【速報】愛希れいかエリザベートで退団、超レアなバウ主演!退団理由から次期トップ娘役まで探る

2018年1月

 

愛希れいかの退団までの出演作からわかること

愛希れいかさんの退団記者会見の発表と同時に月組の今後の作品ラインアップも発表されましたね。

そこから愛希れいかさん出演作品をピックアップ。

退団までの出演作を整理してみましょう。

 

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愛希れいか主演作は娘役トップとして異例?

『カンパニー -努力、情熱、そして仲間たち-』 『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 宝塚大劇場 2月9日(金)~ 3月12日(月)
東京宝塚劇場 2018年3月30日(金)~ 5月6日(日)
キューティーステージ『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』 宝塚バウホール 2018年7月1日(日)~7月7日(土)
『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 宝塚大劇場 2018年8月24日(金)~10月1日(月
東京宝塚劇場 10月19日(金)~11月18日(日)

当初の年間公演スケジュールでは、キューティーステージ『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』の公演予定はありませんでした。

 

 

↓↓楽屋入りの愛希れいかさんさり気ないファッションながらキュート。

(出典:https://twitter.com/

 

 

実際、この宝塚バウホール公演について「当初発表の公演スケジュールから変更(公演を追加)して上演いたします。」と公式サイトにも記載があります。

宝塚バウホールとはいえ、トップ娘役といえども主演という作品は大変稀なことです。

男尊女卑の宝塚の世界では、主演できるのは宝塚大劇場、東京宝塚劇場で主演できるのは男役トップスターさんのみ

宝塚バウホールはじめ、他の外箱公演での主演も路線男役と言われるスター候補の男役のみという鉄則があるからです。

 

過去に娘役さんが主演したといえば

1999年退団 元月組トップ娘役 風花 舞(かざはな まい) 1998年「LAST STEPS -月明かりのワルキューレ-」ダンスリサイタル
2002年退団 元雪組トップ娘役 月影瞳(つきかげひとみ) 2001年11月「Over The Moon―月影瞳クロニクル―」

 

以上の2例があるだけです。

近年、星組トップ娘役として長期に活躍し、人気も高かった夢咲ねね(ゆめさきねね)さんでさえ、主演という経験はありません。

この愛希れいか主演作が実現するのは、愛希れいかさんがトップ娘役として実力もあり、人気が非常に高くこと。

歌劇団に貢献し、それを宝塚歌劇団が高く評価しているということを示しています。

実際に1月16日に行われた退団記者会見で宝塚歌劇団の小川理事長が「レアケースです」と述べていることで、それはわかりますね。

 

小川理事長は「レアケースです。歌劇団への貢献度が高く、頑張ってくれた彼女の卒業前に、スペシャル・ステージを用意してあげたいと思った。魅力をたくさ
ん引き出してあげたい」と明かす

(出典:産経WEST2018.1.16)

 

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愛希れいか退団作は『エリザベート』

愛希れいかさんの退団公演となる『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』は、宝塚では絶大な人気を誇る作品です。

初演から20年を経ても色あせない人気がそれを示しています。

この作品でタイトルロールを演じることは娘役の最大の憧れと言ってよいでしょう。

 

前回の『エリザベート』上演時にタイトルロールを演じた、元宙組トップ娘役の実咲凜音(みさきりおん)さんも、『王家に捧ぐ歌』に出演した頃から退団を考えていたと語っていましたが、実際には宙組で『エリザベート』上演が決まったこと、そしてエリザベートを演じることができることで退団を決心した可能性は大きいでしょう。

それほど『エリザベート』という作品は、宝塚人生の優秀の美を飾るにもっともふさわしい作品なのです。

事実、今まで『エリザベート』で退団した娘役さんは・・・

1997年 白城あやか(しらきあやか) 星組トップ娘役
2003年 大鳥れい(おおとりれい) 花組トップ娘役
2014年 蘭乃はな(らんのはな) 花組トップ娘役

エリザベートは1996年初演から、次の月組公演で10回目の公演。花總まりさんは2度エリザベート役を演じているので、本公演でエリザベート役を射止めたのは愛希れいかさんで9人目です)

以上の3名です。

 

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『エリザベート』上演という好機と、自身の退団を考える時期がうまくマッチしてこその『エリザベート』退団ですが、蘭乃はな(らんのはな)さんは相手役であった元花組トップスター・蘭寿とむ(らんじゅとむ)さんを見送った後、新トップスター明日海りお(あすみりお)さんのトップお披露目公演となった『エリザベート』一作、相手役を務めて退団。

その直後に上演された東宝版の『エリザベート』で同じくタイトルロールを演じます。

このことで相手役トップスターに添い遂げることを望む一部の宝塚ファンの中には「蘭寿とむさんに添い遂げず、自分の退団後の仕事に向け『エリザベート』をとった」と言われました。

その是非は置いておいても、それだけ『エリザベート』で退団するということは華々しいことなのです。

娘役主演作品、そして『エリザベート』をも手にして退団を決めた愛希れいかさん。

娘役としての実力、人気が偉大であるからこそ実現するのだと管理人・すみれ子は考えています。

↓↓【追記】2018年月組『エリザベート』情報(2018/5/8)

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↓↓3.愛希れいかのトップ娘役任期んは最長か? / 愛希れいか退団記者会見のファッションは? /愛希れいか退団後の月組トップ娘役は? / まとめ

コメント

  1. ちはるCLUB より:

    早乙女わかばちやんが退団を決めたのは、やはり次期娘役トップにはなれないと何かしらの表明をされたのだと思っていたので、ちゃぴ退団はそれほど驚きませんでした。何より「長い」。そろそろ潮時だと劇団からも何かしらのサインがあったと思います。そんな訳で主演舞台。
    ルキーニ、フランツ役がわりで「美弥・月城」。
    青年ルドルフが暁・蓮、風間で役がわりはどうでしょう。

    目玉とも言えるマダムヴォルフが浮かびません。光月るうさんもいいけれど。

  2. ちはるCLUB より:

    美弥さんはフランツでルキーニは月城さんでしょうか。私は美弥さんのフランツもルキーニも見たいので、役がわりを希望……。私事ですいません。

    • すみれ子 より:

      ちはるCLUBさん

      いつもコメントありがとうございます。

      「えっ?チャピがエリザで退団??」ということを、じっくり考えるだけでまだ精一杯で、他の配役まで想像できていませんが、美弥さん、月城さん、暁千星さんと男役スターが豊富なだけに、他の配役も気になりますね。

      (その前にチケット確保に奔走しそうな予感です^^;)

      前回公演の宙組さんでも役替りがあったので、ある程度は役替りの可能性あるかもしれませんね。

  3. とむ より:

    はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いています。

    風花舞さんもバウホール公演で主演されました。

    今後も更新楽しみにしています。

    • すみれ子 より:

      とむさん

      ご訪問とコメントをありがとうございます。
      いつもお読みいただいているとのこと、嬉しいです。

      また風花舞さんの情報もありがとうございました。
      調べたところ、ご指摘の通り「LAST STEPS -月明かりのワルキューレ-」というタイトルで
      ダンスリサイタルをされていることがわかりました。

      この度は情報ありがとうございました。

      今後ともよろしくお願い申し上げます。

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