宝塚96期いじめ事件を96期3人のトップ娘役達から探る

宝塚コラム

96期いじめ事件の責任はどこに?

 

96期生は中学卒業時に宝塚音楽学校に入学、そして宝塚歌劇団に入団した生徒が38人中12名。

(音楽学校に合格、入学した生徒40人。うち2名が退学しているのでその学歴はわかりません)

すべての期を調べた訳ではありませんが、38人中12名は中学卒業後1度で合格した人数としては多い数字だと思われます。

まだ精神面で幼い生徒が多かったかもしれません。

 

万引き事件を捏造した・・・・

それが事実であるならば、叱責しなければいけないことは、当たり前のことです。

10代とはいえ「事の重大さ」が理解できないとは思えないですから。

高卒であろうが、中学卒業であろうが、「してはいけないこと」に変わりはありません。

 

しかし・・・

どこまでが「音楽学校のしつけ」として許されることなのか、そのボーダーラインを見誤ることがあったかもしれません。

そういう所に大人達の目が行き届かなかったこと。

被害者と言われる生徒を守れなかったこと。

そして加害者と言われる生徒に注意を促すことができなかった。

そういう大人達に責任があると考えられます。

宝塚劇団入団後は劇団の庇護なく、矢面に立たされ、大人達(音楽学校関係者と歌劇団)の配慮なくバッシングの対象となり「96期といえばいじめ事件の子達だね」というレッテルをずっと背負わなければいけない生徒達。

いつまでも匿名でネットで叩き続けられる点で、96期の生徒達も被害者とも言えるのではないでしょうか。

 

 

スポンサーリンク

 

 

96期いじめ事件のまとめ

2020年9月4日に新たに朝月希和さんが雪組トップ娘役に就任することが発表され、これで96期生から4人のトップ娘役が誕生することになりました。

「黒期」と呼ばれた96期生が初舞台を踏んで10年が経ち、この事件を知らないファンも増えてきていることでしょう。

それでも朝月希和さんのトップ娘役就任を「また・・・?」と眉をひそめる人は少なからずいらっしゃるようです。

この記事は96期生達を擁護もしませんが、批難する立場で書いたものでもありません。

ただ過ちを永遠に避難し続けることに、果たして意味があるのか?と考えています。

しかもたかがファンが知った情報など真実のほんの一部である上に、その情報が正しい情報か、間違った情報なのかもわかりません。

 

96期生をネットで弾劾し続ける人達に問いたいです。

「あなたは過去に人を傷つけたことは皆無でしょうか?」

当ブログを運営していく上での、96期生に対する一つの指針として書かせていただきました。

これからも「舞台でどんな活躍をしてくれるか」に焦点を当てて、宝塚を観劇したいと思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

コメント

  1. アメリカ人 より:

    「あなたは過去に人を傷つけたことは皆無でしょうか?」

    なるほどしかし、

    「あなたは過去にいじめで訴えられたことありますか。」

    そして

    「あなたは過去に歴史ある歌劇団にに汚点として永遠に刻まれる失態を犯した事がありますか?」

    と考えて見てください。

    やっぱ96期はくずやで。
    97期の数の少なさも相当な下級生いびりとがあったんちゃうかと推測してしまうほどの破壊力やで。

    • すみれ子 より:

      アメリカ人さん

      コメントをありがとうございました。

      このブログの運営スタンスを書いたので、今後も96期生を非難も擁護もするつもりはありません。
      その点はご理解をお願い申し上げます。

  2. てんてん より:

    「あなたは過去に人を傷つけたことは皆無でしょうか?」
    ↑賛成です。

    最近、綺咲さんは歌が上手になって来たと思います。こうもりと星Singing Workshopを見て、以前苦手な高音も出られるようになりました。本当に頑張っていると思います。大好きな紅さんの娘役相手ですから、応援したいです。

    • すみれ子 より:

      てんてんさん

      コメントをありがとうございます。

      今更「96期」のことを書くのはどうか? と思いもしましたが、すでに3人のトップ娘役についての記事を書いたこともあり、どういう方針でブログを運営しているかは書く必要があるかと判断して、この記事を書きました。

      宝塚が好きな一ファンとしては、いじめ事件に関わったとされる人達ができることは「真摯に舞台に取り組み」、その結果を舞台を通して見せてくれることだと考えています。

      これからもそういう視点でブログを運営していきたいものです。

      紅さん&綺咲さんのお披露目公演もそう考えて、楽しみにしています。

      感謝!

      • 夏目真希 より:

        避難も擁護もしないと
        仰るのについたコメントへの
        ご返答はありありと擁護側で
        おいでかと思います。
        いじめで何人もの人の夢を壊しました。宝塚を諦めた96期の被害者と97期の退学者の人生を踏みにじっていても過去は過去であるなら
        貴方のお考えでは人をあやめても
        過去ならもういいじゃないか、と言うのと同じかと思います。
        貴方の子供や身内がいじめで
        人生を狂わされても同じ事を言えますか?許せますか?
        他人事だからもういい、と言う指針は理解しましたが。

        ただ、96期にも首謀者と加担者以外の傍観者がいます。
        関わらないように口を閉ざして
        いた子たちには黒期にいることは
        災難で一纏めにされるのは
        可哀想だと感じます。

        トップ娘役になった方のなかに
        関わっていた方がいるのが
        世間が受け入れられない要因でも
        あるかと思います。
        書かれていた内容はとても
        素晴らしかったですが
        どちら側でもないのなら
        最後の文章は出てこないです。
        貴方は擁護側です。

タイトルとURLをコピーしました