星組・ANOTHER WORLD/Killer Rouge観劇感想&千秋楽、退団者の涙

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アドリブ弾けた『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』大千秋楽

それではここからは東京宝塚劇場での千秋楽、いわゆる大千秋楽の様子を。

『ANOTHER WORLD』の様子

 

 

 

 

 

 

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今回のお芝居『ANOTHER WORLD』はコテコテのコメディー作品のため、毎日いろいろなアドリブが披露されてきました。

しかしさすがに千秋楽。いつもより増し増しでアドリブ祭りだったようです!

アドリブに強い紅さんらしく、台詞を間違えるというアクシデントも爆笑のアドリブに瞬時に変えてしまった様子。

さすがです!!

 

『ANOTHER WORLD』ではかなりオイシイ役だった瀬央ゆりあ(せおゆりあ)さんも千秋楽ではさらにスパーク。

紅さんに続いて、アドリブに強い姿を印象付けました。

 

『Killer Rouge』の様子

 

 

 

 

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大爆笑の『ANOTHER WORLD』とうってかわって、『Killer Rouge』では退団者にスポットが当たることが多く、涙涙だったようです。

 

ショーがフィナーレ近くになると、退団者は千秋楽だけ胸にコサージュを付けます。

それを見ただけでも、

「もうこのタカラジェンヌさんをこの舞台で観ることは二度とできない…(泣)」

という実感がぐわっと押し寄せてきて、会場中からすすり泣きが聞こえてきます。

 

特に、見送る側の生徒さんからしてれば、嬉しいことも苦しいことも一緒に経験してきた戦友のような存在の同志が明日からいなくなってしまう。。

その寂しさがたまらくなってしまい、踊りながら泣いている姿を見てファンもまた泣く、というループ。

ギラギラの明るいショーであることがなおさら寂しさを際立たせていたような気がします。

 

↓↓8.やはり退団者の挨拶にグッときた『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』大楽

コメント

  1. シルバー蝶 より:

    ノル香様
    B席の長所は、作品に集中できること…なるほど~。前方でも席によっては1点集中で全体が見えないことはよくありますものね。
    ’それでもソラカズキ氏あたりはオペラ越しに攻めてくる…’
    すごいです、攻められた~い

    ’演出家や作品によって観る観ないを決める’ わかります。
    贔屓の演出家さんだと期待しますよね。私は、上田久美子先生のお芝居一押しです。

    基本はどの組も見る派で、初日大好き、自分なりの所見を感じたいと思っています。勿論プログラム買う派ですがノル香様ほど熟読していなくて(買った段階でパラパラ見、一応満足?)、まだまだ未熟者です。
    中ほどでちらちら観劇し、最終、東京千穐楽をライブで見る、というパターンが多い昨今です。
    ライブは、ゆったり座席で大写しで見れるのがよいですね。ただ、ここを映してほしいという場面が抜けていたり、個人の好みに合わせてもらえないところがあるのは仕方ないかなあ…。
    これからも、楽しい記事、よろしくお願いします。

    • すみれ子 より:

      シルバー蝶さん

      B席の楽しみ・・・ってありますね。
      これは負け惜しみでなくSSセンターとかでなく、「やったー、リーズナブルでこの楽しさ!」みたいに思います。
      (実は『WSS』を梅芸の三階てっぺんで観劇した時にも思いました)

      最近、私もライブビューはマメに観ています。
      こちらもSSセンターにもまして、舞台上の皆さんの小さな表情の変化から衣装の作りの見事さまで、舞台観劇とは違った面白さが見えますね。

    • 路線 ノル香 より:

      @シルバー蝶さま

      メッセージ、ありがとうございます!ノル香です。
      シルバー蝶さんもヅカファン第2シーズン突入ということで、第1シーズンとは少し違ったスタンスになっている自分を感じるとき、ないですか?

      第1シーズンは自分も若かったので、ジェンヌさんたちを「憧れの女性」という目で見ていた部分がありましたが、第2シーズンの今はスターさんはみんな年下ゆえ、「可愛い」という愛で方が増えました(*^^*)
      観劇の楽しみ方も、第1シーズンは「釣られに行く」という鼻息荒い感覚が強かったのですが、今は「作品の味を噛み締める」「組のカラーを堪能する」という静かな姿勢になったように感じます。ゆえの、B席でも充分楽しい!という感覚なのだろうと思いますね~。

      こうして、宝塚を好きになった時期によっていろんな角度からいろんな楽しみができるのも、ヅカ沼の深い所以ですよね。

      ウエクミ先生が大好きなのも、ライビュでのもどかしさも、もうシルバー蝶さんの仰ることすべてに共感です!プログラムだってノル香も割とササっとパラパラっと見る程度ですよ(;^ω^)
      「おとめ」は仕事柄、熟読することが多いんですけどね。

      ノル香ならではの視点を保ちながら、皆さんに楽しんでいただける記事を書いていきますので、末永くよろしくです!!

      ノル香

  2. うみひこ より:

    ノル香さん
    観劇レポって、前から10列目くらいまでに座った人が書けるものだと思ってました。B席観劇で詳細レポ書けるってすごくないですか??そもそも誰が誰だか判別つかないし、誰かをオペラグラスで追ってたら他が見えないし。自分は、あのメイドカフェの女の子は有紗瞳さんだったのかー、と後から公式webで確認し納得する始末です。。。

    その昔1789を東京で立ち見で観た時に、横にいた人(年配の女性)と幕間にくっちゃべっていたのですが、彼女曰く、
    「あたしはパッと見ただけで誰か分かっちゃうから、パンフは買わないのよねー。」
    「なんせ寿美花代の現役時代から観てるからね。」
    スゲーなこのオバ・・と驚愕した覚えがありますが、ノル香さんはそんな領域でしょうか??

    • 路線 ノル香 より:

      うみひこさま

      いつもコメントありがとうございます!!
      いえいえいえいえノル香はそんな『プロフェッショナル仕事の流儀-歌劇見守り人-』に出られるような領域には達しておりませぬ(;^ω^)
      その歌劇見守りプロさんは、寿美さん時代からの…ということならそれなりのご年齢だと思いますが、むしろそのお歳で若いジェンヌさんの見分けがつくことが本当に素晴らしいですね!
      多分最後に「-プロフェッショナルとは?」と訊かれて我々が想像もできないような異次元の名言を発せられるのでしょう。「登山家、ですかね」的な。
      私もそのようなヅカファンに成長していきたいものです。

      ノル香はB席からオペラで確認すればまぁなんとかお顔は判別できるので、その一瞬の確認作業だけ済ませて普通に肉眼で最後まで見る感じです。
      で、その答え合わせを幕間に公式サイトで確認する…そんな感じですかね。

      B席の長所は、客席降りがあろうとも釣りターゲットになることがないので作品に集中できることでしょうか。
      それでもソラカズキ氏あたりはオペラ越しに攻めてくることがありますが…
      恐ろしい子です。

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