凛城きら、本名、年齢、成績は…?組もトップも支える宙組男役スター!

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凛城きらさんの舞台略歴

2006年3月 宙組『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』*初舞台公演
2007年5月 『エリザベート-愛と死の輪舞-』新人公演:黒天使
2008年1月 『君を愛してる-Je t’aime-』新人公演:アルセスト(本役:凰稀かなめ)/『ミロワール』
2008年8月 『ソロモンの指輪』/『マリポーサの花』新人公演:エスコバル(本役:彩吹真央)
2009年3月 『風の錦絵』/『ZORRO 仮面のメサイア』リトル・クロウ、新人公演:メンドーサ大佐(本役:彩吹真央)
2010年6月 『ロジェ』新人公演:シュミット(本役:緒月遠麻)/『ロック・オン!』
2011年1月 『ロミオとジュリエット』キャピュレット(男)、新人公演:ティボルト(本役:緒月遠麻)
2012年1月 ―宙組へ組替え―
2012年4月 『華やかなりし日々』ロイ・ストーン、ハリソン・デイン(2役)、新人公演:アーサー・シェルドン(本役:凰稀かなめ)/『クライマックス』
2012年8月 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』ルッツ、新人公演:ヤン・ウェンリー(本役:緒月遠麻)
2014年2月 『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』(シアタードラマシティ・日本青年館)ベートーヴェン
2014年9月 『SANCTUARY』(バウホール)ギーズ公
2015年4月 『New Wave!-宙-』(バウホール) *メインキャスト
2015年10月 『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-/シトラスの風Ⅲ』(全国ツアー)ノルベール
2016年7月 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』ツェップス
2017年8月 『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル ビジュー』皇后アレクサンドラ
2018年3月 『天は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-』キックリ
2018年7月 『WEST SIDE STORY』

 

↓↓初舞台公演の宙組『NEVER SAY GOODBYE』ロケットの様子。

なつみさん(@723_0o)がシェアした投稿

 

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最初は雪組に配属されます。

そして研2の『エリザベート』新人公演では黒天使に抜擢。

以降も新人公演では大きな役を立て続けに演じます。

主演こそありませんでしたが、むしろ主演よりも演技力が求められる2番手~4番手くらいの役をこれだけ続けて演じてきたことは少しレアなケースと言えるかもしれません。

本役さんを見てみると、彩吹真央(あやぶきまお)さん、二番手時代の凰稀かなめ(おうきかなめ)さん、緒月遠麻(おづきとおま)さんなど、芝居巧者ばかり。

 

↓↓『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』新人公演時の凛城きらさん

 

ファンを唸らせるほど演技が上手なこの本役さんたちから学べたものは非常に多かったと思います。

今や宙組の芝居力をグッと引き上げている凛城きらさんはこうして磨かれていったのですね。

 

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でも欲を言えば一度くらい新人公演やバウホールでの主演を見てみたかったものです。

これだけの実力がある凛城きらさんが真ん中に立つとどうなるのか。

いま思えば、劇団としては最初から凛城きらさんを主役を支える存在として育てていくつもりだったのかもしれない、と思います。

実際にいま宙組では役としても、トップさんの同期生としても、大変心強い存在となってくださっています。

2012年に経験した宙組への組替えも、凛城きらさんの中で大きな意識改革になったことと察します。

 

そして近年の凛城きらさんといえば、やはりこの役。

前トップスター朝夏まなと(あさかまなと)さんの退団公演『神々の土地』でのアレクサンドラ皇后役です。

 

 

ドイツからロシアに嫁いできた孤独で気難しい皇后という役です。

怪僧ラスプーチンにのめり込んで、ロマノフ王朝を終焉に向かわせるという非常に重要で難しい役どころ。

朝夏まなとさん演じるドミトリーがラスプーチン暗殺事件を起こす元凶の存在ですので、物語のキーパーソンと言えます。

王妃らしい気品と貫禄を滲ませつつ、孤独に苛まれた嫌味な神経質さを感じられる見事な演技でした。

この役は男役さんならではの貫録が活き、且つ男役さんとは思えないほどの美しさ。

凛城きらさんのハマり役と言ってもいいでしょう。

最後は革命軍に処刑されてしまいますが、エンディングの幻想シーンでは妹(伶美うららさん)とそれぞれの立場を離れて姉妹として言葉を交わしています。

そこで初めて笑顔を見せ、観客の涙腺が一気に崩壊します。

 

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↓↓朝夏まなとさんの想い人、伶美うらら(れいみうらら)さん演じるイリナと姉妹役

カナリアさん(@cosmos_asaka)がシェアした投稿

 

異国に嫁いだ孤独な王妃、という面ではマリーアントワネットやエリザベートと共通するものがあり、宝塚ファンとしては余計に琴線に触れるものがありました。

 

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このアレクサンドラ以外にも、『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』ベートーヴェン(のようなもの)役、『SANCTUARY』ギーズ役などの一癖ある役も必見。

 

↓↓悪役中の悪役、『SANCTUARY』ギーズ。

 

そして凛城きらさんの見どころはその一癖ある役を決して大げさに演じないこと。

舞台演劇は一番奥の客席にまで表情や声を届ける必要があるため、どうしても大芝居気味になります。

しかし凛城きらさんのお芝居は決して大袈裟ではなく、とても自然です。

それなのに地に足のついた感じがするのはタカラジェンヌの中でも随一と言えます。

ショーでも積極的に観客を「釣る」ことはしないので、その控えめな姿勢を劇団は「センターではない場所で輝く生徒」と判断したのかもしれませんね。

 

↓↓3. クセありすぎ配役とは真逆の自然体な凛城きらさんの素顔

コメント

  1. ちはるCLUB より:

    私がファン復帰した時のトップは大空さん。
    今も宙組のトップは好みじゃなくて、今回はチケットを買っていません。

    でも、マギーさんがご卒業なので当日の立ち見に挑戦しようかと思っています。

    『神々〜』のまっぷとの夫婦は好きでした。

    • すみれ子 より:

      ちはるCLUB さん

      私も宙組に関しては、大空さんお披露目『カサブランカ』が初観劇です。ユウヒさん&すみかさん退団公演の頃は結構ハマってました(^^)

      トップさんが好み、あるいは好みではない・・・
      いろいろです。そして『シトラス』も個人的どうかな?と思うところも多々ありますが、是非とも機会あれば見ておいて損はない派のすみれ子でした。
      (大劇場で観たのに、遠征しちゃったし ^^;)

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