月組エリザベート2018観劇感想、愛希れいかの魅力満載!でもコメディ?

宝塚コラム

ヴィンディッシュ嬢の海乃美月は?

ヴィンディッシュ嬢とは、エリザベートが訪問した病院にいる心を病んだ娘です。

狂気の世界で自分こそがエリザベートであると信じているのですね。

その姿にエリザベートは、自分も狂気の世界で生きるほうがいっそ楽なのでは?と思います。

 

海乃美月(うみのみつき)さんのヴィンディッシュ嬢は、実に澄んだ心の持ち主なのだろうと思わせるものがありました。

目がキラキラして美しかった・・・。

ヴィンディッシュ嬢といえば、短い出番ではありますが、「エリザベート」の中では重要な登場人物であり難役。

それはわかっているのですが、海乃美月さんのヴィンディッシュ嬢はまだ狂気の世界までたどり着いてはいない、現実味を帯びていたところが残念(–;)

以前の○○さんはこうだった、あーだったと比較するのは好まないのですが、花組・仙名彩世位さん、宙組・星吹彩翔さんは、自分の殻をぶち破り、リアルに狂気の世界へ飛び込んでいるレベルを感じました。

 

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海乃美月さんの場合は、まだ美しさと気品のあるお嬢様の部分が感じられて(ビジュアルはそれでいいのですが)エリザベートが「私があなたと代わりたい」と心底思う域に達していない。

・・・って辛口すぎるでしょうか?

 

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皇太后ゾフィーを演じる、憧花ゆりの

もともとコミカルな持ち味のある憧花ゆりのさん。

堂々と貫禄たっぷりの皇太后ゾフィーではなく、憎ったらしい姑皇后をコミカルに演じていらっしゃいました。

これがいいのか、悪いのか?

すみれ子は「???」と思いましたが、わかりません(汗)。

お化粧ひとつとっても、眉は笑ってしまうレベルでオーバに高い山形。

明らかに誇張したメイクです。

(ちなみにフィナーレではごく普通の眉に書き直していらっしゃいました)

皇后ゾフィーと臣下達が登場するシーンは、若干ユーモアがあり、重厚な作品の中で一息つけるような感覚あっていいのですが、ここまでコミカルにぶっとんだ感は少しとまどってしまいました。

それでも役者としての憧花ゆりのさん、月組組長としての憧花ゆりのさんは、さすが!であり、『エリザベート』での退団が惜しまれます。

 

↓↓6.その他の月組生の『エリザベート』での活躍は?

コメント

  1. うみひこ より:

    すみれ子さん
    月組エリザベートを観られたんですか。羨ましい。私は昨日日曜の朝10時からの東京の一般前売にトライしようと15分前にサイトにアクセスしたら、アクセス集中で行き着かずそのまま。結局オール売り切れ。東京は激戦すぎです。もう今回は諦めてライブビューイングにします。(それも取れるかどうか)
    幸運にも、新人公演だけはチケットあるんですけどね。

    私は実際の舞台のエリザベートを観たのは前回の宙組だけです。あら筋も知らず予習ゼロで朝5時並びの当日券観劇だったのですが、なんとも魅せられました。特にシシィ=実咲さんのお歌と演技に。体に電気が走ったような感覚でした。その後、早朝5時並びを2回してライブビューイングも観ました。登場人物の感情が伝わる芝居だったと思います。また純矢さんゾフィー、伶美さんマダム・ヴォルフがキャラ立ちしていたのが印象的。(ゾフィーはマジ怖いし、マダム・ヴォルフはエロい。)真風さんフランツのちょっと頼りない感じや、星風さん子ルドルフの不安定な感じも良かったです。

    その後、明日海さん主演の花組公演を映像で観ましたが、部分的にはいいね!と思うところはあったものの(シュヴァルツェンベルクやヴィンデッシュ嬢)、全体でいうと私も宙組公演の方が好みです。
    自分の中での比較・納得感のためにも、月組エリザベートは観たかったんですけどね。
    ああ、ムラに近い人はいいなー!

    • すみれ子 より:

      うみひこさん

      いつもコメントをありがとうございました。
      東京はムラ以上に、毎回の公演がチケット難なことを耳にしていますので、大劇場でもこの状況では通常より数倍のチケット
      難なのでしょうね。
      その中でもとーーーーっても競争率が高い新人公演チケットをお持ちというのは、すごいことだと思います。
      東京宝塚劇場は約2,000席。2,000人しか観られないのですから。
      なかには本公演よりレベルが高い、という声も聞かれた新人公演。お楽しみくださいね。

      さて・・・
      宙組『エリザベート』に電気が走った感覚をお持ちになられたのですね。
      私も宙組の『エリザ』は一人ひとりの生徒さんももちろんながら、トータルで調和のとれた質の高い作品になっていた
      と思います。
      実咲凜音さんは知性と教養あるエリザ像、しかも歌えて芝居もできて素晴らしかったです。もちろん、まぁ様トートも
      新鮮でした!

      同じ役でも持ち味の違う、愛希れいかさんが演じたら?ということは月組版では興味津津でしたが、明らかに違います。
      良い意味で!
      それを観られたことは嬉しいのですが、個人的には宙組版が全員で作り上げたバランスの良さを感じて好きでした(好みの問題?)

      ムラも10年ぐらい前はトップさんの退団公演でもフラッと当日券で観られました(汗)。
      今は大作でなくても難しいです。ってことは、劇団稼働率がいいのだから喜ぶべきことなのでしょうが、ファンは大変になってますよ(^^)

      新人公演をご覧になったら、またうみひこさんの感想も教えてくださいね(^^)
      お待ちしております。

  2. ちはるCLUB より:

    『エリザベート』まだチケットが取れてません。ファンクラブにお願いしてありますが、心細いものです。一般発売で買えたライブビューイングのチケットが何とか買えました。なぜ、売れ残ってるんだ?と思ったら月曜だったんですね。

    今回のキャスティングの違和感は紛れもなく「大人の事情」だと思います。
    ルキーニとフランツが逆ならばと美弥ファン以外の方も思っている筈。

    『歌劇』の対談で「ファンの方は美弥のルキーニが観たかった方も多いと思いますが、それについてどう思いますか?」と小池先生に訊かれ「フランツは私のイメージではないが〜挑戦」と「ルキーニじゃないこと」では無く「フランツを演じること」におきかえて美弥さんは答えています。

    『信長』の時の秀吉のようなものルキーニが観たかったと思います。2番手だし。

    風間さん、容姿は特に〜ですが演技に華があり、存在感がありますね。
    蘭世さん…、新人公演ではマダムヴォルフですよね?

    私は明日海、朝夏、東宝で井上芳雄、テレビで瀬名トートを観ました。
    この中では明日海トートが好きです。ルキーニは望海さん、フランツは北翔さんが好き。
    エリザベートは花総まりさんも観ましたが、誰もピンと来ません。今回、観劇出来て「ちゃぴが1番」になるでしょうか。

    ヴォルフの白雪さん、誰もが想定内ですね。妹さん、娘役かと思ったら男役の様ですね。途中で転向しそうなお姉さん似ですね。

    • すみれ子 より:

      ちはるCLUBさん

      いつもコメントをありがとうございます。
      キャスティングはもう大人の事情というのは、宝塚だけでなくつきものか・・・と思っていますが、逆に宝塚にはピラミッドシステムがある限り、
      キャスティングに制約もでるのだろうと思っています。

      星組で再演された「スカーレット・ピンパーネル」もそうですね、三番手さんに活躍の場がないのは????ってことで、ロベスピエールが格上げ
      とか。

      私は月組エリザはキャスティングの問題というより、トータルに観た時の作品の調和に違和感がありました。
      抜粋すると良い場面もあったのですが・・・、自分でもなぜかはわかりません。
      でも、一つ言えることは愛希れいかさんの魅力が光っていた、それだけですね。

      ちはるCLUBさんも観劇の機会がありますように!
      またご感想をお待ちしております。

      ありがとうございました。

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