専科・轟悠主演『チェ・ゲバラ』風間柚乃は学年差が29で二番手ポジション

2019年7月

風間柚乃・代役という試練がおだちんを育てる?

もう第二次宝塚ファン時代に突入して、かれこれ12年ぐらいになります。

・・・が、風間柚乃さんほど「えっ?」とびっくりするぐらいの大きな役を代役で演じるピンチ?に出会った生徒さんは知りません。

 

『エリザベート』 代役:ルイジ・ルキーニ
『夢現無双』 代役:本位田又八
『チェ・ゲバラ』 代役:カストロ

以上が、風間柚乃さんが経験した代役です。

 

今回の『チェ・ゲバラ』は前述の通り、お稽古初日から取り組んだ役ですが、『エリザベート』のルイジ・ルキーニは新人公演で演じた役とはいえ、当時研5という学年からすると、本公演ではあまりにも大きな役でした。

他に役替り公演もあったりで・・・

『エリザベート』で風間柚乃さんが演じたのは、シュテファン、ルドルフ、新人公演と代役のルキーニ、3つの役。

そして『夢現無双』は本公演は辻風黄平、新人公演では主演・宮本武蔵(本役:珠城りょう)、そして代役で本位田又八、やっぱり3つの役。

1ヶ月の公演期間中にかなり過酷だと想像しますが、観客の目には「おだちん(風間)すごいね」とは移るものの、作品の中にふつーに存在してしまっているのだから、それこそものすごいとことだわ・・・と思ってしまいます。

 

 



 

風間柚乃の成長が楽しみな『チェ・ゲバラ』

なんだか風間柚乃さん讃歌する記事になってきました(汗)。

別に特別ファンでもないのですが、やっぱり「すごい生徒さんが出てきてるんだ」と感じる点は95期生以来でワクワクしてしまうから、つい書いてしまうのですね。

次期花組トップスターに決定している柚香光(ゆずかれい)さんも、下級生時代から舞台を観た時に華やかさが目にとまる、まさにスターオーラに満ちた存在でした。

個人的にはコツコツと努力を積み上げているような、職人タイプのスターさんが好きです。

でも、歌がちょっとね・・・とか言っても生まれながらにしてスターっているんだと思う。

そういう点では風間柚乃さんは、最下級生の頃から注目されて萎縮はしないのかと気がかりながら、のびのびと成長し、いつもどーんと舞台にしっかり立っていた印象があります。

これは落ち着きのオーラとでもゆうのか、前出の柚香光さんとは異質の存在感。

そしてピンチに立っても動じない、舞台人気質もまた才能なのかもしれません。

29の学年差を跳ね飛ばして、轟悠さんの胸を借りて、大物スターに成長してほしいなぁ。

『チェ・ゲバラ』初日の様子を眺めながら、思ったことを綴りました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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