エトワールに選ばれる生徒は…
エトワールとして独唱する時間は30秒ほどですので決して長い時間ではありませんが、観客全員の視線を集めてテーマ曲を歌うのは大役と言えます。
エトワールを務めるスターさんは主に娘役さんが多く、オペラの発声に近いような透き通った高音を響かせ、観客を魅了します。
↓星組『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケドタカラヅカ)』での天彩峰里さんによるエトワール。
では、どんな生徒さんがその大役に選ばれるのかというと…それはもちろん「歌のうまい生徒」。
しかし、歌が得意な生徒さんなんて組内にたくさんいます。
歌の上手な生徒さんがたくさんいる中で、どうやってエトワールを決めているのかというと、どうやらいろいろなパターンがあるようです。
いずれトップになってほしいと劇団が考えている、いわゆる「路線」に乗っている若手娘役さん。
誰が聴いても「うまいいいい!!」と唸ってしまう超実力派の娘役さん。
ショーの中で最も華やかなパレードをスタートするに相応しい、華のあるスターさん。
その作品で退団が決まっている生徒さん。
さらには、劇団からの指名ではなく、オーディションをして決める場合なんかもあるようですよ。
他にも、いろいろなパターンがあります。
エトワールはトップ娘役が務める場合も
エトワールはいろいろな生徒さんにチャンスがある役割で、下級生からベテラン上級生までいろいろ。
しかし、中にはトップ娘役が務めることもあります。
↓宙組『シトラスの風』にて星風まどかさんによるエトワール。
↓宙組『ベルサイユのばら』での花總まりさんによるエトワール。
トップさんがエトワールを務めてくれるなんて、それはもちろん豪華!
実力も華もあるスターさんであることは間違いないですし、衣装も娘役さんの中でいちばん豪華。
「うわ~~娘役トップさんがエトワールやってくれるなんて!」という贅沢感があります。
しかし一方で、他にたくさん歌うまスターさんがいる中で、娘役トップさんがエトワールまで奪ってしまうのは…という意見もありますね。
↓↓3.男役さんの?男女混合の?いろんなエトワール紹介
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