宝塚での『三銃士』
『仮面の男』2011年雪組
ルイ14世は実は双子だった・・・、というレオナルド・ディカプリオ主演で映画化もされた、アレクサンドル・デュマ原作による「仮面の男」を舞台化。
この作品にダルタニアンはじめ三銃士が登場していたのは、まだ記憶に新しいところです。
↓↓雪組『仮面の男』のダルタニアン
(出典:http://hkka-2009.cocolog-nifty.com/)
この時のダルタニアンは2016年現在、雪組トップスターの早霧 せいな(さぎり せいな)さん。
↓↓『仮面の男』ダルタニアンと三銃士
(出典‥チケットぴあ)
衣装はこういう感じ?と想像も楽しいです。
ずっと昔の『三銃士』
1961年9月2日~9月29日、宝塚大劇場月組公演で『三銃士』のタイトルで上演されたことがあります。
内重 のぼる(うちのえ のぼる)さん、那智 わたる(なち わたる)さん、藤里 美保(ふじさと みほ)さんの「マル(那智)・サチ(内重)・オソノ(藤里)時代」と言われた頃のことで、さすがに資料もなく詳細は分かりませんが・・・。
テレビ放映された宝塚『三銃士』(宝塚テレビロマン)
1979年から1980年にかけて、宝塚歌劇団のミュージカルが『宝塚テレビロマン』(たからづかテレビロマン)としてテレビ放映されたいました。
『宝塚テレビロマン』で・・・
- 『はいからさんが通る』(大和和紀原作、演出・脚本は植田紳爾)
- 『ラブパック』(大和和紀原作、演出・脚本は植田紳爾)
- 『三銃士』(アレクサンドル・デュマ・ペール原作、演出・脚本は菅沼潤)
3本製作、テレビ放映された作品の一つが『三銃士』でした。
ダルタニヤン(主役):明都ゆたか(研2)
三銃士 アトス:紫苑ゆう(研3)、ポルトス:夏美よう(研5)、アラミス:五月梨世(研2)
懐かしく思い出してしまいました。
この時、アトスを演じた紫苑 ゆう(しおん ゆう)さんは後に星組でトップスターになられました。
そしてポルトスの夏美よう(なつみよう)さんは今でも専科でご活躍です。
映画『仮面の男』
1998年に製作されたデカプリオ主演の『仮面の男』は『ダルタニャン物語』をベースに、ルイ14世と鉄仮面伝説、老いた三銃士の復活と活躍、王妃とダルタニアンの恋を描いてヒットしました。
↓↓映画『仮面の男』
[youtube id=”CLwBmPZqiIY”]
これの舞台化が2011年雪組公演。
映画版からも「衣装はこんな感じ???」と想像できそうですね。
珠城りょうと冒険活劇
先般の珠城りょうさんのプレお披露目公演であった『アーサー王伝説』を思い出すと、浪漫活劇(アクション・ロマネスク)異説三銃士のサブタイトルが、妙にたまきち(珠城)に似合うのじゃない?と、ピン!とくるものを感じます。
ロココの優雅できらびやかな宮廷コスチュームでなく、正義のため、仲間のために戦う、冒険活劇のヒーロ!
「王の秘密を握る」ダルタニアン
それはきっと王(王妃かしら?)のために戦うダルアニアン?
個人的イメージでしかありませんが、そんな物を想像します。
まだお披露目公演『グランドホテル』の幕さえ開いていないので、勝手にイメージを決めつけてしまうのはよろしくないかもしれませんが、(学年的)若さはもう誰もが手にできない、珠城りょうの最大の魅力です。
抑えた芝居は上級生トップさんもできるけれど、がむしゃらに若さで突っ走れる役は、珠城にしかできない・・・。
魅力を引き出すことができるのは、作・演出の小池先生ですが、小池先生ならそんなことは見越しての作品を書いてくれることでしょう。
↓↓公演稽古の入りの珠城りょうさん
(出典:twitter.com)
まとめ
まずはお披露目公演を観なくては!と思いながら、作品のラインアップニュースに気が早い想像を広げてしまいました。
今、月組さんは『グランドホテル』のお稽古中でしょう。
宝塚月組『グランドホテル』配役発表と初演から予測する再演の内容
↓↓『グランドホテル』記者発表
(出典:宝塚ジャーナル)
珠城りょうさんのトップお披露目の初日(2017年1月1日)まで、約1ヶ月。
寒さが厳しくなり、風邪の季節にもなりますが、月組生一丸の熱い作品を作り上げてくれることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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