の中で忘れられない方です。
麻実 れい(あさみ れい)さんと共にゴールデンコンビと言われています。
1972年に宝塚音楽学校へ入学。1974年宝塚歌劇団入団、第60期生。
1975年、TBSのポーラテレビ小説『加奈子』の主役に抜擢され出演、以後も多数のTVドラマに宝塚在団のまま出演するという異色のスタートを切りました。舞台に戻ってからも当初男役でしたが、星組時代に鳳 蘭(おおとり らん)さんの相手役に抜擢され、娘役に転向。『風と共に去りぬ』『誰がために鐘は鳴る』『白夜わが愛』『心中恋の大和路』などの宝塚の名作に出演。
雪組組み替え後、麻実れいさんの相手役を務めました。
↓↓ 風と共に去りぬ 遥くららと麻美れい
↓↓ ゴールデンビ! 麻実れい・遙くらら 懐かしトーク
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咲妃 みゆ
ちょっと面白い人だと思っています。
演技力、歌唱力もあり踊れる点で娘役トップとしての力は十分にありますが、ただ可愛いだけではなくとことん女役までこなしてしまう多彩な娘役さんなので、当初「早霧さんの相手役?」と思いました。
2008年、宝塚音楽学校入学。2010年、宝塚歌劇団入団。第96期生。
(出典:http://zuccazuccapiyopiyo.hatenablog.com/)
↓↓カフェブレイク 『星逢』 早霧 x 咲妃 x 望海
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咲妃みゆさんの不思議な魅力はチギさん(早霧)とマッチするのか、二人の相乗効果で毎回の舞台が引き締まっているように思います。
おそらくは・・・あまりにも「ちぎみゆ」がぴったりとはまっているので、早霧さんと添い遂げられる可能性が高いでしょう。
トップ娘役さんのまとめ
遥くららさん以降が咲妃みゆさんまで飛んでしまいましたが、花總まりさんは宙組でご卒業なので改めて「宙組」として記事を書いた時に記載予定。
その他の皆さんもまた機会あれば書いていきますので、ご了承ください。
神奈美帆(1985年5月1日~1988年11月29日)
鮎ゆうき(1988年11月30日~1991年12月26日)
紫とも(1991年12月27日~1994年3月28日)
花總まり(1994年3月29日~1997年12月31日。1998年1月1日より宙組トップ娘役に異動)
月影瞳(1998年1月1日~2002年2月11日)
紺野まひる(2002年2月12日~2002年9月23日)
舞風りら(2002年9月24日~2006年12月24日)
白羽ゆり(2006年12月25日~2009年5月31日)
愛原実花(2009年6月1日~2010年9月12日)
固定スター不在(2010年9月13日~2011年3月23日)
舞羽美海(2011年3月24日~2012年12月24日)
愛加あゆ(2012年12月25日~2014年8月31日)
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
↓↓5.雪組次期トップスターを予想する
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