和希そらのバウ初主演決定!&宙組・日本物レヴュー上演決定【速報】

2018年2月

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今日は中日劇場で千秋楽を迎えた星組公演(中日劇場ラスト公演)を始め、公演のラインアップの発表もあり、ニュース満載でした。

その中でも2018年10月-12月の宙組公演の作品が発表されましたが、これは宙組としては久々の日本物レヴュー!

 

3月16日に宝塚大劇場で幕が開く、宙組新トップコンビ・真風涼帆(まかぜすずほ)さん、星風まどか(ほしかぜまどか)さんのお披露目公演を前にして、これからの宙組をいろいろ想像して楽しみ!

そう思っていたら、和希そら(かずきそら)さんの宝塚バウホール主演が発表されました!

「えっ? 和希そらさんが?」と少しびっくり!

この記事では2018年後半の宙組公演と、和希そらさん宝塚バウホール主演について紹介していきます

 

宙組!新トップコンビで日本物レヴュー上演!

宙組日本物レヴュー!

宙組では大空ゆうひ(おおぞらゆうひ)さん・野々すみ花(ののすみか)さんトップコンビ時代。

2011年5月 – 8月、『美しき生涯-石田三成 永遠の愛と義-』を最後に日本物の上演がありませんでした。

 




 


(出典:https://ameblo.jp

 

近年、宝塚全体でも日本物作品は宝塚103年の歴史の中で減少傾向にあります。

その中でも・・・

「何故? 宙組は日本物が少ないのか?」

そう考えると、長身で小顔は男役さんが多い宙組。

ビジュアル的にやはり洋物系が似合うことが理由かと、管理人・すみれ子は推察しています。

特に、前トップスターの朝夏まなと(あさかまなと)さんは、手足が長かったですね。

それゆえに宝塚の正装である黒紋付に緑の袴をはじめ、オフでの着物では「裄丈」と言われる肩中心から手首までのながさ。

これが短くてご苦労されたようなお話を耳にしたことがあります。(但し、真偽は不明です、すいません)

まぁ、一つの可能性として、そういう生徒さんがトップスターの場合、衣装合わせから苦労することになるので「和物上演」を回避することもあるのかもしれませんね。

 




 

宙組、和物レヴューに専科・松本悠里さん特出!

和物レヴューといえば、欠かせない存在なので専科の松本悠里(まつもとゆり)さんですね。

ここ10年で松本悠里さんが特別出演された作品は

  • 『風の錦絵』(2009年・雪組)
  • 『宝塚花の踊り絵巻 -秋の踊り-』(2010年・星組)
  • 『宝塚ジャポニズム~序破急~』(2012年・星組)
  • 『宝塚をどり』(2014年・月組)
  • 『雪華抄(せっかしょう)』(2016年-2017年・花組)

などが挙げられます。

 

↓↓2016年-2017年、花組公演『雪華抄』

花組公演『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』初日舞台映像(ロング)

 




 

松本悠里さんは、

  • 舞踊専科
  • 演劇専科
  • 声楽専科
  • ダンス専科

など、専科がそれぞれ特別秀でた分野に分けられていた時代には「舞踊専科」に所属されていました。

その点を考えても、今の宝塚において松本悠里さんは日舞ではトップオブトップ。

そう言える存在です。

 

その松本悠里さんと同じ舞台にたった経験がある宙組生は・・・

1998年、海外公演・ジャパン・ファンタジー『夢幻宝寿頌』に出演していた美風舞良(みかぜまいら)さんのみ。

松本悠里さんの特別出演は、新トップコンビのみならず、宙組生にとっては和物について学ぶ、貴重な機会だと言えるでしょうね。

 

宙組って和物未経験者がいっぱい!

前述の通り、宙組では2011年の『美しき生涯-石田三成 永遠の愛と義-』以降、和物作品、レヴューの上演がありません。

・・・ということは、それ以降に入団。

宙組に配属された生徒さんは、和物の舞台経験がないということですね。

まぁ、二年に一度開催される「宝塚舞踊会」出演者は別として。

おそらく半数以上の宙組生は和物経験がないのかもしれません。

その点、トップスター・真風涼帆さんは星組時代に、また2番手スター・芹香斗亜(せりかとあ)さんも花組時代にそれぞれの組で和物レヴューも経験済み。

その点が強みかもしれません。

 




 

和物レヴュー、化粧から所作まで

和物レヴュー(もちろんお芝居もですが)、お化粧が通常の洋物と違うますね。

また日本物特有の所作、というものがあります。

一昨年の花組『雪華抄』を観た時も、ダンスをキレッキレに踊る生徒さんも、日舞を踊ると・・・。

うーーーん、ちょっと・・・。

そんな風に感じる場面もありました。

まぁ、それは時代の流れで致し方ありません。

しかし、和物レヴューは宝塚の伝統の一つ。

それを受け継いでいく上では、大御所・松本悠里さんの元、お化粧はもちろん、所作や決まりごとを、この機会にしっかりと学んで欲しいものと思いました。

和希そら、宝塚バウホール主演決定!

和希そら(かずきそら)さん。

『ベルサイユのばら』新人公演で主演を射止めるまでは、それほど気になる存在ではありませんでした。

しかしその後、独特の個性を発揮していつも舞台で光っている男役さんですね。

先般の『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム)ではアニータという娘役を好演。

評判になったことは記憶に新しいところです。

 




 

ANITA ~~ 😍😍😍😍 💕 . . . . #宙組 #和希そら #芹香斗亜 #westsidestory

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また、轟悠さん主演『双頭の鷲』のストーリーテラー役も、「いかにも、和希そら!!」という個性を発揮していました。

お茶目ないたずらっ子のようなキャラクターが素直に舞台に反映されています。

 

宝塚バウホールでの初主演作は

バウ・Song & Dance Entertainment 『ハッスル メイツ!』

宙組20年の軌跡をその名曲、名場面を中心にショー形式で振り返りながら、宙組の輝く未来へと繋いでいく作品。これまでの歩みを継承しながら、明日への希望を胸にフレッシュな若手メンバーが歌い踊り、様々な想いを発する(ハッスル)躍動的なライブパフォーマンスをお楽しみください。

(出典:宝塚歌劇団公式サイト

 




 

ということですので、キレッキレのダンスを踊れて、個性ある和希そらさんには、ぴったりな主演作品になりそうです。

ちなみに和希そらさんは96期生。

管理人・すみれ子の記憶に間違いがなければ、96期生では初のバウホール主演を射止めたのだと思います。

 

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まとめ

この記事では、久しぶりに和物レヴュー上演が決まった宙組。

そして宝塚バウホール初主演を射止めた、和希そらさんについて綴りました。

宙組さんは7月はバウホール公演組と梅田芸術劇場の『WEST SIDE STORY』組に分かれますね。

先般の東京国際フォーラムでの『W.S.T』は残念ながら観劇していないので、和希そらアニータは夏の楽しみにしていました。

・・・が、このアニータ役は別の方が演じることになるんですね。

こういう時、舞台って一期一会。

どうしても観たい作品は観れる時に観なくっちゃ!と思います。

 


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最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. ちはるCLUB より:

    和希さんのアニータなら観たかったな〜。

    チケット、買えませんでしたよ。

    • すみれ子 より:

      ちはるCLUBさん

      私もアニータ@和希そらさんを観たかったです、残念!
      友人に「観ませんか?」と声をかけてもらったのですが、遠征しなくても夏に観られるからと思ったのですが(苦笑)。

      この作品も著作権が大変そうなので、DVD化やスカステでの放映もどうなのでしょうね。

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