『壬生義士伝』雪組新公、彩海せら&彩みちるの活躍は?客席にすすり泣き?

2019年6月

雪組『壬生義士伝』新人公演で、102期生として初の主演を射止めたのは彩海せら(あやみせら)さん。

今年で研4ですので、超スピード抜擢とまでは言わずとも、比較的早い時期で注目された若手男役さんと言えますね。

そしてヒロインとして相手役を務めたのは、学年的にはお姉さんの99期生・彩みちる(いろどりみちる)さん。

今回で新人公演ヒロインは3度目。

すでに2016年6月~7月『ドン・ジュアン』では現在の雪組トップスター・望海風斗(のぞみふうと)さんの相手役、2017年8月~9月『CAPTAIN NEMO』で彩風 咲奈(あやかぜ さきな)さんの相手役で、外箱ヒロインも経験済。

 

この彩海せらさん、彩みちるさんコンビが、どんな『壬生義士伝』の世界を伝えてくれるのか、とても気になる新人公演でした。

 

また二番手スターの彩風咲奈さんの役どころを演じるのは、99期生の諏訪さき(すわさき)さん。

まだ彩風咲奈さんが三番手(と言っていいのでしょうか?)時代に『幕末太陽傳』で彩風さんの役を演じ、今回は堂々たる二番手スターに成長した彩風さんの役を再び演じることになりました。

諏訪さきさんのの成長ぶりも気になる〜!

彩海せらさん、彩みちるさん、諏訪さきさんの『壬生義士伝』新人公演での活躍ぶりをまとめてお届けしたいと思います。

 



 

 

『壬生義士伝』新人公演、彩海せら、彩みちる、諏訪さきってどんな生徒さん?

彩海せらさんは102期生

彩海せらさんは2016年3月~4月公演、星組『こうもり …こうもり博士の愉快な復讐劇…/THE ENTERTANER!』で初舞台を踏んだ102期生。

おそらく・・・すみれ子の記憶に間違いがなければ、102期生では初の新人公演主演です。

(星組・天飛華音さんも『GOD OF STARS-食聖-』で新人公演主演予定ですね)

 

↓↓彩海せらさん


(出展:https://twitter.com/

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彩海せら・新人公演主演の本名、年齢、成績は?102期組男役の舞台略歴
この記事は2018年8月に作成した記事に、2019年6月に加筆修正しました。 その点ご了解の上、お読みいただければ幸いです。 102期生で急成長中の男役の一人、宝塚雪組所属する男役の彩海せら(あやみせら)...

 



 

彩みちるさんは新公ヒロインは3度目

ヒロインを務めた、99期生の彩みちるさんは新人公演ライスイヤーの最上級生。

しかも3度目のヒロインとあって、どちらかというと若手スターを育てる役目も担っていたかもしれません。

 


(出展:https://twitter.com/

 
 



 

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彩みちる、新公ヒロイン3度の本名、年齢、成績と舞台略歴を解説!
この記事は2018年3月に書いた記事に、2019年6月加筆修正したことをご了解の上お読みください。 彩みちる(いろどりみちる)さんとは宝塚歌劇団雪組に所属する99期生の娘役です。 子猫のような愛く...

諏訪さきさんも99期で新人公演ラストイヤー

そして二番手スターの役どころを射止めた、諏訪さきさん。

彩みちるさんと同期の99期生です。

2年前の2017年に『幕末太陽傳』新人公演で同じく彩風咲奈さんの役を演じて以降は奏乃 はると(そうの はると)さん、真那 春人(まな はると)さんといった上級生の演技派役が多かった諏訪さきさん。

本公演ではダンスが光っていて、目をひく存在ながら、スターポジションからは遠いのか・・・なんて思っていたら、ここへ来て二番手役。

しかし実力のある生徒さんだけに納得でもありました。

↓↓【関連記事】諏訪さきさんのプロフィールと舞台略歴。

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この記事は2017年4月に執筆。2019年6月に加筆訂正したことを了解の上お読みうださい。 『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』新人公演で、相模屋の若旦那・徳三郎(本役は彩風 咲奈)を演じた諏訪 さき...

 



 

雪組『壬生義士伝』新人公演の感想は?

『壬生義士伝』新人公演のメディア情報

新聞等のメディアが報じている『壬生義士伝』新人公演主演コンビは・・・

彩海せら

  • 開演前は不安だらけ
  • ゼロ番(センター)に立っていると思うとうわ~っ”て感じでした

 

「うんうん、主演で緊張するのは、そこに立って来られた歴代先輩ジェンヌさんも同じだったんじゃないかしら?」とすみれ子は思う。

 

彩みちる

新人公演の長の年なので、みんなの母親みたいな心持ち

「そうか・・・やっぱり長の期って自分のことだけじゃなくて、場面一つずつ、作品全体をまとめるのも大切な仕事って聞いてるけれど、やっぱり彩みちるさんもまとめる立場としても大変だったのね」とすみれ子は思う。

 



 

観劇したファンの声は・・・

メディアも場内はすすり泣きが聞こえて・・・

と報じていたので、芝居の完成度が高かったことは簡単に想像できます。

 

では、観劇したファンの声はというと・・・

 

以上の声から、彩海せらさんは初の主演を無事に演じ、若さあるフレッシュ感も放っていたようです。

 



 

またヒロインの彩みちるさんに対しては・・・

 

 

もともと実力のある娘役さんだけに、そこへ「これまでの経験」=場数で得たモノが活かされたヒロインになったようです。

 

諏訪さきさんもまた、大役を演じる以外に新人公演長の期の、さらに長という大役も果たされました。


学年があがり、経験が豊かだからこそ演じられる人物象がそこにあったように思います。

 



 

102期生の時代がやってきた?これからの新人公演メンバーは

 

この12年ぐらい宝塚を観続けていて、12年前といえば現在のトップスター・明日海りお(あすみりお)さん、望海風斗(のぞみふうと)さん、紅ゆずる(くれないゆずる)さん、先般退団された美弥るりか(みやるりか)さんぐらいの学年の方が新人公演で活躍する若手さんでした。

そういうスターさんが退団される時期にきてしまった・・・と思っていたら、数年前に新公主演をしていた生徒さんの中にも退団者が。

そしてトップ就任が決まった、礼真琴(れいまこと)さんなどもいらっしゃる。

気がついたら、新人公演で活躍するメンバーさんも変わってきたなぁ(当たり前ですが)と思います。

もう100期どころか、101期生、102期生、娘役さんに至ってはもっと若い学年の方が注目されていたり。

 

『壬生義士伝』新人公演の記事を書きながら、退団ラッシュと若手の台頭、そして時代の移り変わる105周年の宝塚が頭の中を駆け巡っていきました。

 

『壬生義士伝』新公で活躍された彩海せらさん、彩みちるさん、諏訪さきさんをはじめ、雪組の新人公演学年の皆さん。

今日はお疲れさまでした。

 

東京宝塚劇場ではまたブラッシュアップした『壬生義士伝』の世界に客席をひきこんでください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. うみひこ より:

    すみれ子さん
    こんにちは。
    今回の雪組公演、自分はムラ遠征しないので、東京公演までおあずけです。

    彩海せらさん。彼女は鹿児島の桜島出身ということで、注目してしています。昨年旅行に行った際、鹿児島からフェリーで桜島に渡っている時に桜島が噴火し、最初はめずらしくて喜んでいたのですが。。。島に着くと降灰がすごくてすごくて、店の人によると今日の噴火はそれほどではないとのこと。こんなにも火山と共生している地域があるのか!と驚くとともに、彩海せらさんはどんな中高生時代を送っていたんだろう?とその時に思いました。
    舞台とは何の関係も無い話ですが。

    彩みちるさん。彼女のこんなにも真剣な表情の写真を見たのは初めてです。小生、ファントムblu-rayを買いまして、よく再生してるのが希帆ちゃんがメロディ〜♫を歌っているところなのですが、いつしかクリスティーヌに夢中で話しかけるシャンドン伯爵にソレリがプンプン怒ってるとこばかり見るようになってしまいました。。。焦れて「フィリップー!」と叫んでいる場面を見てから、ニヤニヤしながら朝、出勤しています。
    あのみちるちゃんがこんな真剣な表情をするのかー?と。

    諏訪さきさん。ファントムの従者は踊りにキレがあってかっこよかったです。しかし彼女で偉いなーと思うのは、入りの時にマスクや帽子・メガネをかけず、お顔を見せるようにしていらっしゃることです。ファンの人へのホスピタリティを感じます。心なしか親衛隊の連帯感も高いように感じます。

    しかし最後まで舞台とは関係ない話でしたね。すみません。

    • すみれ子 より:

      うみひこさん

      コメントをありがとうございます。
      私・・・何故か先週末に『オーシャンズ11』を東京遠征で観に行ってました。
      大劇場で観劇したのですが、どこかピン!とくるものがなくて(苦笑)、こんなに評判いいの?(チケ難)と思っていたら、知人に誘っていただいたので。
      おかげで少し腑に落ちたというか、作品は確実にブラッシュアップしているのがわかりました。

      前置きが長くなりましたが、舞台とは関係ないお話でも何でもしていただいて大丈夫!
      いつでも歓迎です(^^)

      先週、知人と「今、宝塚では鹿児島が熱い?」なんて話していたのですが、星組新人公演で初主演の天飛華音さんも鹿児島のご出身ですね。
      東京、関西方面ならあるあるですが、鹿児島で立て続けに2人もスター候補が現れるのは確かに「熱い」と思いました。
      (そういえば・・・九州出身者のトップさんも多いですね)

      また彩みちるさんのように納得の実力のある娘役さんがここで登用されたのも嬉しいこと。

      諏訪さきさんは、あまり素顔のジェンヌさんを見極められない私でも宝塚の街でお見かけするとすぐにわかります。
      お母様の諏訪アイさんにそっくりなので。
      ファンの方への気遣いもお母様仕込みなのかもしれませんね。
      この方も実力もあるだけに、ラストチャンス(来年1月公演)で0番ってないのかしら?とも思ったりしますが、どうでしょう。

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