鷹翔千空ってどんな人?
2015年 8月の宝塚バウホール公演『オイディプス王』は
専科生を中心に月組生に加えて
宙組からは研1生が8名参加した作品でした。
専科といえば、轟悠(とどろきゆう)さん!
そして轟悠といえば、宝塚のトップオブトップと称される男役さんです。
いわば・・・
宝塚の頂点にある轟悠さんと研1生が同じ作品に出演することは
滅多にない機会です。
その時のことを鷹翔千空さんは・・
轟 悠さんが入団間もない私たちにも「とにかく体を 大切にしなさい」と優しく声をかけてくださって…。 日々進化される姿を間近で拝見し、舞台に立つ上 での心構えを学ばせていただけたように思います。
(出典:tokk.hankyu-ad.jp)
と語っています。
また・・・
10~11月の宙組全国ツアー公演では、トップスターの朝夏まなとさんに「稽古 場では真っ白な心で、先生方の言葉を柔軟に取り入れられる自分でいれば、 いつも前向きに取り組めるよ」と教えていただき、すごく勉強になりました。
(出典:tokk.hankyu-ad.jp)
と述べているので、
初心を忘れず、先輩達のアドバイスに耳を傾け
懸命に舞台人として成長しようといているところ! な人に思えますね。
↓↓鷹翔千空さんの入り動画まとめ
先般、月組公演『グランドホテル』新人公演で
やはり二番手、美弥 るりか(みやるりか)さんの役に抜擢された
風間柚乃(かざまゆの)さんも研3の若さということで
話題になりました。
鷹翔千空さんは、それよりも若い研2。
重責も感じることはあるでしょう。
でも今、抜擢されたことには少なからず意味があるはずです。
実力と稽古の結果が新人公演本番で出せるように
頑張って行って欲しいものです。
鷹翔千空・新人公演主演決定!『天は赤い河のほとり』
【追記】2018年2月18日
2017年に『王妃の館』では記事のここまでに記載したように、当時二番手スターだった真風涼帆さんが演じる、ルイ14世を演じました。
コメディー作品で難役でもありましたが、研2とは思えない演技は高く評価され、その後の空組公演『神々の土地』でも、同じく真風涼帆さんの役を射止めましたね。
朝夏まなと(あさかまなと)さん演じるドミトリーの友人、フェリックス・ユスポフ公爵。
フェリックスはロシア革命を背景にして、貴族として生きる誇りを持ち、当時の貴族の存在は農民から搾取するだけの存在ではなく、芸術をはぐくんだ存在でもあったことを体現していました。
本役の真風さんとは、良い意味で異なるイメージ。
知的でクールな雰囲気を上手く表現している・・・。
そう思って舞台に見入りましたが、物語の後半でトラブルが発生。
なんと・・・ヒロイン・イリナの屋敷のポポーヴィッチ家令(湖風 珀)が舞台に出遅れたのです。
「あれ・・・?」と観劇していても、何かおかしい???
本公演を観ていればわかりますよね。
アクシデントの空気は客席にも伝わったのですが、鷹翔千空さんも驚かれたはずですが、顔にそれを寸分も出さずに、うまく乗り切ったのです。
あの冷静な判断はなかなかできるものじゃない、下級生ながらあっぱれと思うと、これもまた舞台人としての大きな資質だと思いました。
そして・・・
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真風涼帆さんのトップお披露目公演となる『天(そら)は赤い河のほとり』では、新人公演主演を射止めるという快挙をなしとげました。
2018年2月現在は研3。もうすぐ研4。
今のスターさん達の中で新人公演への抜擢が早かった
- 星組の礼真琴(れいまこと)さんは研5
- 月組の暁千星(あかつきちせい)さんも、同じく研3の終わり、
ですから、鷹翔千空さんの新公主演は、かなり早いと言ってもいいでしょう。
そして101期生としては、初の新人公演主演です。
100期生の新人公演の主演経験者が3人。
次はそろそろ101期生?
そう思っていたところへの鷹翔千空さんの新人公演主演の発表でした。
長身でスタイル良く、しかも知的でクール。
スター候補の一人として、のびやかに成長していく様子を楽しみにしていたいと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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