宝塚星組の歴史と歴代トップスターから組の特色を探る

宝塚コラム

星組の歴史の中のトップ男役 2000年代後半〜現在

安蘭 けい

香寿 たつき(こうじゅ たつき)さん、湖月 わたる(こづき わたる)さんの時代を経て、2007年にトップに就任したのは安蘭 けい(あらん けい)さんです。

汀夏子(みぎわなつこ)さん以来首席入団の男役トップスターが誕生していなかったため「首席入団者はトップスターになれない」というジンクスがありました。

それを打ち破りトップに就任したのが、瞳子さんこと安蘭けいさんでした。

宝塚歌劇団のジンクス、首席入団者はトップになれない!を破ったのは誰?

遅咲きのトップと言われ研16でトップ就任。トップお披露目公演『さくら/シークレットハンター』、その後『エル・アルコン-鷹-/レビュー・オルキス』『スカーレット・ピンパーネル』に主演し、2009年『My Dear New Orleans-愛する我が街-/ア ビヤント」』で退団。

何と言っても瞳子さん(安蘭)の功績は『スカーレット・ピンパーネル』の上演を成功させたことでしょう。とてもハマり役でもあり、瞳子さんのパーシーに出会ったことで管理人・すみれ子も第二次ファン時代が一気にディープになりました。

卒業後は自身の宝塚時代の『王家に捧ぐ歌』の外部版『アイーダ』でミュージカル女優デビュー。2016年には宝塚時代に主演した『スカーレット・ピンパーネル』でマルグリットを演じる予定です。



 

↓↓『スカーレット・ピンパーネル』のパーシー

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↓↓ 外部版『スカーレット・ピンパーネル』のマルグリット
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柚希 礼音

柚希礼音さんといえば、退団発表をされた時はNHKのニュースで流れる程、その退団は国民的なものでした。

6年という長い在任期間の中で数々の作品をヒットに導き、100周年の「宝塚の顔」であったと言ってもいいでしょう。

また真矢みきさんに引き続き、日本武道館でのライブを行いましたが、この模様が全国の映画館でライブ上演されたり多くのファンを魅了した存在でした。

相手役の夢咲 ねね(ゆめさき ねね)さんと共にファンからは「ちえねね」と呼ばれていました。

1997年、宝塚音楽学校入学。1999年に宝塚歌劇団入団、85期生。
星組の生え抜きとして2009年にトップスターに就任、2015年『黒豹の如く/Dear DIAMOND!!-101カラットの永遠の輝き-』 で退団。

退団後も舞台人として活躍されています。

 




 

↓↓『眠らない男・ナポレオン -愛と栄光の涯に-』

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↓↓ TV『水曜歌謡祭』愛と青春の旅立ち、他

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ちえさん(柚木)について語り始めるととて長くなるので、ここは「星組」の歴史の一つとして簡単に記載しました。

 

北翔海莉、そして紅ゆずる

柚希礼音さんから星組トップのバトンを受け取ったのは、専科から落下傘言われる人事での北翔 海莉(ほくしょうかいり)さんでした。

この意外な人事は星組に素晴らしいたくさんの物を残し、今、北翔さんは退団公演中。そして紅ゆずるの時代が星組の名作『スカーレット・ピンパーネル』で来年幕を開けます。

こうやってトップスターの歴史をたどっていると、やはり星組は「熱いエネルギー」のあるトップスターが多かったのです。燃えるエネルギーの組みなのかな? 星組は。

そう改めて思います。

 

↓↓5. 星組の歴史の中のトップ娘役 〜2000年のトップ娘役

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