城妃美伶の素顔
オフでも娘役としての華を感じる城妃美伶さん。
特にきっちりアップスタイルにされている時は、大人っぽさが出て素敵です。
この映像はもちろんテレビ出演ということもありますが、お稽古中も生徒さんは、稽古を見てくださる先生への敬意を払う意味と、役に近づくためと、その両方を意識して絶対にお化粧をして、ヘアスタイルもバッチリ決めるそうです。
だからお稽古中の娘役さんというのは大変!
城妃美伶さんも役によって通勤時、つまりお稽古で劇団に行かれる時には、しっかりヘアスタイルを作ってメークもしていらっしゃるようです。
逆に公演中はすぐに楽屋で舞台化粧をするからノーメイク・・・という場合があるある・・・なのだとか。
もちろんこれは城妃美伶さんに限ったわけでなく、男役さんも含めてほとんどの生徒さんの通勤事情のようです。
↓↓花組公演『Santé!!』振付講座の城妃美伶
上級生の水美舞斗(みなみまいと)さんとの並びもなかなかキレイ!
桜咲 彩花(おうさき あやか)さんは「可愛い!」という感じですが、同じ娘役でも城妃美伶さんは「大人っぽさ」が前面に出ていますね。
城妃美伶のこれから
この記事の中で何度も・・・
城妃美伶さんは「エキゾチック」「大人っぽい」と書いてきましたが、娘役さんもそれぞれに持ち味が違います。
歌、芝居、ダンスのテクニックが必要なのはもちろんのことですが、もともとの持ち味を伸ばしていける環境があり、それを活かせる作品と出会う「運」というものもあるでしょう。
「研7の新人公演ラストイヤーで、5度目のヒロインを射止めた」
それには、その「持ち味を活かせる」何かがあるからではないだろうか?
管理人・すみれ子はそう考えました。
城妃美伶さんは、本公演でもすでに重要な役を得、その実力もあります。
一ファンである管理人・すみれ子でも相当に期待してしまう、5度目の新人公演ヒロインですから、ファンのみならず劇団関係者の期待も大きいはずです。
そして「初めて」よりは経験を重ねるほど、客席も「できて当たり前」と見てしまいがちです。
そういうプレッシャーを一番感じ取っているのは、城妃美伶さんご本人。
それを乗り越えた先には、いつか「トップ娘役」の冠をかぶる日が来るのかもしれません。
城妃美伶のまとめ
最近は娘役さんがトップ娘になる学年が非常に若いです。
研3や、研4。しかも中学卒業後にそのまま宝塚音楽学校に入学した生徒さんなら、実年齢は二十歳にも達していない・・・。
まだ余裕がないままにトップ娘役になって、必死にもがいているように見えたトップ娘役さんも過去にはいらっしゃいました。
だから私的には精神的にも充実するまで丁寧に育ててあげてほしい、と願ってもいました。
そこへ・・・
城妃美伶さんが在籍する花組には、研9でトップ娘役に就任するという快挙(?)を成し遂げた仙名彩世さんがトップ娘に就任し、トップスター明日海りお(あすみりお)さんと共に安定した舞台を作り上げています。
その例に習うわけではありませんが、城妃美伶さんも「もう研7」なのではなく「まだ研7」と思い、これから大きな花を開花させる日を楽しみに舞台の城妃美伶さんを見守っていきたいと思っています。
【追記】2019/7/10 以上、約1年前の2017年12月に書いたのですが・・・、残念ながら数々の舞台で活躍しながらも城妃美伶さんは『A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム!』東京公演千秋楽をもって宝塚を退団されます。 『花より男子』という宝塚ファン以外からも注目される作品のヒロイン・牧野つくしを演じて・・・。 個人的には花組の娘役達に「花娘」の姿をみせられるスターの一人として、退団の日までの活躍を祈っています。 |
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
いつも楽しみに拝見しています。
私も、トップさんへの早い抜擢に反対派です。じっくり育ててほしいです。
また、トップになると、卒業へのカウントダウンが始まるともいえるので、好きなスターさんは、現役で長く応援したいですものね。