すみれコードを守ってファン生活を楽しもう
時代と共に変化する、すみれコード
ここまで紹介したすみれコードはきっと基本中の基本であり、今も昔も変わらないものと思います。
しかし、過去には解禁になったすみれコードも。
以前はタカラジェンヌさんが飲食する姿をファンに見せることもすみれコード的にNGでした。
「スカイステージ」の中ではお料理コーナーや「かんぱーい!」というシーンなどもありますが、以前は実際に食べたり飲んだりする様子は放送しませんでした。
フェアリーは霞を食べて生きている、から?(;^ω^)
それが、いつの頃からか解禁に。
今では、美味しそうにごはんやお菓子を頬張るタカラジェンヌさんが見られますね。
このように、時代の流れと共にすみれコードの内容も少しずつ変わっていくようですよ。
「すみれコード」というルールブックは存在しない!
例えばテレビ放送における「放送コード」は、日本の憲法の中にある「放送法」という名のもとに明確なルールがしっかり定められています。
しかし、実はすみれコードには、そのような目に見えるルールブックのようなものは存在しません。
あくまでタカラジェンヌやファンの間での「共通認識」です。
わたくし、ノル香もヅカファンになっていつの間にやらすみれコードの内容を知っていた…という感じです。
誰かに「これとこれがすみれコードね」と教わるわけでもないのに、不思議ですよね。
もしかしたらタカラジェンヌには音楽学校でそういう授業があるのでしょうか?
ルールはみんなで守ればもっと楽しい!
宝塚は、本当に独特な世界観。
男役さんはプライベートでも女性っぽい服装をしないなど、本当にたくさんの独自文化が存在します。
男役がスカートを履かない、というのも絶対的な決まりがある訳ではないようなので(OGさんのTV発言)、これもすみれコードと言っていいのかもしれません。
役柄上でカップルになるタカラジェンヌさん同士でバレンタインにチョコを渡したり、お芝居で使ってほしいと結婚指輪をプレゼントしたり。
劇団やタカラジェンヌさんたちが決めた設定やルールにファンも一緒に乗っかることこそが、宝塚をより楽しむコツではないかな、とノル香は思います。
すみれコードもそのひとつではないでしょうか。
ミッキーの中に人が入っていると知っていても、誰もディズニーランドでそんなことを指摘する人はいません。
「タカラジェンヌは、妖精」
その設定を本気で信じて妖精さん達を心から愛でることにより、もっともっと宝塚が大好きになるはずです。
「NG!」というネガティブな意味ではなく、むしろ、そこまで見通して「すみれコード」なるものを考えてくださった宝塚歌劇団は本当にスゴイ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント
イメージを大切にする宝塚歌劇団にとってはすみれコードは大切ですよ。
私達ふぁんもその精神を大切に節度ある姿勢を持ちたいものですね。
ブログに年齢や本名を載せるなどもっての他。
苦々しく思っています。
アジサイさん
ご訪問とコメントをありがとうございます。
おっしゃる通りブログに年齢や本名を載せることをもってのほかと苦々しく思われることは十分に承知しています。
しかし現実的に知りたいなぁ・・・というニーズもあることから、すみれコード的にはNGではありますが、当サイトでは掲載しております。