仙名彩世の軌跡をまとめると・・・
仙名彩世さんは94期生として、2008年月組公演『ME AND MY GIRL』で初舞台を踏んだこと、新人公演のヒロイン経験はなく、宝塚バウホールやその他の外箱公演でのヒロイン経験はあったものの、研9という学年でのトップ娘役就任が話題になったことも宝塚ファンならよくご存知でしょう。
そんな仙名彩世さんについて記事をここでまとめて紹介します。
↓↓2016年9月、ゆきちゃんのトップ娘役就任発表。
花組前トップ娘役・花乃まりあ(かのまりあ)さんの退団をうけて、次期トップ娘役に就任が発表されました。
花乃まりあさんが予想外に退団が早かった???
そのための人事?
いろいろ憶測は飛びかったものですが、多くの宝塚ファンは娘役としては上級生で、どんな役にもいつも体当たりの演技を見せ花組をささえてきた仙名彩世のトップ就任を喜んだし、数多くのメディアも「遅咲き」としながらも大きなニュースとして取り扱っていましたね。
↓↓仙名彩世さんのプロフィールと舞台略歴
ゆきちゃんは宝塚を観劇した経験もなく「自分の力を試してみたい」という思いで宝塚を受験。
大変な努力家(といわれています)で首席入団。
着実に実力をつけていった娘役さんでした。
すみれ子は個人的には・・・
- 2013年6月『フォーエバー・ガーシュイン-五線譜に描く夢-』(宝塚バウホール)
- 2014年8月『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』ヴィンディッシュ嬢
- 2016年2月『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(シアタードラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場)
- 2016年4月『ME AND MY GIRL』ディーン・マリア公爵夫人
- 2017年3月『仮面のロマネスク/EXCITER!!2017』(全国ツアー)フランソワーズ・メルトゥイユ侯爵夫人
- 2018年1月『ポーの一族』シーラ・ポーツネル男爵夫人
- 2019年2月『CASANOVA』
書き出してみると多い!ですが、こんな役どころを演じたゆきちゃんが忘れられません。
特に『エリザベート』ヴィンディッシュ嬢、『ME AND MY GIRL』マリア公爵夫人などは、いわゆる路線の娘役ならば決して演じる機会が与えられなかったでしょう。
また『For the people』のリンカーン夫人となるメアリー・トッド役も専科の轟悠(とどろきゆう)さんの相手役(ヒロイン)ではありますが、普通に宝塚的な路線娘役では務まらなかったと思います。
また2018年のヒット作『ポーの一族』もエドガー役の明日海りお、アラン・柚香光(ゆずかれい)さんの劇画から抜け出したようなビジュアル的美しさをはじめたくさんの成功要因はありましたが、仙名彩世さん演じるシーラ・ポーツネル男爵夫人の存在も大きく影響しているはずです。
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