紫門ゆりやの舞台略歴
2005年 | 花組『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』*初舞台公演 |
2008年3月 | 『ME AND MY GIRL』新人公演:ジェラルド(第一幕)(本役:遼河はるひ) |
2009年5月 | 『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』黒天使/新人公演:フランツ・ヨーゼフ(本役:霧矢大夢) |
2010年4月 | 『THE SCARLET PIMPERNEL』ファーレイ、新人公演:ショーヴラン(本役:龍真咲・明日海りお) |
2011年7月 | 『アルジェの男』ルイ、新人公演:ジュリアン・クレール(本役:霧矢大夢)/『Dance Romanesque』 *新人公演初主演 |
2012年4月 | 明日海りおディナーショー『Z-LIVE』 |
2012年6月 | 『ロミオとジュリエット』パリス伯爵 |
2013年1月 | 『ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-』フェルゼン |
2013年5月 | 『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場)バターズビー卿 |
2013年11月 | 『THE MERRY WIDOW』(シアタードラマシティ・東京特別)ラウール・ド・サン=ブリオッシュ |
2014年9月 | 『PUCK(パック)』スナウト/『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』 |
2015年4月 | 『1789-バスティーユの恋人たち-』オーギュスト・ラマール |
2015年11月 | 『舞音-MANON-』アンリ・ルグラン/『GOLDEN JAZZ』 |
2016年3月 | 龍真咲コンサート『Voice』(赤坂ACTシアター・シアタードラマシティ)SHIMON |
2016年6月 | 『NOBUNAGA<信長>-下天の夢-』毛利良勝/『Forever LOVE!!』 |
2017年5月 | 『長崎しぐれ坂』(博多座)さそり/『カルーセル輪舞曲(ロンド)』 |
2017年7月 | 『All for One~ダルタニアンと太陽王~』フィリップ |
2018年2月 | 『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』大塚 三朗/『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』ホット |
入団時の成績は2番という優等生の紫門ゆりやさん。
遼河はるひ(りょうがはるひ)さん、青樹泉(あおきいずみ)さんといった当時の月組若手スターの役を新人公演で演じた後、2009年には『エリザベート』で大役フラン・ツヨーゼフ(本役:霧矢大夢)を射止めました。」
そして、2010年。
研7のときについに『アルジェの男』で新人公演初主演。
紫門ゆりやさんは、フェアリー系と言われる可愛らしいタイプの男役さん。
なので、当時の月組トップスター・霧矢大夢(きりやひろむ)さんには「男くさい部分や骨太さなどが足りない」と指導されてきたようです。
ゆりちゃぴしんどい
(アルジェの男新公より)#紫門ゆりや #愛希れいか pic.twitter.com/FU2PYTmNDS
— ひびきち (@b___yk) August 11, 2017
『アルジェの男』新人公演で相手役のヒロインを務めたのは、現在の月組トップ娘役・愛希れいか(まなきれいか)さん。
まだ男役から娘役に転向したばかりの愛希れいかさんもまた新人公演初ヒロイン。
二人で作り上げた新人公演の舞台は好評だったと言われています。
↓↓【関連記事】 |
月組ファンの中では紫門ゆりやさんは「ロイヤル」「プリンス」と言われています。
確かにノーブルな宝塚の正当派男役の雰囲気を醸し出し、骨太さよりも気品が勝ったタイプの男役さんですね。
しかし、実力は確かなもの!
いまや月組では大きな役を安心して任せられるスターさんです。
紫門ゆりやさんは、路線のど真ん中を走るスターさんとは少し違い、「職人」と呼ばれる存在。
黙々と男役芸を磨き上げ、その真髄を下級生に伝えていってくれる重要な役割を担っています。
演出家からは学べない、上級生から学んできた「男役としての芸」を、下級生に伝え、育成してくれるのも組子としての重要な仕事です。
特に黒燕尾の群舞では、その美しくて正確な手足の軌道・顔の向き・視線の落とし方は絶品。
その紫門ゆりやさんの姿から、「男役としての芸」を学んでいる下級生もいることです。
男役としての頂点を極めていると言っていいでしょう。
↓↓4. 紫門ゆりやの素顔 / 紫門ゆりやのこれから /まとめ
コメント