2019年宝塚の大幅な組み替えのポイント、愛月ひかると永久輝せあ②
2019年組替えで花組を支える永久輝せあ
今回の永久輝せあさんの花組への組替え。
花組は次期トップスター就任が発表されている柚香光さん体制では、二番手、三番手ポジションが今のところ明確ではありません。
二番手・三番手ポジションの候補としては、水美舞斗(みなみまいと)さんがパッと思い浮かぶだけで、スター候補生はたくさんいてもまだ経験不足で二番手、三番手ポジションにふさわしいか?といえば、うーーん、と唸ってかんがえるしかありません。
その点では花組から星組へ異動する綺城ひか理さんと同期生とはいえ、永久輝せあさんならば新人公演の主演経験+宝塚バウホール公演『PR×PRince』主演も経験。
すでに本公演でも安定の演技でファンの目をひく存在ですから、花組組替え後は組を支える存在として力を発揮していく可能性は大きいでしょう。
綺城ひか理が花組から星組へ異動するのは?
綺城ひか理さんは新人公演主演経験が2度ある、花組のスター候補生でした。
・・・が、なぜに永久輝せあさんを雪組から迎え、綺城ひか理さんを星組へ異動するのか?
同じ97期生といっても、まだ番手のあるポジション(二番手、三番手への登用ですね)は時期尚早であり、これから時間をかけて育てる生徒さんだから・・・と考えました。
いかがでしょう?
トップ娘役3人を排出、次期トップスター就任が2名決まっている95期生は多くのスター候補がいらっしゃる訳ですが、下級生時代から活躍が目覚ましかった生徒さん。
遅咲きで大器晩成型の生徒さんがいることを考えれば、永久輝せあさんは前者であり、綺城ひか理さんは後者という訳です。
新時代の星組での活躍が頼もしいと思っています。
紫藤りゅうは長身をいかして宙組で活躍?
宙組はトップスターが変わるという大きな変化ではありませんが、宙組を支えてきた愛月ひかるさんが専科へ組替え。
またその後、澄輝さやと(すみきさやと)さん、蒼羽りく(そらはねりく)さんという路線スターが二人退団されました。
半年の間に一気に3人のスターが抜けた穴は大きいのかもしれません。
今後はトップスター・真風涼帆(まかぜすずほ)さん、二番手・芹香斗亜(せりかとあ)さん。
そして『オーシャンズ11』でベネディクトを好演した桜木みなと(さくらぎみなと)さんが三番手という体制が2020年も続くのだとはわかりますが、四番手(というのかそこに続くスター)は和希そら(かずきそら)さんではちょっと弱い???
うーん、ファンの方には謝ります。まったく個人的な見解です(^^;)
そういう補強を考えての紫藤りゅうさんの異動かと思われます。
まぁ、何より紫藤りゅうさんが174cmと高身長揃いの宙組にきっと似合うでしょう。
宙組で活躍の場を広げる。
そんな意味もあるのかもしれません。
愛月ひかる、星組への組替えってどういうこと?
2019年の大幅組替えで、管理人・すみれ子が一番びっくりしたのは、愛月ひかるさんの星組への組替えでした。
いや・・・びっくりしたのはすみれ子だけじゃなく、宝塚ファンはみなびっくりしたのではないでしょうか。
今年の2月26日に宙組博多座公演『黒い瞳/VIVA! FESTA! in HAKATA』千秋楽後に専科へ異動。
専科生として2019年5月星組『アルジェの男/ESTRELLAS〜星たち〜』(全国ツアー)に出演。
外部出演、『宝塚巴里祭』主演、10月の『第55回 宝塚舞踊会』に出演予定というスケジュールで、結局、宝塚大劇場、東京宝塚劇場での他組への出演ないままに、星組への異動が決まりました。
個人的には専科スターってどの組にも出演できることが、一番の面白さだと思うのですが、専科スターになって唯一出演した星組生になってしまうとは???
ファンとしてはせっかく専科生になったのなら、いろんな組に出演する愛月ひかるさんを観たかったと思います。
今回の愛月ひかるさんの星組組替えは、あいちゃん(愛月)にまだトップへの道が閉ざされた訳でないことを示しています。
しかし・・・
ご本人もあっちへこっちへと翻弄された感があるのではないかしら。
ひょっとすると・・・という根拠のない妄想ですが、星組全国ツアーで共演した、星組次期トップスター・礼真琴さんが「愛月さんを是非星組に!」と希望したという可能性はあるかな。
劇団が生徒さんの要望を聞いてくれるのかどうかは知りませんが、まぁ、トップスターさんですからね、そのぐらいの希望は出せるのかもしれない・・・ということで妄想したのですが、いかがでしょうか。
なにはさておき、それでも「『エリザベート』でルキーニを演じた人はトップスターになる」という伝説がありますから、愛ちゃんには星組で礼真琴さんを支え、活躍してほしいものだと思います。
↓↓3. 朝月希和さんは花娘補強?
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