エリザベートガラコンサート二部
2部はオーケストラの皆さんが来て、佐々田愛一郎先生がタクトを振られていました。
歌が中心で
まず一路さんが「愛と死の輪舞」
花總さんと古代さんのデュエットえで「パパみたいに」。
ルキー二の歌は、轟悠さんが出演できないため(『双頭の鷲』公演中ですから)、安蘭さんと香寿が交代で。
それがちょっと新鮮。
「キッチュ」は、空組公演の愛月ひかる(あいづきひかる)ルキー二の歌がまだ頭の中に印象的に残っていましたが、香寿さん、上手いです。
一路さんの「最後のダンス」は、トート閣下そのものでした。宝塚には本公演だけで9人のトートがいたわけですが、このトートこそが宝塚版の原点?と思います。
↓↓2012年版稽古風景
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花總さんの「私だけに」はやっぱりレジェンドな存在なのが伝わり、
一路さん&香寿さんで「闇が広がる」
高嶺さん&花總さんの「夜のボート」
安蘭さんの「ママ、どこにいるの」では、やっぱり当時観たかった!と思う片鱗があって、少年っぽい可愛らしさがありました。
美穂さんの「マダム・ヴォルフのコレクション」はさすがな物をかんじました。
曲名をこうして書いているだけで、歌声が蘇ってきそうですが、こんなメンバーで『エリザベート』の歌の数々が聴ける!
ずっとそんな興奮が続きました。
衣裳、かつら、小道具のない、素で勝負の世界だったのに、鳥肌の立つような『エリザベート』ワールド!
初演当時はまだ皆さん若く、いっぱいいっぱいで演じていたかもしれませんが、テクニックだけでなく、20年の年月で得たことが歌の中にいきているのでしょうか?
例えば・・・
宙組エリザで実咲 凜音(みさき りおん)さんがすごい!と思ってましたが、花總さんの圧巻さの中には、20年間彼女にすみついたエリザベートがいるの?と圧巻なものを感じました。
まだまだ他のヴァージョンもありますが、とにかく初日のガラコンサートだけで『エリザベート』という作品の奥の深さを十二分二知ることができました。
エリザベート20TH Anniversary ―’96リマスターBD
↓↓3. 出演者の声
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