実咲凜音の退団発表から1週間 エリザベートの好演とこれからの出演作への期待 凰稀かなめの仲、実家は?憧れの髪型は?その素顔は?

実咲凜音 宙組
201608250810

先週8月23日に宙組トップ娘役・実咲 凜音(みさき りおん)さんの退団発表がありました。
その退団発表と経歴、退団までのカウントダウンと今後の活動についての記事です。

実咲凜音、衝撃の退団発表

宙組トップ娘役の実咲凜音(みさきりおん)さんの退団発表から1週間が経ちました。

宝塚大劇場で8月22日に千秋楽を迎えた『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』のタイトルロール、エリザベートの好演が大変評判も高い熱演だったのでその翌日(23日)の退団発表では宝塚ファンの間に衝撃が走りました。

私も『エリザベート』では初日から千秋楽まで日毎に目の前にエリザベートが生きて存在しているかのような熱演と日々進化を遂げる実咲凜音さんの熱演にこの作品を観劇したことは2016年の夏の思い出です。

宝塚には入団したからにはいつか退団という道が待っています。寂しい思いは大きいですが、今後

 

「次回作の東京宝塚劇場公演の千秋楽をもちまして、卒業させていただくことになりました。今こうしてここにいられるのも、本当にたくさんの皆様に支えていただいたからこそと感じております。最後まで、一日一日を大切に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

~退団を決意したきっかけ~
「2015年に『王家に捧ぐ歌』という素晴らしい作品とめぐり合い、やりがいのあるアイーダ役をいただきました。その時に、宙組の皆さんと一つの作品を創り上げるパワーや情熱を肌で感じ、充実した毎日を過ごさせていただいている、この幸せなタイミングで卒業したいと思いました。」

~朝夏まなとさんとはどのような話を~
「今年のお正月公演『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』『HOT EYES!!』の稽古中に相談をさせていただきました。朝夏さんは、私の思いを受け止めてくださり、最後まで一緒に良い舞台を創ろうと、とても温かい言葉を返してくださいました。」

~印象に残っている役~
「今までいただいた全ての役に思い入れはありますが、トップ娘役に就任させていただいてからは、特に『TOP HAT』のデイル・トレモント役が印象深いです。楽しい雰囲気の稽古場から、とても充実していた思い出があります。そして、まもなく東京宝塚劇場公演の初日を迎える『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』のエリザベート役です。やはりプレッシャーはありましたが、温かいお客様のご支援に後押ししていただきながら、私自身も役に育ててもらえたと感じております。」

~宝塚人生を振り返って~
「私自身も夢をみさせていただいて、とても幸せな思いでいっぱいです。一人では決して歩めなかった道のりのなかで、たくさんの仲間たちとの出会いがありました。何よりも応援してくださるファンの皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。そのご期待に少しでもお応えできますよう、最後の日までしっかりと努めたいと思っております。」

(出典:宝塚歌劇団公式ホームページより)

 

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実咲凜音の略歴

実咲凜音、愛称は「みりおん」。7月5日生まれ、兵庫県神戸市出身、身長163cm(公称)。

2007年宝塚音楽学校入学、2009年宝塚歌劇団へ95期生として入団、宙組公演『Amour それは… 』で初舞台、入団時の成績は45人中4番(娘役では首席)。

95期生はたくさんのスターを輩出している学年で現、月組トップ娘役の愛希れいか、同じく星組トップ娘役の妃海風(ひなみ ふう)、と既に3人の娘役トップスターを生み、将来のトップスター候補生の男役も多い学年です。

中でも実咲凜音さんは阪急電車の初詣用ポスターに起用、初舞台から2年目には『麗しのサブリナ』の新人公演でヒロイン・サブリナを演じるなど入団当初から注目の娘役さんでした。

当初は花組に配属、2016年5月29日付で宙組へ組み替え。凰稀かなめさんの相手役として宙組トップ娘役に就任。『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』が凰稀さんとのトップお披露目公演でした。

凰稀かなめとの仲はどうだったのか?

その後

  • 2013年3月 – 6月『モンテ・クリスト伯/Amour de 99!!-99年の愛-』
  • 2013年7月 – 8月、全国ツアー『うたかたの恋/Amour de 99!!-99年の愛-』
  • 2013年9月 – 11月『風と共に去りぬ』
  • 2014年2月 中日劇場『ロバート・キャパ 魂の記録/シトラスの風II2014年5月 – 7月『ベルサイユのばら-オスカル編-』
  • 2014年11月 – 2015年2月、『白夜の誓い-グスタフIII世、誇り高き王の戦い- 宝塚!! ―蘇る愛―』

で、凰稀かなめの相手役を務めました。

しかしファンの間では二人の間の不仲説が流れていました。

通常はトップ男役と娘役との恋愛を主軸に描かれる作品が宝塚ではほとんどです。しかし上記の作品はトップ男役の凰稀かなめのみがメインである作品が多く、唯一二人のカップルとして舞台に立ったの全国ツアー『うたかたの恋』でした。

それゆえに「あの二人の仲が悪いのでちゃんとコンビを組めないのでは?」と実しやかに囁かれたのだと私は思っています。少なくとも宝塚も女性ばかりの劇団とはいえ、皆さんプロの舞台人です。お互いがプロのプライドを持ち仕事をしている場で「仲が悪いから云々」はありえないと考えています。

 

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朝夏まなとさん とのコンビ

2015年2月の凰稀かなめさんの退団後は実咲さんはトップ娘役として残留。2番手からトップ男役に就任した朝夏まなとさんの相手役となりました。

プレお披露目公演となった2015年3月-4月梅田芸術劇場メインホール、赤坂ACTシアターでの『TOP HAT』では初のコメディーコメディータッチの作品で二人で息の合ったタップを披露し、大劇場お披露目公演『王家に捧ぐ歌』ではヒロイン・アイーダを熱演、新しいトップ男役のもとでは水を得た魚のように新鮮な魅力を開花させ始めました。

その後も2015年10月-11月の全国ツアー公演『メランコリック・ジゴロ/シトラスの風Ⅲ』、2016年1月-3月『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜/HOT EYES!!』、2016年5月博多座『王家に捧ぐ歌』、そして今回の『エリザベート -愛と死の輪舞-』は評価の高い歌唱力と演技力にますます磨きをかけ、娘役なら一度は演じてみたい憧れの役エリザベートを見事に演じきったと言えます。

実咲凜音の今後の出演作品

実咲さんは来月、

その後は

作品はフランスの天才芸術家ジャン・コクトーが、ハプスブルク家皇妃エリザベート暗殺事件に着想を得て1946年に書き上げた戯曲で、コクトーが自ら映画化したことで有名な作品の宝塚での舞台化です。

専科の轟 悠さんとは初共演。芸歴の長い大先輩と舞台に立つことで実咲さんの演技力はさらに磨きがかけられるのでは?と期待が高い舞台になりそうです。

そして・・・

彼女の卒業公演となる『王妃の館』『VIVA! FESTA!』は宝塚大劇場では

共に千秋楽の日には通常トップ娘役さんの場合「さよならショー」がありますので、宝塚でラストの舞台を見送ることができると良いですね。

また
ミュージクサロンの開催も決まっています。
実咲凜音ミュージック・サロン(タイトル/未定、演出/藤井大介)
2017年3月21日(火)~3月22日(水)<宝塚ホテル>

まだまだ先のことと思っていても気がついたら、もう最後の公演・・・と涙するのが宝塚ファンの常。でも宝塚の娘役・実咲凜音の成長をまだまだ見守っていたいと思います。

ミュージクサロンって?
2017年3月21日(火)〜3月22日(水)開催の実咲凜音ミュージックサロンこれって何だろう?と思われる方もいるかもしれませんね。宝塚の男役さんがディナーショーをされることはありますが、それと区別するためなのか理由はわかりませんが、娘役さんがメインのホテルなどでのイベントはミュージックサロンというタイトルになっています。内容はディナーショー的な物です。通常、退団されるトップ娘役さんがされることが多いです。実咲さんも初のそして最後のミュージックサロン! 詳細の発表が待ち遠しいですね。

 

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実咲凜音の実家と本名

本名:中西久実(なかにしくみ)さん

芸名の由来は「実咲」は「実る」「咲く」という意味から名付けらたようです。
「凜」は最近流行っている名前です。
「音」は歌が苦手だったので付けられました。名付け親は本人と家族です。

愛称の「みりおん」の由来は芸名からのようですね。
また実家は一部でお父様が大学教授と言う噂はありますが、あくまで噂です。


9月1日より宙組さんは東京宝塚公演に向けて本拠地でお稽古。その後9日に東京宝塚劇場公演の初日を迎えます。実咲凜音さんのみならず、暑い中頑張る宙組生さん達が元気に過ごせますように。

宝塚大劇場での観劇レポー宝塚のエリザベート、チケット難の中、初めての観劇の感想のレポート!

をご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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