※ この記事は2018年7月25日に執筆した後に、8月11日に感想などに加筆を加えました。 梅田芸術劇場千秋楽の模様 も同時に加筆しています。 |
『WEST SIDE STORY』は・・・
2018年1月に宙組トップスター・真風 涼帆(まかぜすずほ)さん、トップ娘役・星風 まどか(ほしかぜまどか)さんコンビのプレお披露目公演として、東京国際フォーラムで上演されました。
今回は場所を大阪に移して、梅田芸術劇場メインホールで。
そしてキャストも一部変更(*)となっての再演です。
(*)『宝塚巴里祭2018』、宝塚バウホール公演『ハッスル メイツ!』出演のため
この記事では、梅田劇術劇場初日の様子や観劇の感想をお届けしていきます。
↓↓『WEST SIDE STORY』激しいダンスと美しい曲のミュージカルですね
『WEST SIDE STORY』@梅田芸術劇場、変更キャストは?
東京国際フォーラムと梅田芸術劇場での配役の一部。
変更になった役をメインにピックアップして書き出して見ました。
東京国際フォーラム | 梅田芸術劇場 | |
トニー | 真風 涼帆 | |
マリア | 星風 まどか | |
ベルナルド | 芹香 斗亜 | 愛月 ひかる |
リフ | 桜木 みなと | 澄輝 さやと |
アニータ | 和希 そら | 桜木 みなと |
クラプキ巡査 | 松風 輝 | 凛城 きら |
ビッグディール | 星吹 彩翔 | 星月 梨旺 |
グラッドハンド | 穂稀 せり | 朝日奈 蒼 |
アクション | 瑠風 輝 | 留依 蒔世 |
エステーラ | 愛咲 まりあ | 里咲 しぐれ |
グラツィエーラ | 結乃 かなり(退団) | 愛咲 まりあ |
(*)ピックアップしての抜粋です。
ちようど東京国際フォーラム公演中、愛月 ひかるさん主演の『不滅の棘』に出演されていた生徒さん達が新たに『WSS』に加わったり、逆に8月2日に初日を迎える宝塚バウホール公演『ハッスルメイツ』出演で『WEST SIDE STORY』に加わらなかったメンバーとの配役変更がほとんどですね。
『不滅の棘』から『WEST SIDE STORY』メンバー
『不滅の棘』主演だった愛月ひかる(あいづきひかる)さんは、『宝塚巴里祭2018』出演で抜けた二番手スター・芹香斗亜(せりかとあ)さんに代わって、二番手役のベルナルド!
同期で二番手、三番手スターというライバル、しかも仲良し?
愛月ひかる・ベルナルドが、真風 涼帆さん演じるトニーの敵役ということで、一番作品の色を大きく変える存在になりそう?
愛月ひかるさんの持ち味のいきたベルナルドに興味津々ですね。
↓↓『WEST SIDE STORY』お稽古中の愛月ひかるさん
(出典:https://twitter.com/)
お稽古中のヘアスタイルからベルナルドになりきりったイメージの愛月ひかるさん。
澄輝 さやと(すみきさやと)さん、凛城 きら(りんじょうきら)さん、星月梨旺(ほしづきりお)さん、留依 蒔世(るいまきせ)さん、里咲 しぐれ(りさき しぐれ)さんらが初の『WEST SIDE STORY』参加です。
『WEST SIDE STORY』内でのキャスト変更
また、東京での公演に出演、かつ今回の梅田では別役に挑む生徒さんもいらっしゃいますね。
その中で一番注目されていたのは、桜木みなと(さくらぎみなと)さんのアニータ役!
多分、女役初挑戦の桜木みなとさん。
しかも東京でアニータを演じた、和希そら(かずきそら)さんとは、キャラが真逆。
和希そらさんは、憎めないユニークなキャラクターが演技にもいきているタイプで、アニータ役も絶賛でした。
一方、桜木みなとさんは正統派フェアリー。
どんなアニータを演じる?と注目してしまいますよね。
結乃 かなりさん(ゆいの かなり)さんが『天は赤い河のほとり』東京千秋楽をもって6月に退団。
結乃 かなりさんが演じたグラツィエーラを、愛咲まりあ(あいさきまりあ)さんが。
東京で愛咲まりあさんが演じたエステーラを里咲しぐれさんが演じます。
愛咲まりあさんも役を代わってのご出演ですね。
初めて『WEST SIDE STORY』に出演される生徒さんにとっては、出来上がった作品の中に入る大変さみたいなものがあるようですが、役が代わっての出演もまた違う大変さがあることでしょうね。
↓↓梅田芸術劇場版のポスター画像
↓↓2.『WEST SIDE STORY』猛暑の中の初日の様子は・・・?
コメント
お返事のコメントありがとうございます。
今回のWSSは、ブロードウエイスタイルの要素満載で、若い宝塚フアン大丈夫かなあと
ろーとるは勝手に心配しています。
放映権などあまり縛りのない作品の方が宝塚ではよいのではとも思います。
追記:東京でのかずきくんアニータがすごすぎて〜、そら君あっぱれ!!
大阪では、メンバーもかわり、別物の印象を受け楽しんでおります。
いつも愛読しています。詳細ありがとうございます。
東京2回(チケット難でした!)みて、大阪初日観劇するも、詳しくは語ることができず、すみれ子さんに感心するばかりです。
WSSそのものは、楽曲、ダンスがすばらしくて、構成は、ザ・USAミュージカルという感じですよね。宙組だからこその歌、ダンスが素晴らしいと思いました。
生演奏いいですね。
お芝居中、とりわけ印象に残ったのは、ナイフ持って喧嘩するシーンでした。
普段乙女のジエンヌさんが、若者のエスカレートしていく喧嘩を演じ、リアル感がすごかったです。
東京・大阪ともに、まどかちゃんのラストのシーンには涙しました。
梅芸、あと数回観劇します。東京は終わりましたが、役代わり分、夫々のWSSを楽しみたいと思います。
シルバー蝶さん
いつもご訪問とコメントをありがとうございます。
愛読というお言葉をいただき嬉しい限りです。
作品のレベルの高さ、魅力をきちんと表現して伝えてくれる舞台だったと思いました。
決闘するシーンをはじめ、ゾックっと凍りつきそうな緊張感が客席まで伝わってくるシーンが結構ありましたね。
他のカンパニーでも上演される作品ですが、社会的背景などを想像すると宝塚だからホッと観られるのかもしれない・・・と思っています。(私の場合は・・・)
再度、リピートで観た時にどんな風に感情が揺さぶられるか?楽しみでもあり、少し怖くもあります(苦笑)
シルバー蝶 さんは東京もご覧になって、梅芸リピされるとまた違った印象をもたれるかもしれませんね。
観劇コメントもぜひ気軽にお寄せいただければ嬉しいです。
暑い夏ですが『WSS』を観て宙組さんにエネルギーをもらって乗り切りたいものです。