『花より男子』あらすじ
今や『花より男子』を知らない人のほうが少ないとは思いますが、念のため簡単にあらすじをご説明します。
舞台は英徳学園という高校。
英徳学園は幼稚舎から大学までの一貫校で、ほとんどの生徒が幼稚舎からエスカレーター方式で進学。
リアルの学校で例えるなら…慶應義塾みたいなものでしょうか。
でもきっと、慶應よりも外部入学が少ない、本当に選ばれしお金持ちの子女たちのみが入学できる学園なのだと思います。
その学園の中で幅を利かせている、お金持ちの中の更なるド級のお金持ち集団、F4(えふふぉー)。
なぜFなのかというと「花の4人組」という意味のFlowerのFだそうで…(ちょっとダサい(;^ω^))
学園の理事長などもこの4人には頭が上がらないため、授業は出ないわ校内に専用スペースを作るわ、やりたい放題。
学園内で気に入らない生徒をいじめて楽しんだり、私生活でもド派手な遊びをしている「クソガキ」です。
こんな学園に、成績優秀者の特別推薦枠で高校から外部入学してしまった牧野つくし。
全員がお金持ちという中に、一般家庭…いや、かなり貧乏な部類に入るつくしが入学すれば当然いじめの対象に。
これまでと同じようにいじめ抜いて退学に追い込もうとF4をはじめとして信じられないほど過酷ないじめに遭います。
しかし、「雑草のつくしなんだから!」と雑草魂を発揮、絶対に負けない!と応戦します。
その健気な姿に応援者も現れ、ついにいじめ主犯格の道明寺も惚れていき…2人は両想いになるようでならないようで…もどかしいいい!!というのがまた読者の興奮を煽っていきます(笑)
コメディー要素もたっぷり入っていて、全女性の「素敵な男性と玉の輿…!」という願望も叶え、人気に火がつくのも納得ですね。
『花より男子』宝塚で少女漫画の舞台化はお任せ!
『宝塚=ベルサイユのばら』という印象が最も強い宝塚歌劇団。
それほどまでに、少女漫画の世界観を実写化するポテンシャルの高さと演出力には定評があります。
ここで、過去に少女漫画を舞台化してきた一部作品を挙げてみます。
- あさきゆめみし
- オルフェウスの窓
- 天は赤い河のほとり
- 虹のナターシャ
- はいからさんが通る
- ベルサイユのばら
- ポーの一族
- メイちゃんの執事
- 紫子 ‐とりかえばや異聞‐
近年で公演した『天は赤い河のほとり』『ポーの一族』『はいからさんが通る』が記憶に新しいところですね。
人気少女漫画が原作の公演はここ1~2年で再び頻度が上がっている印象です。
宝塚ファンのみならず原作ファンも足を運ぶので、やはりチケットの売れ行きが好調なのでしょう。
どの公演にも共通しているのは、舞台化や映像化によくある「コレジャナイ感」の不評をほとんど聞かなかったこと。
あの『ベルサイユのばら』も、公演開始当時は熱狂的な原作ファンからずいぶんと攻撃されたようですが、最終的には宝塚の看板作品に成長。
同じく熱狂的ファンが多い『天は赤い~』『ポーの~』『はいからさん~』も、その再現度に長年の原作ファンも大納得でした。
↓『天は赤い河のほとり』
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↓『ポーの一族』
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↓『はいからさんが通る』
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もうこのビジュアルだけで原作ファンの皆さんも合格印だったそう!
リアルな男性ではやっぱり少女漫画に出てくる、ありえないほど素敵な男性は再現できませんからね~。
タカラジェンヌさんたちの、原作へのリスペクトが現れたビジュアルへのこだわりも見事です!
この『はいからさんが通る』も大成功に終わった柚香 光さん。
『花より男子』の道明寺という難しい役どころも間違いなく素敵に仕上げてくるでしょう。
↓↓3.『花より男子』配役予想してみました!F4はやっぱり…
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