中日劇場と宝塚の歴史、今後の名古屋の公演は?キャトルはどうなる?

宝塚コラム

中日劇場独特の入り出待ち風景

宝塚と言えば、入り待ちや出待ちが劇団から黙認されている珍しい劇団です。

黙認してもらう代わりにいろいろとルールが決められていて、公演する劇場ごとに入り出待ちをする場所も決まっています。

 

 

 

基本的に入り出待ちというのは楽屋口外の屋外で行われます。

しかし中日劇場での出待ち場所はというと、中日ビルに出入りする一般客の人も利用するエレベーターホール前。

中日ビルには中日新聞社をはじめ多くの企業も入っていますし、飲食店などのお店も入っています。

つまり、観劇以外の用事で出入りしている人もたくさんいらっしゃいます。

その皆さんの視線を集めながら多くのファンが座り込んでジーッと生徒さんの入り出待ちをする様子は独特な空気がありました。

 

 

 

屋内ということもあってか、中日劇場での入り出待ちは大劇場や東京宝塚劇場よりもなんだか生徒さんたちがとても近くに感じました。 フ

ァンクラブの皆さんにかけている言葉もよく聴き取れて、そういう意味でもちょっとお得感のある劇場でしたね。

↓↓2011年、柚希礼音さんトップ時代の中日劇場、出待ちの光景

宝塚星組 柚希礼音 中日出待ち(/∀\*)

2011年中日劇場公演『ノバ・ボサ・ノバ −盗まれたカルナバル−』『めぐり会いは再び』の時の出待ちの動画。

これで見ても中日劇場独特の出待ちの光景ですね。

警備員さんがいて、エレベーター付近には一般の通行の方もいる。

そしてFCの会員さんはきっちりガードで生徒さんのために通路を作り、ギャラリーファンもその後ろでちゃんとギャラリーされてます。

 

キャトルレーヴ名古屋の存在

そして、宝塚ファンにとっての中日ビルと言えば、劇場の他に重要な場所がもうひとつ。 宝塚公式グッズ販売店「キャトルレーヴ」の名古屋店です。

 

 

公演写真や公演ディスクなど、キャトルレーヴを利用しない宝塚ファンはほとんどいないでしょう。

オンライン通販も行っていますが、宝塚関連グッズでいっぱいのキャトルレーヴをゆっくり見て、お気に入りの公演写真をあれやこれやと選ぶのも楽しみのひとつです。

中部地方在住の宝塚ファンにとって、名古屋にキャトルレーヴがあるのは本当に有難いことでした。

お店のスタッフも皆さんとても親切で、スタッフさんとの会話を楽しみにしていたファンもたくさんいました。

 

 

 

中日劇場での思い出ももちろんたくさんあります。

そしてそれと同じくらいの思い出がキャトルレーヴ名古屋店にも。

キャトルレーヴは本拠地・宝塚大劇場や東京宝塚劇場に隣接して営業。

宝塚関連の書籍やオリジナルグッズを販売しています。

それ以外にも名古屋を始め、全国各地で店舗を運営していました。

そのキャトルレーヴ名古屋は、中日劇場と共にに閉店。

何回も何十回も、何百回も?!通った思い出がたくさん詰まったキャトルレーヴの閉店を悲しむ声が多く挙がっていますね。

新しく建つ中日ビルに再びキャトルレーヴが入ってくれるのかどうか未定です。

どうか歌劇団は、中部地方のヅカファンの願いを聞き届けてほしいですね。

 

↓↓ 5. 宝塚ポスター展開催中の中日ビル!

コメント

  1. ちはるCLUB より:

    順みつきさんの訃報。

  2. ちはるCLUB より:

    4年前か、月組の『風と共に去りぬ』を観劇し、今年の2月に『うたかたの恋』を観劇しました。
    名古屋キャトルレーブの閉店は知ってましたが、新しいビルに劇場はできない事は客席でお喋りした名古屋マダムから聞いて驚きました。

    名古屋マダムに「御園座でやるんじゃないかちら〜」と言ってたけど、そんな簡単なものかな?と私は思いました。

    来月は博多座。演目や出演者も気になるけど、ご当地の劇場も楽しみの1つ。

    梅芸も御園座も行ってみたいです。

    • すみれ子 より:

      ちはるCLUBさん

      いつもコメントありがとうございます。
      そして、先日は順みつきさんのことも・・・
      (全然気がついてませんでした)
      記事を書きながら、昔観た舞台が思い出されて切ない思い出に浸ってしまいました。

      中日劇場へ初めて行ったのは6年ぐらい前。
      でも、若き第一次ファン時代には中日劇場の地元・名古屋のファンの方と仲良くさせてもらっていたことも思い出し、これまたセンチメンタルに。
      中日劇場で青春の宝塚ファンを過ごした方にとってはさみしいことでしょうね。

      本拠地や東京へ行ける人は良いとして・・・
      年に一度でも地元に宝塚が来るのを楽しみにしているファンに、東海地方の新たな上演場所が決まると良いですね。

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