愛月ひかる・専科→星組へ!本名、年齢、舞台略歴まで徹底解説

宝塚コラム

愛月ひかるの活躍を振り返ると

愛月ひかるさんの宙組での下級生時代。

新人公演の主演、あるいは長としてのご挨拶の場面から想像ですが

「素の愛月さんは、シャイな恥ずかしがり屋さんで、非常に真面目な人柄なのだろう・・・」

と思ってました。

その人柄が舞台に現れ、誠実ではあるけれど舞台人としての「面白味」にいまひとつ欠けていると思うことも多々ありました。

でも舞台人として経験を積めば、きっと「面白みにかける」という点も殻を破って成長していける生徒さんだとも信じていました。

愛月ひかるが殻をやぶった『TOP HAT』

その殻を破った演技が、宙組新トップスター・朝夏 まなと(あさか まなと)さんのプレお披露目公演となる『TOP HAT』のアルベルト・ベディーニという、イタリア人の役でした。

フレッド・アステアの映画でおなじみ、そしてイギリスでミュージカル化された『TOP HAT』。

それだけでも期待のあるコメディー作品で、なおかつ愛ちゃん(愛月)のアルベルトは少し道化役的な面があるので、果たしてどう演じる?

と興味深々でした。

結果・・・

いくつもの殻を破って、果敢に挑戦したアルベルトは拍手喝采を得ていました。

 

スポンサーリンク

 

↓↓『TOP HAT』アルベルトの愛月ひかるさん
728063acb486323504477543a3347b3d
(出典:アッパレじゃ!

舞台でこんな姿を披露するって??? でしたが、日々アドリブで客席の笑いを取り、今までの正統派な二枚目の愛ちゃんにはなかった物を得る公演だったことでしょう。

 

スポンサーリンク

 

愛月ひかる『エリザベート』でルキーニ!宝塚のルキーニ伝説は?

そして2016年7月 – 10月宙組公演では『エリザベート』のルキーニ。

↓↓ルイジ・ルキーニの愛月ひかるさん

 

 

物語のストーリーテラーであり、狂言回し的存在の、エリザベート暗殺者ルイジ・ルキーニを好演。

幕開き冒頭でルキーニが登場する瞬間に、劇場の空気を掴み取り動かす。

エリザベート』上演から20周年、かつ大劇場初日は900回目という節目の上演でしたが、初日を観た時に、愛月ひかるさんの大きな成長を確信しました。

また宝塚では「『エリザベート』でルキーニを演じるとトップスターになる」と伝説的に言われていることもあり、この時「愛月ひかるは生粋の宙組っ子としてトップスターになるだろう」と思われたファンも多かったと思います。

【ルキーニの伝説】
轟 悠、紫吹 淳、湖月わたる、瀬奈じゅん、霧矢大夢、音月 桂、龍 真咲、望海風斗
歴代ルキーニが全員トップスターに就任しています。
それ以降のルキーニ役は愛月ひかる、月城かなと。いずれもトップ候補のスターですね。

↓↓4. 愛月ひかるの代表作品

コメント

  1. うみひこ より:

    すみれ子さん
    愛月さんの星組への異動はびっくりしました。いろんな組で濃い役に専科から出演されて、若手に技を伝承していかれるのかなと思ってました。トップの礼さんが善のイメージ(=霧深きエルベのほとりのフロリアン)があるので、対比がはっきりしたいい関係かも。アンパンマンとバイキンマンみたいな。

    ロケット姿の写真、前列4人は全員誰か分かります。みなさんスタイルいいですね。左の二人はお顔が今よりぽっちゃりされてますが。

    自分はこれまで映像も含めて数多くのエリザベートを観てきましたが、実は愛月さんのルキーニが最も納得感があり好きです。(賛同者少なそうですが。)
    他には好きというか衝撃的だったのは、月組新人公演での風間さんです。
    どちらもルキーニの気狂いでアナーキーな印象を感じました。

    ところで最初のページで「ファンから観劇されている」とあるのは、文脈からして「歓迎」ではないですか?
    あと3ページ目に「20190年」というところがあります。
    ではでは!

タイトルとURLをコピーしました