花組『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』観劇感想

花組


花組トップスター・明日海りお(あすみりお)さんの退団作品となる『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』を観劇しました。

花組でトップスターに就任してから丸5年。

宝塚大劇場、東京宝塚劇場作品のみで10作品目。

台湾公演をはじめ、宝塚では初の舞浜アンフィシアター出演。

そしてあの横浜アリーナをわかせた『恋スルARENA』。

たくさんの魅力でファンを魅了したみりおさん(明日海)ではありますが、集大成の作品として本来の明日海りおさんが持つフェアリー的な魅力満載の作品だったのが『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』

(だってフェアリー、すなわち妖精のお話ですものね・・・)

また、長く月組生として活躍したものの、明日海りおってやっぱりすごーーーい花男だ!と心を熱くさせてくれたショーが『シャルム!』でした。

以上をポイントとして・・・

今回は花組公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』の観劇感想として、作品としての魅力をお伝えしていきます。

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↓↓『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』製作発表映像

花組公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』 制作発表会パフォーマンス (ノーカット)

『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』の作品としての魅力

『A Fairy Tale』のストーリーを単純に言っていまえば廃園となった庭を、かってのようにバラが咲き乱れる庭園にするために尽力する19世紀なかばのイギリス(大英帝国)の人々と妖精さんのお話。

・・・ってところでしょうか。(これじゃ夢がないですけどね ^^;)

  • 19世紀なかばの産業革命にわくイギリス(大英帝国)
  • それより遡ること約50年のウィングフィールドの屋敷に住むウィールドン子爵一家(ヒロイン・シャーロットの家族)
  • 今は行方不明になっているシャーロットを探す妖精たち
  • 少女から大人へ、一人の女性として成長していくシャーロットの姿


これらで構成されています。

そしてこの中で感じられる作品の魅力は・・・

作品の魅力
  • 明日海りおの持つフェアリー的な魅力が最大にいかされている
  • 文明による利便性の追求、結果人間が失うものの大きさを背景に感じる
  • 子供時代のピュアな心で生きるむずかしさ、反対にその大切さ

以上だと私は思いました。

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公式サイトの解説を一部お借りしてくると・・・

人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とを交錯させながら描く、大人の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル。人間離れした美しさを漂わせる“青い薔薇の精”に挑む明日海りおが、耽美的で幻想的な世界に誘います。

(出典:宝塚歌劇団公式サイト


・・・ということなのですが、上記が一番適確にこの作品を表しているかなぁ?


今の日本社会にもあてはまるようなメッセージ性をもかる〜く感じましたが、そのあたりは人それぞれだと思います。

大人になることって無垢な心と引き換えなんだね(涙)・・・、そんな切なくほろ苦い思いがこみあげてきて植田景子先生らしい佳作でした。


上記3つの作品の魅力をもう少し紐解いてみますね。

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感想(0件)

↓↓2. 『A Fairy Tale 』の3つの作品の魅力

コメント

  1. ちはるCLUB より:

    私もムラのチケットが取れたので、観られます!

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