退団公演の化粧前
通常は生徒さんの好み、公演の演目に合わせて
ファンの人が作るので色もデザインも様々ですが
退団公演の時だけは少し違います。
退団公演千秋楽の約10日前、
宝塚大劇場の場合は水曜日が休演日なので
その翌木曜日に化粧前を白色で飾る習慣があります。
化粧前の上掛け、下掛け、ティッシュケース、スリッパ・・・
身の回りの全てを「白」にします。
逆を言えば白い化粧前を使うのは退団者のみなので
もしも「作ってくださいね」と頼まれた方は
「白」を選ぶのは厳禁なのでご注意くださいね。
これを作るのもファンの方ですが、セッティングするのは生徒さん本人ではなく同期生。
同期生が同じ組にいない場合は、他の組の同期生や、退団した同期生が楽屋にやってきて飾り付けします。学年の近い生徒さんもお手伝いしたり。もちろん退団する生徒さんが楽屋入りする前にこっそりとね。
↓↓退団者の化粧前セット
(出典:https://allabout.co.jp/)
そして楽屋着=てるてるも
もちろん「白」い物を用意されます。
(出典:http://ameblo.jp/)
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まとめ
楽屋の中の事は部外者にはわかりませんが、
ジェンヌさんがどんな物を使われているか?
休憩時間はどんな風に過ごされているのか?
少しはおわかりいただけたでしょうか?
オフではイケメン男子よりはるかにカッコイイ男役さんも
こんな風にレースとフリルに囲まれているのかもしれません。
それぞれの生徒さんの好みもおありだと思いますが
一般的な楽屋用品と楽屋着についてまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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