EXCITER!!2017
『EXCITER!!2017』というタイトルからして、初演作『EXCITER!!』があるはずですが観劇した記憶がありませんでした。
調べてみると2009年真飛聖(まとぶせい)さん花組トップ時代の『外伝 ベルサイユのばら -アンドレ編-』の併演作が初演のようです。
あ・・・この『外伝 ベルサイユのばら -アンドレ編-』は観ていませんでした。
2010年に同じく花組で『麗しのサブリナ』と併演されていますが、この『麗しのサブリナ』も何故か観ていません。
そんな訳でこの藤井 大介氏作・演出の『EXCITER!!』観劇は今回が初めてでした。
想像するに初演、再演はやはり当時のトップスター・真飛聖さんにあわせて描かれた部分もあることでしょう。
↓↓ 初演・真飛聖時代の『EXCITER』
何回も見てしまう!かっこいい〜♡
#真飛聖#EXCITER#花組#宝塚 pic.twitter.com/dA31waFEJc
— みー(☆u∂) (@victory__mi) 2016年1月6日
そういう点は明日海りお&仙名彩世トップコンビをはじめ今の花組メンバーに似合うように、変更されて入るのかもしれません。
愛と夢を現代社会に送り届ける宝塚こそ“EXCITER”であるという軸の上に、究極に格好良い場面で構成された現代的でエネルギッシュなショー作品。
(出典:宝塚歌劇団公式サイト)
↑↑『EXCITER!!2017』については上述のように解説されていますが、まさにそういったエネルギーを花組生達は十分に発揮していました。
↓↓『EXCITER!!2017』のシーンのいくつか・・・
花組2017全擦初日,明日海りお太可愛了😄😄😄 pic.twitter.com/13GKcLd3kp
— 意坊 (@shuni2626) 2017年3月20日
特にピンクの可愛い衣装になぜか猫のぬいぐるみを背負って客席から登場する、みりおさん(明日海)。
なかなかキュートな魅力を発揮し、舞台へ上がると「RIO」のカーニバルへまぎれこもうとします。
「RIO」のカーニバル、これはもうりおさん(明日海)にあてがきしたシーンとしか思えません。
可愛いけれどちょっとさえない男の子が、ミラクルにかっこいいイケメンに変身して、観客の心を掴みます。
仙名彩背さんとのデュエットダンスも息もビッタリで、これからこのコンビの成長が頼もしくなってきました。
もちろん全国ツアーのお楽しみでもある客席降りは他のスターさん達にも用意されていて客席を魅了してくれました。
柚香光(ゆずかれい)さんはお芝居でも活躍でしたが、ショーでもこの全ツでは二番手ポジションであることを十分に示しています。
また芝居で目を留めた瀬戸かずや(せとかずや)さんも、上級生らしい大人なイケメンの魅力発揮。
この男役さんは誰かなぁ?と目をひかれ気になったのは、水美舞斗(みなみ まいと)さん。
同期の柚香光さんに隠れ気味ですが、なかなかイケメンな男役さんです。
↓↓この方が水美舞斗さん
【水美舞斗】→爽やかなビジュアルから繰り出される色気は思いのほか濃厚。ダンスや表情の余韻の残し方、フッと笑った時の甘いマスクとのギャップに殺られる。#花男色気図鑑 #水美舞斗 pic.twitter.com/8vGXCgfsKK
— ばら (@tatuya1004love) 2017年3月20日
↑↑ファンの方が「フッと笑った時の甘いマスクとのギャップ」とおっしゃっていますが、
まさにその通りですね。
まとめ
全国ツアー公演は各地の会場設備が異なるために、梅田芸術劇場ではセリも盆もあるのにそれが使われていない点など、舞台機構を駆使することで楽しめる宝塚の醍醐味にかける点は残念・・・と思います。
これは地元で観ることができるファンの贅沢な望みでしょう。
梅田芸術劇場での公演も終わり、これからが本格的なツアーです。
地元に「宝塚がやってくる!」とワクワクと楽しみにされている多くの地方ファンのために、
制約のある中できっと全身全霊の舞台を届けてくれるでしょう。
まだまだ個別の生徒さんについては書ききれないことがたくさんありますが、ひとまず『仮面のロマネスク』『EXCITER!!2017』の感想はここで締めくくりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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