鳳月杏の月組への組替えの訳は?
鳳月杏の月組でのポジションはどうなるのか?
花組時代の鳳月杏さん。
2016年花組公演『金色の砂漠』を観劇した時に、ヒロインの父役を演じる鳳月杏さんに「芝居が光っている」と思いました。
それ以降も鳳月杏さんの芝居から目が離せなかった・・・。
近作では『CASANOVA』の女役・コンデュルメル夫人は怪しく妖艶で、いやーーーー「ちなつ(鳳月)って単なるスターじゃない」とも思いました。
↓↓妖艶なコンデュルメル夫人
(出典:https://www.instagram.com/)
その鳳月杏が古巣である月組に返り咲く。
やはりこれには大きな意味であるでしょう。
「95期でトップスターを揃えたい」と本気で劇団が考えているとすると、月組で95期生としてスポットを浴びている月城かなとさんをトップ育成期間に支えるため?
ではポジションは二番手? それとも三番手?
いやはや花組でいえば瀬戸かずや(せとかずや)さん的な別格のスター?
美弥るりかさんが抜けた後、上級生スターとしてやるべき仕事はたくさんあるはずだけに、鳳月杏さんのポジションは読めない・・・(汗)。
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暁千星・風間柚乃、期待の若手スター達はどうなるか?
月組には97期主席入学で下級生時代から実力で注目された若手スター・暁千星さん。
女優の故・夏目雅子さんの姪として音楽学校時代から注目された100期生・風間柚乃(かざまゆの)さん。
あっ、もちろん風間柚乃さんは華あり、実力ありでその点でも大物です。
こういった若いスターも着実に育っています。
しかし男役10年と言われる世界で、まだまだ未熟な部分も多い。
一気に番手のついたスターポジションにあげるより、大切に丁寧に育ててほしいスターさんだと思います。
他にも
- 96期生の夢奈瑠音(ゆめなるね)さん
- 97期生の蓮 つかさ(れん つかさ)さん
など新人公演で主演を経験した若手男役を育成していってほしいかなぁ。
若手達が育っていくためのキーパーソンがひょっとしたら鳳月杏さんなのではないか?と勝手に考えたりしています。
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105周年宝塚での月組はどうなるのか
105周年という節目で月組自体はトップスター交代はなかったものの、超人気スターであった美弥るりかさんの二番手ポジションでの退団はやはり大きなニュースかもしれませんね。
それを含めて月組もまた、次の時代への準備は(たとえば105期生でトップを揃えるとか・・・)そっと進んでいるように感じられます。
まずは月城かなとさんがケガを乗り越えて舞台復帰がいつころになるのか。
これが一つの鍵になるかもしれません。
(補足としてちょっと書いておきますが、あくまでこれは月組という組織をどう考えるかというお話です。月城さんのケガも月組という組織の中でどう影響するかということ、個人的にはしっかりとケアして1日も早く舞台復帰されることを心より祈っています)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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