祝・宝塚バウホール初主演フォルスタッフの専科星条 海斗の魅力

宝塚すみれニュース

月組から専科生となった星条 海斗

『1789』公演後、月組から専科に異動。

この意味はなんだろう? と思いはしましたが、マギーのような達者な役者は月組以外にも出演できる専科生になったことで、作品の輝きは増しているのではないかとプラスに考えています。

2015年11月 – 2016年2月の『舞音-MANON-』ギョーム・ベロンの後、2016年3月 – 6月星組公演の『こうもり …こうもり博士の愉快な復讐劇…』でオルロフスキー公爵(ロシアの皇太子)を観た時に、そうそう『THE MERRY WIDOW』と同じく『こうもり』がここまで素敵なオペレッタとして宝塚の作品となったのも、マギーの存在があってこそ!と思いました。

 

[youtube id=”3X7u1DB5Byk&list=RD3X7u1DB5Byk”]

 

大げさな言い方ですが、二枚目であるスター候補は何人もいるけれど、マギーレベルでビジュアルも美しく、一番難しいコミカルな役をこなせる生徒さんというのは少ない。
非常に貴重な存在です。

ただ・・・
星条海斗さんも新人公演の主演の経験もありながら、トップへの道はどうなのかな? 主演ってないのだね、と言う点は寂しく思っていました。




バウ初主演

マギー(星条)が真ん中に立った芝居、どんな風になるのだろう? と考えたこともありました。

だから「主演」が実現すると知った時は本当に嬉しかったのです。

『FALSTAFF (フォルスタッフ)』でマギーが演じるイングランドの騎士サー・ジョン・フォルスタッフはシェイクスピアの作品『ヘンリー四世』『ウィンザーの陽気な女房たち』の中に登場する人物ですが・・・

大酒飲みで好色、威勢はいいが実は臆病者といった欠点だらけでありながらもウイットに富み、時に警句を吐く、その人間味あふれるキャラクターは多くの人々から愛されています。

(出典:宝塚歌劇団公式サイト)

という人物。どこかしら役のキャラクターがマギー自身の持ち味にかぶるような、まさにぴったりの役どころだと思います。

専科生スターの主演を考える

過去にも北翔 海莉さんが専科時代に外箱で主演をすることがありました。

それを経てみっちゃん(北翔)は星組トップに就任しましたが、みっちゃん本人がトップへの道を切り開くというハッピーな結果とは別に、専科という立場でどの組にも出演し、それは各組の組子達にもプラスな影響を与えたと思います。

それと同じく専科生・星条海斗 を中心に 暁 千星さん(あかつき ちせい)さん、美園 さくら(みその さくら)さん等の月組メンバーで作り上げられた作品は楽しみです。

そして、めきめき頭角を現している暁 千星さんは、マギーのみならず専科の大御所・汝鳥 伶(なとり れい)さんも加わったこの公演で多くのことを学ぶことでしょう。

昨今、スター路線の専科への異動が多くなっています。

今のトップ制度とは別に何か劇団の方針が変わりつつあるのかも? と想像するのですが、バウや他の外箱で若手起用ばかりでなく専科スターが主演する公演が増えるのは喜ぶべきことだと考えています。

[youtube id=”Ye1J-P-GacM”]

 


宝塚大劇場へ観劇に行くと、花の道界隈を歩いているだけで生徒さんに遭遇することもあります。

大抵は生徒さんだな? と思っても、すぐにはどなたかわからないのですが、まっすぐに正面から歩いて来る人を見て、失礼ながら思わず「あっ」と言い立ち止まりそうになったことがありました。歩いて来たのはマギーさんでした。
半端ないオーラを感じる人でした。
真ん中・・・やっぱり期待です。

 

↓↓【関連記事】

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 ↓↓ 1. 星条海斗 の魅力を知ったのは

コメント

タイトルとURLをコピーしました