風間柚乃・代役という試練がおだちんを育てる?
もう第二次宝塚ファン時代に突入して、かれこれ12年ぐらいになります。
・・・が、風間柚乃さんほど「えっ?」とびっくりするぐらいの大きな役を代役で演じるピンチ?に出会った生徒さんは知りません。
『エリザベート』 | 代役:ルイジ・ルキーニ |
『夢現無双』 | 代役:本位田又八 |
『チェ・ゲバラ』 | 代役:カストロ |
以上が、風間柚乃さんが経験した代役です。
今回の『チェ・ゲバラ』は前述の通り、お稽古初日から取り組んだ役ですが、『エリザベート』のルイジ・ルキーニは新人公演で演じた役とはいえ、当時研5という学年からすると、本公演ではあまりにも大きな役でした。
他に役替り公演もあったりで・・・
『エリザベート』で風間柚乃さんが演じたのは、シュテファン、ルドルフ、新人公演と代役のルキーニ、3つの役。
そして『夢現無双』は本公演は辻風黄平、新人公演では主演・宮本武蔵(本役:珠城りょう)、そして代役で本位田又八、やっぱり3つの役。
1ヶ月の公演期間中にかなり過酷だと想像しますが、観客の目には「おだちん(風間)すごいね」とは移るものの、作品の中にふつーに存在してしまっているのだから、それこそものすごいとことだわ・・・と思ってしまいます。
宝塚月組「チェ・ゲバラ」開幕 伝説の革命家役に轟悠「すごさをどこまで表現できるか」
報知https://t.co/BeTTQJtKyU
…月城かなとが5月からけがのために休養しており…カストロ役には6年目の風間柚乃が抜てきされた。轟とは29年のキャリアの差があるものの、成長著しい芝居力で堂々と組み合った。…— ヅカと花 (@zuka_hana) July 30, 2019
風間柚乃の成長が楽しみな『チェ・ゲバラ』
なんだか風間柚乃さん讃歌する記事になってきました(汗)。
別に特別ファンでもないのですが、やっぱり「すごい生徒さんが出てきてるんだ」と感じる点は95期生以来でワクワクしてしまうから、つい書いてしまうのですね。
次期花組トップスターに決定している柚香光(ゆずかれい)さんも、下級生時代から舞台を観た時に華やかさが目にとまる、まさにスターオーラに満ちた存在でした。
個人的にはコツコツと努力を積み上げているような、職人タイプのスターさんが好きです。
でも、歌がちょっとね・・・とか言っても生まれながらにしてスターっているんだと思う。
そういう点では風間柚乃さんは、最下級生の頃から注目されて萎縮はしないのかと気がかりながら、のびのびと成長し、いつもどーんと舞台にしっかり立っていた印象があります。
これは落ち着きのオーラとでもゆうのか、前出の柚香光さんとは異質の存在感。
そしてピンチに立っても動じない、舞台人気質もまた才能なのかもしれません。
29の学年差を跳ね飛ばして、轟悠さんの胸を借りて、大物スターに成長してほしいなぁ。
『チェ・ゲバラ』初日の様子を眺めながら、思ったことを綴りました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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