宝塚歌劇星組トップスター・北翔海莉さん&妃海風さんの退団サヨナラ公演が宝塚大劇場で開幕から1週間

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今年の夏はトップスターさんの退団が続いていますね。月組・龍真咲さんも明日の東京宝塚劇場公演を以てご卒業。

そして星組のトップコンビである北翔 海莉(ほくしょうかいり)さん&妃海 風(ひなみふう)さんは先週から始まりました。

  • グランステージ『桜華に舞え』-SAMURAI The FINAL-
  • ロマンチック・レビュー『ロマンス!!(Romance)』

で11月20日(日)に卒業されることが決まっています。

公演期間は

  • 宝塚大劇場公演 2016年8月26日(金) – 10月3日(月)
  • 東京宝塚公演  2016年10月21日(金) – 11月20日(日)

特にこのトップコンビはトップ就任が昨年の8月の事。あっと言う間の退団を惜しむ声が非常に大きいです。

  1. 北翔海莉さんについて
  2. 妃海風さんについて
  3. 退団公演・『桜華に舞え』『ロマンス!!(Romance)』

1. 北翔海莉さんについて

北翔海莉さんは1996年、宝塚音楽学校に入学。1998年、84期生として宝塚歌劇団に入団。20世紀最後のトップさんです。月組、宙組、専科と組み替え後に星組のトップスターに就任。歌唱力に秀で、芝居、ダンスともに力量がある生徒さんですが、トップ就任までの道のりをファンは少しハラハラしながら見守っていました。

昨年のトップお披露目公演の初日に大きな羽を背負って大階段を降りてくる北翔海莉、みっちゃんにご本人も客席も涙したことが昨日のようです。

プレお披露目公演としての2015年6月 – 7月の全国ツアー『大海賊/それは…』、そして大劇場、東京大劇場のお披露目『ガイズ&ドールズ』から3作品での退団はあまりに早すぎますね。
でも、前作のオペレッタ『こうもり』が上演できたのは、北翔さんあってこそ!と思います。

2. 妃海風さん

2007年4月宝塚音楽学校入学。2009年宝塚歌劇団に入団、95期生。その後星組に配属。

2012年12月『めぐり会いは再び 2nd』の新人公演で初ヒロインを務めた後、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ・日本青年館公演『南太平洋』で専科の轟悠の相手役としてヒロインを務めました。早くから光る物を感じる娘役さんでした。

昨年、北翔さんのトップ就任に伴い、トップ娘役に就任。学年の差が11年と開いていますが、北翔さんに付いていく!という姿勢が絶えず感じられる存在でしたね。

同時退団(宝塚ではファンは添い遂げと言っています)は惜しい反面、両者ともにやりきった充実を感じつつ、目の前の舞台に取り組んでいることがわかります。

3. 退団公演・『桜華に舞え』『ロマンス!!(Romance)』

『桜華に舞え』は作・演出/齋藤 吉正先生のミュージカル

冒頭は昭和7年5月15日、犬養毅首相が暗殺される場面から始まります。白い海軍制服の青年将校達が「維新!」と叫ぶび、撃たれてながら、犬養はある男のことを思い出す。その男こそ薩摩藩士中村半次郎(北翔海莉)で、死に際の犬養の回想という形で物語は展開してきます。

中村半次郎(のちの桐野利秋)幕末から明治初期の激動の時代に生きた薩摩藩士でした。彼は西郷隆盛に心酔し、西郷と共に新政府の要職に就きながらも、西郷が新政府と袂をわかった時も、西郷率いる薩摩が新政府軍と戦った西南戦争も彼と行動をともにし、西郷の右腕として活躍、最後は西郷と共に戦士します。

西南戦争の仕掛け人、桐野利秋を演じた北翔さんは星組の後輩に、薩摩隼人(はやと)の身上「泣こよかひっ飛べ!(泣くぐらいなら勇気を持って飛んでしまえ!)」の言葉を残して去る。ファンを泣かせますね、斉藤先生は。

剣客で気性が激しい反面、友情や義理に厚く、多くの人に慕われたともいわれていますが、どこか豪快ながら実は繊細な心を持ち褪せている人物であり、北翔さんと共通する部分があるのでようか?

舞台が薩摩ですから、北翔さんはじめ薩摩の人間を演じる皆さんは薩摩言葉を勉強されたそうです。また北翔さんは剣道を本格的にやっておこうと道場にも通われたそうです。北翔さんの真面目な一面を感じつつ、舞台人としての役作りへの半端ない貪欲さを思わせるエピソードですね。

最後のみっっちゃんの高速殺陣は必見!  です。

また薩摩言葉が聞き取りにくいという声がありますので、事前にその心づもりをしておくと良いでしょう。

『ロマンス!!(Romance)』 作・演出/岡田 敬二

プロローグでは、柔らかいグリーン、ブルー、ベージュといった中間色のドレスを着たレディ―ズの中から、紫色の衣装の北翔 さんがが登場して歌います。

少しクラシカルなムードでプレスリーやコニー・フランシスの60年代ポップスが使われているあたりは斬新さはありませんが、北翔さんにはどこか似合うものがあります。歌は抜群にうまくてハートがありますから。

謝 珠栄さんの振付による「友情」が非常に印象的。北翔さんと星組メンバーの惜別憾を激しいダンスで表現していて舞台装置も新鮮で、北翔さんはじめ組子全員のダンスも切れ味鋭く見応えのあるものです。

ラスト近くの「イル・モンド」は北翔さん、妃海さんコンビへの最後の見せ場のようですが、二人のきっちりとしたデュエットダンスがなっていないのが少し残念ですね。

パレードはエトワールは華鳥 礼良(かとり れいら)さん、礼 真琴(れい まこと)さんが三番手羽根を背負って大階段を下りていたので、次期紅 ゆずるさんトップ時代の二番手に昇格するのは礼さんに決定なのでしょうか? 何はともあれ、北翔さんの後の時代を背負う存在になっていくのでしょう。

星組トップコンビ、11月20日の卒業の日まで頑張ってくださいね。

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