100期生新人公演主演&ヒロイン経験者
- 2014年初舞台/月組公演『宝塚をどり/明日への指針 ―センチュリー号の航海日誌―/TAKARAZUKA 花詩集100!!』
- 首席入団:蘭 尚樹
組 | 生徒名 | 入団成績 | 上演年・作品名 | その後 |
花 |
音 くり寿(おとくりす) |
2 | 2016年『ME AND MY GIRL』 | 娘役スター |
宙 | 星風まどか(ほしかぜまどか) | 3 |
|
宙組トップ娘役 |
宙 |
天彩峰里(あまいろみねり) |
5 | 2018年『天は赤い河のほとり』 | 娘役スター |
月 |
風間柚乃(かざまゆの) |
9 | 2018年『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 | 男役スター |
花 |
聖乃あすか(せいのあすか) |
10 | 2018年『ポーの一族』 | 男役スター |
星 |
極美 慎(きわみしん) |
22 | 2017年 『ベルリン、わが愛』 | 男役スター |
花 |
華 優希(はなゆうき) |
23 | 2017年『邪馬台国の風』 | 娘役スター |
組名は男役(主演)、組名は娘役(ヒロイン)
合計7名
100期生といえば、宝塚歌劇団100周年の年に宝塚歌劇団に入団し、華々しい初舞台を踏んだ学年。
今年、入団5年目の研5です。
すでに宙組トップ娘役に就任した、星風まどかさんは研1の時、組廻りで出演した『白夜の誓い』で主演の凰稀かなめ(おうきかなめ)さんの子供時代を演じ、才能を感じた娘役さんでした。
娘役さんでは他に3人が新人公演ヒロインを務めています。
華 優希さんは本公演でも重要な役に抜擢、『ハイカラさんが通る』でもヒロインと実力派。
音 くり寿さんも『MY HERO』でWヒロイン。
この中から期待の娘役スターが育っていくことでしょう。
男役さんは、学年的に考えても新人公演主演は後2年のうちに回を重ねる可能性、また新たに主演を射止める生徒さんが出てくる可能性がありますね。
91期生〜100期生・新人公演主演&ヒロイン経験者のまとめ
今回の記事では、91期生~100期生の新人公演主演&ヒロインリストをまとめてみました。
改めて見てみると、
「せっかくヒロインやってるのにすぐ退団しちゃってる!」
「こんなに主演してるのに路線からは外れてしまった様子…」
新人公演の主演、ヒロインを経験して路線スターと呼ばれ、またトップへのステップの一つと考えられるのが一般的。
そんな中で現在花組・トップ娘役を務めている仙名彩世(せんなあやせ)さんが、前述の通り新人公演ヒロイン歴がゼロというのが本当に驚きです。
研7までに大活躍できなかったとしても、トップへの道は決して閉ざされたわけではないということですよね。
生徒さんたちがいつ才能を花開かせるのか、長く見守っていけるのも宝塚の魅力の一つ。
これから100期生以下の学年がますます活躍していく時代になりますので、どの生徒さんが抜擢を受けるのか、とても楽しみですね。
宝塚の新人公演というシステムは、本公演と全く同じ環境(舞台装置、衣装、オーケストラ、音響・・)の中で新人さんが勉強する、他の劇団にはない素晴らしいものです。
そこで切磋琢磨してスターの道を歩んでいく、宝塚ならではのスター制度。
主演やヒロインを務めることは、多くの生徒さんにとって夢であり、憧れではあるでしょう。
でもその中で、自分を見極めて、いわゆる「脇」で輝く芝居を身につけていく生徒さんもいらっしゃいます。
そういう生徒さんを見つけるのも、新人公演観劇の楽しみになる場合も!
新人公演はチケット難と言われますが、機会があれば是非観劇に出かけてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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