『王妃の館』の原作
小説『王妃の館』とその誕生秘話
浅田次郎さんはJALの機内誌「SKYWARD」に毎月「つばさよつばさ」というタイトルのエッセイを書いていらっしゃいます。
小説の取材のために訪れた中国の話、鹿児島の「天文館むじゃき」まで氷白熊を食べに行った話・・・時には難解なこともありますが、軽妙でウィットに溢れるそのエッセイと読むことを管理人・すみれ子はとても楽しみにしています。
おそらく映画が公開された2015年だったかと思いますが、ある時のエッセイが今回宝塚で上演される『王妃の館』を執筆するに至った経緯に触れたものでした。
小説家は筆が進まずに延々と苦しむこともあるのだそうですが、パリに実際にある古いお城を改装したホテルを訪れたところ、一瞬ににして登場人物が降りてきて、小説が頭の中に出来上がったとのだそうです。
そのエピソードにつられて、早々に小説を読みました。
映画は観ていませんが、宝塚でどういう風に舞台化されるかはワクワクのお楽しみです。
実際に存在する『王妃の館』パヴィヨン・ド・ラ・レーヌ
舞台となる「王妃の館」は実際にパリ、マレ地区のヴォージュ広場の北側にある歴史「Pavillon de la Reine (パヴィヨン・ド・ラ・レーヌ)」で、スペイン王女でルイ13世の王妃であり、ルイ14世の母であったアンヌ・ドートリッシュが滞在したことがあることから『王妃の館』と名付けられたそうです。
かってはVIP専用のホテルでしたが、今は誰でも宿泊可能。
浅田次郎さんは、ここに入った瞬間にストーリーが降りてきた・・・・? ちょっと興味あるホテルです。
↓↓実際の『王妃の館』
(出典:http://www.web-nile.com/)
↓↓『王妃の館』回廊から中にわをのぞむと・・・
↓↓マップで見てみましょう!
↓↓3. 『王妃の館』製作発表
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