風色日向の舞台略歴
2016年3〜4月 | 星組『こうもり/THE ENTERTAINER!』初舞台公演 |
宙組へ配属 | |
2016年7〜10月 | 『王妃の館/VIVA! FESTA!』 |
2017年6月 | 『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』(宝塚バウホール公演) |
2017年8〜11月 | 『神々の土地』 新人公演:ロマン・ポチョムキン(本役:瑠風輝)『クラシカル ビジュー』 |
2018年1月 | 『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) |
2018年3〜6月 | 『天(そら)は赤い河のほとり』 – ジュダ・ハスパスルピ、ユルドゥズ、新人公演:シュバス(本役:瑠風輝)『シトラスの風-Sunrise-』 |
2018年10〜12月 | 『白鷺の城』『異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-』 新人公演:枢機卿(本役:実羚淳) |
2019年4〜7月 | 『オーシャンズ11』 – 新人公演:ライナス・コールドウェル(本役:和希そら) |
2019年8〜9月 | 『追憶のバルセロナ』 – ロベール『NICE GUY!!-その男、Sによる法則-』(全国ツアー) |
2019年11〜2020年2月 | 『El Japón』新人公演:蒲田治道(本役:真風涼帆)『アクアヴィーテ(aquavitae)!!〜生命の水〜』 新人公演初主演 |
宝塚歌劇団では中学校卒業後すぐに宝塚音楽学校に入学、そして歌劇団に入団した生徒さんに対しては研1では新人公演への出演を認めていません。
理由は「稽古に十分な時間がとれないため」としています。
おそらく年齢的に若いために労働基準法などが適用され、遅くまでの稽古が認められないのだと思います。
決まりは決まり、守るべき大切なことですが、宝塚のような芸事の世界では一つの舞台に立てないことは、少し残念でなりません。
・・・そんな訳で『王妃の館』の新人公演には出演されていないはずです。
しかし、それ以降の『神々の土地』では宙組スターの一人、瑠風輝(るかぜひかる)さんの役を、そしてついには『オーシャンズ11』でイレブンメンバーの一人という大きな役に出会っています。
それが記事の冒頭に書いた、和希そらさんが演じたライナスでした。
そしてついに・・・!!
三番手役、二番手役も飛ばして一気に主演!
102期生では3人目の主演経験者となる訳です。
風色日向の素顔&お茶会、新人公演主演で変わること
風色日向さんは2019年現在、研4ですので、おそらくFC(ファンクラブ)はまだなかったでしょう。
会とも呼ばれるFCを作るのは概ね研5以上とされているのが、その理由です。
なので楽屋入りの時もファンを従えて歩いているという光景を観ることはできませんが、代わりに同期生達と仲良く談笑しながら歩いている姿を見かけることがありますね。
「おお、同期生達と仲良さそう!」
というのは、遠巻きに眺めるギャラリーのファンも見ていて「同期生っていいな」と感じることができるものです。
2019/06/04
真友月れあ さん
風色日向 さん
紅咲梨乃 さん
輝ゆう さん
同期でワイワイ🤗❤ pic.twitter.com/lqGu5HYW8T— Ǝᴚ (@mmeriponnn) July 25, 2019
でも・・・
これは新人公演主演でかわってきます。
・・・というのは会(FC)を作るのは概ね研5以上ですが、「新人公演に主演」すると会を作ることになるからです。
そして・・・
下級生で会がない生徒さん、あるいは娘役さんの場合におこなわれている「お茶飲み会」というファンとの集いも、「お茶会」と名を変えます。
こちらには「Tea Party」と書かれているの「お茶会」「お茶飲み会」のどちらであるかは限定できませんが、宝塚の世界では「お茶会」と「お茶飲み会」にはきちんとした定義があるようです。
とはいっても、ほとんどの場合は名前、呼び名が違うだけで、内容に関してはそれほど差はないと想像していますが、風色日向さんの場合も新人公演主演を手にした時点で
- ファンクラブができる
- 楽屋入りはファンと一緒に楽屋口まで
- 「お茶飲み会」は「お茶会」に名前が変わる
ことになるので、ファンが見かける風色日向さんの素顔(オフステージという意味での)にも変化がおきてくることでしょう。
風色日向のプロフィール、舞台略歴のまとめ
宙組公演『El Japón(エル ハポン)』で新人公演主演が決まった風色日向さん。
研4ということで、まだどんな生徒さんなのかわからないことも多く未知数です。
また中学卒業時の一度の受験で宝塚音楽学校に合格されていることから、年齡的にもまだまだ若い!
新人公演といえば、フレッシュな時期から主演を数回重ねてスターとして成長する生徒さんもいれば、研7のライスチャンスで主演を射止める快挙(?)からグンと花開かせる生徒さんもいらっしゃいます。
でも風色日向さんは幸運にも(・・・と言っていいでしょう)、研4で主演を射止めることができたのだからこそ、上級生さん達のちからを借りつつ、荒削りでも「今」だから演じることができる喜びみたいなものを味わって、頑張って役として生きていってほしいものですね。
次回、宙組を観劇する時はしっかり風色日向さんをウォッチしていと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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